2008年12月14日 December Lights
2008年 12月 14日
Pentax K200D Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZK ISO800、Av優先、-0.3EV、AWB、F1.4, 1/320
前回に引き続き、Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZKによる絞り開放の写真です。
いやあ、はまったなあ、この開放の描写には。^^
デイライトで絞り開放で撮ると、ひたぶるにノスタルジックな柔らかい描写ですが、夜にイルミネーションをバックに撮ると、同じ絞り開放でも、また違ったイメージの写真になります。
上記のように、大きくて鮮やかなモダンな玉ボケが撮れます。
このレンズ、F2まで絞ると、違和感のない描写のレンズです。
左はF2で上記と同じクリスマス・イルミネーションを背景にったものですが、ごくオーソドックスな玉ボケ写真になります。
ただし、絞り羽は今流行の円形絞りではないので、真円ではなく9角形の玉ボケになります。
絞りを開放にすると、人格が一変するレンズっておもしろいですね。あ、レンズだからレンズ格なのか。^^;
それまでのかっちりとした描写が、いきなりソフトな描写になってしまいます。
いわば、ツンデレ系のレンズなんでしょうか。^^
果てしなく柔らかな日中の絞り開放、モダンな表情も見せる夜の絞り開放、ボケとシャープネスの共存したF2からF4、バリバリシャープなF4以上・・・。
三面性どころか、四面性ぐらいある多重人格レンズかもしれません。^^
名古屋市千種区星が丘元町 星が丘テラスにて
Pentax K200D
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZK