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2009年4月25日 April Twilight
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ずいぶん日が長くなってきました。午後6時半を過ぎても、まだ薄暮が残っています。
オウマガトキ(逢魔ヶ時)と呼ばれるこの時間帯の雰囲気、大好きです。

女子カメラ御用達フィルムと言われているソラリス800で撮ってみました。
トイカメラ系の味わいと言うことなんですが、同じ暖色系でもコダックのフィルムとは異なる不思議な雰囲気の色合いですね。

なお、600x900サイズの画をFlickrに置いてあります。


b0134829_0185185.jpgなお、この写真は、先日入手したPentax P30Tで撮影しました。

Kマウントのフィルム・カメラ、MXとMZ-3と2台持っていますが、どちらも問題ありです。

MXの方は露出計が半分死んでます。
LED表示の露出計なんですが、一段以上オーバー・アンダーを示す赤LEDが上端・下端に常時点灯しています。

適正露出は緑LED、半段オーバー・アンダーはオレンジ色LEDで緑LEDの上下に表示されるのですが、これらは非常にしばしば、全く点灯しなくなります。

しょうがないので、MXで撮るときは、時々見えるLEDで大体の露出を頭に入れておき、調子が悪くなると、「さっきよりちょっと明るいから一段落とそう・・・」とか、「曇ってきたなあ、一段あけよう・・・」とか、体感でやるわけです。
まあ、135判ではネガ・フィルムしか使いませんから、そのラチチュードを考えれば、ほとんどこれでも問題ないんですけどね。

MZ-3はものすごい電池食いという問題があります。
36枚撮りフィルムを3本ほど撮影すると、バッテリーがなくなります。

他の人に聞くと、「MZ-3、電池なんていつ入れたか覚えがない・・・」というぐらい長持ちするらしいんですが、私のMZ-3はどこぞで、暗電流でも垂れ流しになってるんでしょうか・・・

まあ、充電式のCR2使ってますから、使う前に充電しておけば良いだけなんですけど、結構それが面倒なんです。

そんなわけで、「あてになる露出計を持っていて、電池を食わないMF・手巻き」のKマウント・モデルをずっと探していました。


b0134829_1271332.jpgしかも私は、シャッター・ダイヤルが付いていないモデルは、生理的に受け付けません。ボタン、やなんです。

ME SuperとかSuper Aはシャッター・スピードをボタンで変更するタイプなので、電源を入れてみないと現在のシャッタースピードがわからない・・・フラストレーションがたまってしまいます。

だから、私の所有しているフィルム・カメラ、MX、MZ-3、Bessaflex、ばけぺん・・・これらは全て軍艦部にシャッター・ダイヤルがあります。

こう書いてくると、「ははあ、LXを買うための言い訳をしてるのか・・・」と思うかもしれません。
ところがぎっちょん、LXに逝きたくとも先立つものに縁ががない・・・結局、P30Tというモデルに行き着きました。

Pentax P30T、長年のペンタックス・ファンでも知らない人が多い、とてもレアなモデルです。一眼レフがAF化され始めた頃に発売された、ペンタックス最後のMF専用カメラです。

「安っぽくて悪かったよなあ、けっ、どうせおいらはプラスチック丸出しだかんなっ。」という開き直った外観は、高級感など全く感じさせません。
金属製カメラ、例えばPentax LXなどが発散する「所有するヨロコビ」とは、何万年光年もへだったところにある実用一点張りのカメラです。

ところが実際に使ってみると、これが実に使いやすい・・・
シャッター・スピードをAに合わせておけば絞り優先AEで使えます。また、Aマークが絞り環にあるレンズなら、絞りとシャッター・スピードの両方をAに合わせておけば、プログラムAEとして使えます。MZ-3と同じですね。

さらに、このシャッター・スピード・ダイヤルが出色のできです。
Aからストロボ・シンクロの1/100秒まで、右手人差し指だけで調節できます。MXのようなタイプだと親指と人差し指を使う必要がありますが、P30Tのシャッター・ダイヤルは、右手人差し指だけでクルクルと回せます。これが実に快適です。
ファインダー内も、適正シャッター・スピードが常に点滅しているので、そこからどれだけアンダー・オーバーかが一目で確認でき、私のように、「絞り優先のマニュアル露出」で使う人間には最適なインターフェースです。

また、絞込みボタンもペンタックス伝統の右手人差し指の位置にありますし、左手親指の位置には、メモリー・ロックまで付いています。
また、DXコードに対応しているのでフィルムの感度設定も自動です。

またしゃらくさいことに「イージーローディング機構」を採用しており、規定位置までフィルムを引き出しそのまま裏蓋を閉じ、そのままレバーにて巻き上げ操作を行うことによってスプールにフィルムが巻き取られるようになっています。
ワインダー付きのMZ-3は、当然このイージー・ローディングですが、手動巻上げのカメラでイージー・ローディングとは珍しいです。

早速、カール・ツァイス・プラナー50mmを付け、ソラリス800を入れて試写してみましたが、露出もフィルム給装も全く問題はありませんでした。

このPentax P30T、Pentax-A Zoom 28-80mm/F3.5-4.5というズーム・レンズ付きで3,100円で落札・・・
かなりお買い得だったのではないでしょうか。


愛知県豊田市宮口町にて
Pentax P30T (1枚目)
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZK
Ferrania Solaris 800
Scanned by Epson GT-X770

Pentax K200D
Tamron SP AF 90mm/F2.8 Macro (2枚目~3枚目)
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by blackfacesheep | 2009-04-25 01:53 | Lights & Shadows
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