2009年12月2日 紅葉の伴華楼と聴松閣
2009年 12月 02日
覚王山にある揚輝荘、北庭園にある伴華楼の紅葉です。
伴華楼(ばんがろう)は、英語の"bungalow"から名づけられたそうで、設計は辰野金吾の弟子であり、名古屋の近代建築の多くを設計した鈴木禎次です。
今年の晩夏にモノクロフィルムで撮ったとき、「これは11月下旬には凄い色になるだろな~」と思っていました。
11月下旬に訪れてみたら、まさしくその通り・・・本当に見事な紅葉になっていました。
普段から、この伴華楼のある北庭園は見学が可能なのですが、南庭園は一般公開されておらず、往復はがきで見学希望日を申し込んで許可を得る必要があります。
でも、11月29日にオフ会&撮影会で訪れたときは、たまたま、「紅葉を楽しむ会2009」が開催されており、南庭園にも入ることができました。
下は、その南庭園にある聴松閣の紅葉です。
この建物は、1937年(昭和12年)に建てられたもので、ハーフ・ティンバーの山荘風の意匠がユニークです。
往復はがきで申し込めば、ガイド付きで内部を見ることもできるそうなので、将来ぜひ申し込んでみたいものです。
名古屋市千種区法王町2丁目 揚輝荘にて
Pentax K200D
Pentax FA31mm/F1.8 AL Limited