2010年7月21日 アムステルダムの新教会
2010年 07月 21日
アムステルダムの中心街、ダム広場に立つ新教会(Nieuwe Kerk)です。
新教会と言っても、従来からあった旧教会に比べて新しいというだけで、15世紀に建てられた古い歴史があります。
ただし、何回も火災にあったり修復を受けたりしてきているので、本来はゴシックの意匠で建築されたのに今ではネオ・ゴシックのイメージのほうが強くなってしまっていますね。
今では教会としてのミサはほとんど行われず、オランダ王室の即位式や結婚式などの儀式の際にのみ、教会としての機能を果たしているようです。
普段は何をしているかと言うと・・・各種展示会やコンサートにも使われているみたいですね。
もちろん、一般の観光客にも開放され、オランダが覇権国家であった16世紀頃の栄光をしのばせる素晴らしいインテリアを楽しむことができます。
右にあるキンキラとした装飾にバッテンが3個並んだ意匠がありますが、これがアムステルダム市の紋章です。
アムステルダム市内を歩いていると、この「バッテン3個」には本当によくお目にかかります。
ちょうど、名古屋市内を歩いていると「マルハチ」をたくさんみかけるのと同じことなんでしょう。^^
この教会には、古いステンドグラスは残っていません。
中世のものはほとんど壊れてしまったのでしょうか・・・
ほとんどが19世紀末から現代になってから製作されたステンドグラスに見えました。
オランダ・アムステルダム 新教会(Nieuwe Kerk)にて
Pentax K200D
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)
Tamron AF 70-300mm/F4-5.6 (Model A17 4枚目、5枚目、7枚目)