2010年10月4日 ゴーダ・チーズの故郷へ
2010年 10月 04日
アムゼルさんも久しぶりにオランダにやってきたので、オランダらしいものを食べたいということになり、ご覧のように二人ともオランダ名物のクロケットを注文しました。
このオランダのクロケット、日本のコロッケの原型なんだそうです。
芋の含有量はそれほどでもなく、クリームコロッケに近いんですが、それとも微妙に違う・・・やっぱりオランダ独自の食品でしたね。
食後、これからどこに行こうかとアムゼルさんとディスカッション・・・
アムゼルさん、「さて、ベルギーのブルージュにでも行きましょうか~」などと提案するんですよね、200km以上あるというのに・・・^^;
欧州の方々の距離感覚って、日本人のそれとはまるで違います。
200kmなら2時間以内で行けるので、さほど遠くないってことらしい・・・
さすが自動車専用道路の発達した欧州ならではの発想ですね~。^^
さすがにそれはちと遠すぎる・・・ということになり、手近なところでGoudaの街に行こうということになりました。
Gouda、日本ではゴーダと呼ばれていますが、オランダでの発音は最初のGが喉から搾り出すような発音で、「ハウダ」としか聞こえません・・・^^;
アムゼルさんの愛車に便乗させてもらい、一路Goudaを目指します。
高速道路上は実にスムーズでしたが、下道へ降りてから苦労しました・・・「こっちがGouda市内」って標識がほとんどありません・・・
迷いに迷って、ようやく中心部に到着しました。
車を駐車場に置いて、旧市街に入ってくるとこんなディスプレイが目に付きました。
さすがゴーダ・チーズの故郷、商店街の照明もゴーダ・チーズの形をしてるんですね~♪
また、チーズの専門店もそこら中にありました。残念ながらこの日は日曜日だったので、営業はしていませんでした。
運河の中にも、さりげなくゴーダ・チーズのオブジェがディスプレイされていました。
旧市街の中心部に近づくにつれて、楽しい建築が増えてきます。
こちらは中世のステンドグラスで有名な聖ヤンス大教会です。
ドアがロックされており、中に入って見ることができず、とても残念・・・日曜日のため、ミサが朝から晩まで行われていたのでした。
Goudaの中心、マルクト広場に建つ市庁舎です。
この市庁舎のレリーフを見て、「1603年か、古いな~」と感心してしまいました。
でも、帰ってから調べてみたら、もっと古かった・・・
オランダで最古のゴシック様式の市庁舎で、15世紀中ごろの建築なんだそうです・・・道理でフォトジェニックなわけでした。^^
オランダ・ゴーダにて
Pentax K200D
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)