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2011年4月5日 隠れた名機、Pentax K200D
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私の愛機の一つ、Pentax K200Dです。
昨年10月にK-5を導入して以来、活躍のチャンスは減ってきましたが、いまだに現役の愛すべきカメラです。
なぜK200Dを撮っているかというと・・・今日は、このブログの開設三周年なんですね。

この3年間で上げたエントリは昨日までで1,117エントリ、その中でK200Dで撮ったエントリは847エントリ・・・
K200Dは、実にこのブログの3/4以上に貢献してくれたことになります。
馬車馬のように働いてくれたカメラの割には、被写体として撮ったことはほとんどない・・・あたりまえか、撮る専門ですから。^^;
でも、記念すべき日でもありますし、長年の感謝の意味をこめて、K-5でK200Dのポートレートを撮ってみることにしました。


b0134829_124668.jpgK200Dのデザイン、上の写真のように真正面から見ると、なで肩が印象的な優しげなラインです。

K-5のマッシブで男性的なデザインと比較すると、K200Dは女性的なたおやかなラインを持っており、歴代Pentaxのカメラの中でも一番エレガントなデザインじゃないでしょうか。

ほぼ同時に発売された上級機のK20Dに比べて、K200Dは簡単撮影を可能にしたエントリー機としてポジショニングされていました。
そのため、モード・ダイヤルには各種シーンモードが設定されています。

また操作体系もK20Dに比べるとよりシンプルになっており、前ダイヤルは省かれています。
AF-CとAF-Sの切り替えはメニューから行うようになっており、ダイレクトボタンはAFとMFの切り替えのみですね。

上品で優しいラインでデザインし、簡単撮影機能を盛り込んだK200D・・・このカメラのターゲットとしてビギナー、特にカメラ女子を想定していたのかもしれません。^^;

また左の写真でK200Dに装着してあるレンズは、Tamron Model A16ですね。
高級感はまったくありませんが、実に稼働率の高い優秀なレンズです。

広角17mm~中望遠50mmという一番美味しい焦点距離の3倍ズームで、全域でF2.8と明るく、描写も絞開放からシャープ、全域27cmまで寄れるし、なんと言っても圧倒的に安いです。
K200Dとコンビを組んだ回数は一番多く、K-5になってからも出番が一番多いレンズ、これからもおおいに活躍してくれることと思います。



b0134829_12461917.jpgさてK200D、その軟弱なポジショニングにもかかわらず、なかなか硬派なカメラでもあります。

ご覧のように、K200Dの右肩には、独立した液晶パネルが備えられています。
エントリー機では、背面液晶で代用されてしまうことが多いですが、これがあるのとないのでは結構使いやすさが違ったりします。

また、上級機のK20D同様、K200Dも「防塵・防滴構造」がおごられています。
各部がしっかりとシールされているせいか、K200Dのボディ剛性はとても高く、他社のエントリー機に比べると、持ったときの感触がまるで違います。
見た目はたおやかな美形なのに、実は筋肉隆々で骨太のガチムチだった・・・って感じでしょうか。^^;

ボディ内手ブレ補正、センサークリーニングなど実質的な装備もぬかりなく、K-xで省かれたスーパーインポーズも装備されており、写真を撮る機能に関してはなんの問題もありません。

また、専用リチウム電池ではなく乾電池仕様となっているのも、何気にポイントが高いです。
撮影しているときにバッテリーがダウンしても、コンビニで単三を4本買ってくれば撮影が続行できます。

ちなみに購入時に付属してきたのは、高性能なリチウム一次電池・・・充電は効きませんが、鬼のように長持ちする電池で、よくこんな高価なものを付属させるなあ、と思ったものです。

でも、充電の効かない一次電池はもったいないですから、私はエネループを2セット用意して交互に使っておりました。


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b0134829_1251882.jpgK200Dの撮像素子はソニー製のCCDです。
CCD機ならではのメリハリのある描写と鮮やかな発色、光量が十分ある環境ならいまだに十分コンペティティブです。

事実、センサーのRAWでの実力を示す"DxO Mark"をチェックしてみると、いまだに高い実力を示していて驚かされます。

とは言うものの、K200Dにはいっぱい欠点もあります。^^;
まず暗所性能がよくありません・・・ISO800まではなんとか耐えられますが、ISO1600はノイズが多すぎて見るに耐えません。

またAFもある程度光量があれば使い物になりますが、お世辞にも早いと言えるものではないし、暗所になるとより遅く不正確になってしまいます。
またCCD機ですから連射能力にも乏しいです。

また、同時代のエントリー機に普及しつつあったライブビュー機能も付いていません・・・これは想定ターゲットであるコンデジから移行するビギナーにとっては魅力が薄くなる要因になったのかもしれません。

これらのネガティブ要素とPentaxの宣伝不足により、K200Dはあまり売れなかったようです。

でも、K200Dを使っているユーザーの満足度は非常に高く、「隠れた名機」として賞賛されています。
エントリー機の癖に、実際にはハイアマチュア(廃アマチュアとも言う、要するにちょっと変人^^;)が使っているケースが多いらしいです。

つまり画質がよく、写真を撮るのに必要な機能が全て備わっていて、ギミックは省かれている廉価モデル・・・腕に覚えのあるユーザーにとっては実に頼もしいカメラなんであります。


何はともあれ3周年・・・
このヘタレなブログに、3年間で317,520人もの方々にご来訪いただき、感謝に耐えません。
飽きっぽい私が3年間も続けられるとは思っていなかったんですが、ここを見に来てくださる方々の暖かいコメントに励まされ、なんとか3周年までこぎつけました。

いままでにアップした写真は323.72MB、1年平均100MB強ですから、エキサイトのブログ許容量の1GBを考えると、あと7年間はこのブログを続けられそうです。

これからもなにとぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
Pentax K-5
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZK
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by blackfacesheep | 2011-04-05 14:49 | Hardware
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