2011年7月2日 紺碧の空に浮かぶ白い橋
2011年 07月 02日
「紺碧の・・・」というタイトルの癖にモノクロームな写真ですみません。
でも・・・色が付いているよりモノトーンの方がより紺碧を感じてしまう時ってあるんですよね・・・俺だけかな、そういう変態な感覚って。^^;
豊田市を貫く矢作川にかかる豊田大橋、日本を代表するモダン建築家、黒川紀章氏のデザインです。
背景に見えるのも彼の作品、トヨタスタジアムです。
こういう雲ひとつない紺碧の空に浮かぶさまは実に美しいですね。
白い橋なので、まともな露出で撮っても全然面白くない・・・たいていこの橋を撮るときはどアンダーにしてしまいます。
あ、そこ、昔の映画の擬似夜景みたいなんて言わないよーに。^^;
遠くから見るととても優美な姿なんですが、近くで見ると結構複雑な造形が雄々しくて楽しい橋です。
真四角でモノクロ、こういう写真を撮るときはリコーGX200を使ってしまいます。
K-5のように滑らかなモノクロでは迫力が出ませんが、ノイズが多いGX200で撮ると実にフィルムっぽい雰囲気に写るような気がします。
今度、ワイコンを付けて真四角モノクロで撮ってみようかなあ・・・135判換算で19mmぐらいの画角になりますから、パチもんハッセルSWC風味で写るかもしれません。^^;
ところで、昨日、リコーがペンタックスをHOYAから買収すると言う発表がありましたね。
びっくりしましたが、実はこの組合せはなかなか素晴らしいんじゃないかな、と思っています。
私はメインがK-5でサブがGX200という組合せなんですが、絵の傾向はまるで違うのに、どちらのカメラにも共通する特徴があります。
それは撮影していて気持ちがいい、ということ・・・
つまり撮影者の意図を反映するためのセッティングが細かく追い込めてユーザーインターフェースが使いやすいという特徴です。
リコーもペンタックスも、昔からユニークなカメラをたくさん開発してきた会社で、アマチュアフォトグラファーの心理がよくわかっている会社のように思います。
またプロユースでも、ペンタックス67や645、そしてリコーGRシリーズなど、よそにはない一芸に秀でた優れたカメラを出してきたという共通点もあるような気がします。
リコーとペンタックスのマリアージュで、色々妄想が膨らんできて胸が熱くなります。
KマウントでGRブランドの優秀な広角レンズが出ないかな、とか和製ズミクロンと呼ばれたXR Rikenon 50mm/F2をAF化して出さないかなとか・・・^^
また、GX200の欠点である高感度画質をペンタックスの技術で改良し、GX300を出してもらうとか・・・
あはは~♪
愛知県豊田市 豊田大橋にて
Ricoh GX200