2011年11月3日 ドイツ最古の大聖堂
2011年 11月 03日
トリーアのマルクト広場の奥には、印象的なロマネスク様式の大聖堂が建っています。
このトリーア大聖堂は別名聖ペテロ大聖堂とも言い、ドイツ最古の大聖堂として、ユネスコの世界遺産の指定を受けています。
最初にこの地に教会が建てられたのは、ローマ人たちが治世を行っていた4世紀のことなんだとか・・・
以来、1700年近くにわたって各時代に改修が行われてきたようで、このヴォールトはゴシックからロココっぽい雰囲気になっていますね。^^;
こちらのオルガンも壮麗で見事なものですが、古さはあまり感じさせません。
彫刻は中世からルネッサンスの頃の雰囲気でしょうか・・・複雑な造形が見事でした。
人物の造形は、ルネッサンス以降になると写実的になってきます。
こちらの装飾はバロックのようでもあり中世的でもあり、無知な私の理解を超えてます・・・でも、フォトジェニックなのは間違いないです。^^v
こちらの聖母子像は、その古拙な雰囲気がいかにも中世っぽいですね~♪
地下のクリプトです。光りの雰囲気は素敵だったんですがめちゃんこ暗かったです・・・ISO1600でF5.0、SSは1/15秒でしたねえ。^^;
祭壇の献灯です。ドイツの大聖堂では、どこに行ってもこの献灯がたくさんおさめられていました。
ドイツ人って合理的な国民性だと思い込んでましたが、意外に信仰心の篤い方も多いようですね。^^
Trier Dom, Germany
Pentax K-5
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)