2012年6月7日 麦畑の中の英国庭園
2012年 06月 07日
トレリスを登る蔓薔薇・・・英国庭園ならではの風景ですね。
刈谷の「フローラルガーデンよさみ」に、イングリッシュガーデンができたとのニュースを耳にしましたので、ちょっと寄って来ました。
ただ、暖かな西三河ではすでに薔薇の季節は終わりでして、なかなか綺麗な薔薇は少なくなっていましたね。
このガーデン、英国コッツウォルズ地方特産のハニーストーンを使用したドライストーンウォールがあり、なかなか本格的なんであります。
まだできたばかりなので花も木もまだ少なめ、ドライストーンもあたらし目なので、あまり英国庭園風には見えないかも。^^;
Pen mini E-PM1の色合いを"Vivid"にして撮りましたが、Pentax K-5にも似た感じ・・・「鮮やか」と「ナチュラル」の中間でしょうか。
オリンパスとペンタックスを持ち替えて使っても違和感をあまり感じないのは、この発色傾向の類似性かもしれません。
20mm/F1.7の単焦点で撮りましたが、このレンズを絞開放で使いたかったので、C-PLフィルター装着です。
C-PLは2段弱の減光ですし、E-PM1の最低感度はISO200なので、F1.7開放だとやや露出オーバー目です・・・やはりND8が必要かな。
このガーデン、素性は良いので、やがてはコッツウォルズのヒドコート・マナーや、ケルムスコット・マナーみたいな庭園に・・・ならんか^^;
こちらは、このガーデンのティールームのエントランス部分です。
かつてこの場所に存在していた「依佐美送信所」をモチーフにして作られた建物ですね。
でもなあ・・・あのドイツ表現主義風のオリジナルの送信所の建物に比べると、いかにもパチモン臭くて気の毒です。^^;
なんであのオリジナルを取り壊してしまったんでしょう・・・刈谷市、もしくは愛知県は、買い上げて産業遺跡として保存するべきでした。
かつてはこの地に長波通信用の巨大なアンテナが8本建っていました。
地上高250メートルを越す空中線ですから、西三河のどこに居てもよく見ることができ、新幹線の車窓からもよく見えました。
今は、この25メートルに短縮された鉄塔が一本残るのみです・・・う~む、寂しいです。^^
鉄塔の周りには麦畑が広がっています・・・麦秋という言葉どおり、ちょうど実りの季節を迎えておりました。
三河は、昔から麦の名産地だったそうで、それで岡崎の釜揚げうどんや豊橋のうどん屋さんが名物になったらしいです。
5月下旬から6月初旬にかけて三河の地をドライブしていると、色づいた麦畑がやたらと目に付き、「初夏だな~♪」と実感するんであります。^^
愛知県刈谷市高須町石山2番地1 「フローラルガーデンよさみ」にて
Olympus Pen mini E-PM1
Lumix G 20mm/F1.7 ASPH with C-PL Filter