2012年6月12日 花の季節の高月院
2012年 06月 12日
豊田市の山奥には、まだ和の情緒を湛えた素敵な場所がたくさん残っています。
ここは徳川家のご先祖、松平家発祥の地と言われる松平郷・・・キンシバイが初夏の風情でしたね~♪
こちらはホタルブクロ・・・蛍の出る季節になると律儀に咲き始めますね。
6月といえば・・・やはり紫陽花なんであります♪
ここは紫陽花で有名な古刹、松平郷の高月院、上はその山門前に咲く紫陽花の群落です。
高月院は紅葉で有名ですが、この季節は新緑が清々しいですね。
この高月院、松平氏の菩提寺で、1602年には、徳川家康より100石下賜されるなど、江戸幕府の保護を受けたお寺でした。
徳川氏ゆかりのお寺ですから、三つ葉葵の紋所がそこらじゅうで見られました。
瓦の意匠にも、三つ葉葵です♪
松平郷は山の中ですから、いまだにつつじの季節が続行中でした。
この花はなんでしょう・・・秋の七草のフジバカマに似てますが、季節が違うよなあ・・・
高月院を出て、東照宮に向かう途中で見つけました。
5月の花というイメージの強いオオキンケイギク、まだ残っておりました。
松平郷、豊田の市街地から30分ほどの距離ですが、訪れる人もそんなに多くなく静かで落ち着いた場所です。
5月から6月にかけては、輪の情緒に満ちた花が咲き、味わい深いところですね♪
愛知県豊田市松松平町寒ヶ入44 高月院にて
Pentax K-5
Pentax FA31mm/F1.8 AL Limited