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2012年6月22日 闇に浮かぶカーマスコット
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漆黒の闇に浮かぶ鋭角的なカットの鶏さん・・・
これは1920年代、ベル・エポックの時代の自動車のボンネット先端に付けられたた装飾で、通称カーマスコットと呼ばれたものの一つです。
このアール・デコなデザインは、フランスのガラス工芸家、ルネ・ラリックの手によるものですね。

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こちらはアール・ヌーボーって感じですね。
ルネ・ラリックはモダンな直線を生かしたアール・デコのデザイナーと言われますが、実際には花鳥風月をテーマとしたアールヌーボー的な作品も多くデザインしていたように思います。
この艶かしい女体のカーマスコットは一般的なアール・ヌーボーとは違うんでしょうが、アルフォンス・ミュシャの描くサラ・ベルナール的雰囲気もあるような気がします。^^

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こちらはちょっと怖いようなカーマスコットですね~。^^;
実は、ここは先日訪問した長久手市のトヨタ博物館の中にある「ルネ・ラリック・カーマスコット展示室」なんであります。
ラリックがデザインしたカーマスコットは、1920年代後半を中心に全29種類32点あるんだそうです。
ここにはベル・エポークなビンテージ・カーもたくさんありますが、その時代のラリックのカーマスコットが全部揃っていることでも有名です♪

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こちらは旅人の神様と言われるセント・クリストファーのようです・・・自動車は旅行に使う乗り物ですから、ふさわしい聖人なんでしょね。
暗闇に浮かぶラリックのカーマスコット、とても綺麗でした。
透過光フェチの私にとっては、これだけでもトヨタ博物館を訪れた甲斐があるというものなんでありました♪

愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41-100 トヨタ博物館にて
Pentax K-5
Pentax FA43mm/F1.9 Limited
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by blackfacesheep | 2012-06-22 21:00 | Lights & Shadows
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