2012年8月17日 藁の文化
2012年 08月 17日
長久手市にある愛知県農業総合試験場の近くに行ったので、ついでに中の展示館にも寄ってきました。
ここには、かつて日本の農業で使われたさまざまな農機具が展示されております。
日本の農業と言えばなんと言っても稲作、かつてはその副産物である藁を使って、いろんな生活雑貨が作られていたようです。
こちらは、藁で作られた馬や牛の人形ですが、素朴な佇まいが良い雰囲気ですね。
お金さえあればいくらでも玩具は買える現代ですが、こういう手間のかかる玩具はなかなか手に入らなくなってしまいましたね。
こちらは蓑です・・・これも、もはや現役では使われない農機具でしょうか・・・
これは稲藁を材料にしてロープを編むための機械のようですね。
稲から主食のお米をとり、残った稲藁も粗末にせずに資源として再利用する・・・稲の文化、藁の文化ってすごいと思います。
日本人って、昔は究極のエコライフをしていたのかもしれません。
こちらが展示室の風景です・・・今では見られなくなった懐かしいものがたくさん展示してありましたね。
しかし、こういうものを見て何に使うかわからない人のほうが、いまや圧倒的マジョリティなんでしょうねえ・・・^^;
愛知県長久手市岩作三ケ峯1-1 愛知県農業総合試験場にて
Pentax K-5
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)