2012年9月24日 アジアに残るポルトガル風味
2012年 09月 24日
青空を背景にして建つ鮮やかな黄色の教会堂・・・ラテンの雰囲気に溢れていますね~♪
ここはポルトガルの植民地だったマカオで、英国の影響の強い香港の建築とは明らかに趣向が異なっているんであります。
香港からマカオへは、高速船で1時間と極めて近いために、今回の香港滞在中に日帰りで出かけてきました。
上はマカオでも最もポルトガルな雰囲気が残るセナド広場の奥に建つ聖ドミニコ教会なんであります。
この教会は、1587年にメキシコのドミニコ会の修道士によって創建されたんだそうです。
ごらんのようにバロック式の祭壇が見事なんであります・・・カトリックですから、そこには当然聖母子像が祀られておりました。
プロテスタント教会ではあまり見ることのないマリア像もそこら中にありましたねえ♪
教会の回廊もどことなくイベリア半島風なんであります・・・欧州と中近東がミックスされた雰囲気ですね。
教会の外は世界遺産となっているセナド広場で、この区画一帯にポルトガル風の建物が並んでおります。
アーケードのある通路、そしてタイルの敷き詰められた舗道・・・一瞬、ポルトガルにいるのかと思うほどなんであります。
でも、こういう漢字で書かれた説明文を見ると、「ああ、マカオにいるんだなあ・・・」と実感するのでありました。^^;
マカオ、聖ドミニコ教会およびセナド広場にて
Pentax K-5
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)