2012年9月26日 澳門的華洋折衷
2012年 09月 26日
イベリア半島的な明るい日差しが差し込むパテオと、コテコテに装飾された中国風味な雰囲気・・・
ここはマカオのセナド広場のすぐ近くにある「華洋折衷」の素敵な中国式邸宅、盧家屋敷なんであります。
この盧家屋敷は、マカオで銀行業などで財をなした盧華紹氏が1889年に建てた邸宅です。
基本的に伝統的な中国式の住居の体裁ではありますが、西洋様式や風水設計も取り入れた不思議な魅力に溢れた意匠が楽しいです。
この東洋と西洋の建築様式がミックスされた建築様式、マレーシアのペナン島で泊まった「チョン・ファッ・ツェー・マンション」を思い出しました。
これは華僑の先祖崇拝の特徴的な祭壇ですね。
なんとなくバリ島的なヒンズー風味を感じてしまうのはなぜでしょうか・・・^^;;;
亜熱帯のマカオですから、部屋と部屋の間仕切りには、通気性を重視した間仕切りが多用されておりましたね。
中華風な意匠で装飾された机なんであります・・・ついついディティールに凝ったものを撮りたくなってしまうなあ。^^;
このあたりの雰囲気は、中華とアールデコがミックスされたような不思議な雰囲気になっていたのでありました♪
澳門大堂巷7號、盧家屋敷(Casa de Lou Kau)にて
Pentax K-5
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)