2012年10月28日 秋空に聳える三層の山車
2012年 10月 28日
黒漆に螺鈿細工、そして金箔張りで装飾された龍・・・ジャパネスクな美しさに満ちていますね~♪
こちらの龍は、木目を生かした白木作り・・・こちらはこちらでシンプルな和の情緒にあふれております。^^
これらは、昨日10月27日土曜日の午前中に、犬山城前の広場に集合した山車の一部なのでありました。
秋の犬山祭りのイベントの一つ「南組山車揃え」として、6地区の山車が集合したんですね。
6台の山車は、豪華絢爛なものあり、質実剛健なものあり、それぞれ趣向が違い、いずれも見ごたえ十分でした。
犬山の山車は、最上部に搭載したからくり人形が凝っていることで有名です。
この犬山城前の広場に6台の山車では、それぞれに搭載されたからくり人形の妙技を披露してくれました♪
からくり人形の競演が終わった後、犬山城前の広場から、本町通を通って山車のパレードが始まりました。
二層構造の山車が多い愛知県において、犬山の山車はご覧のように三層構造になっているのがユニークです。
最上層にはからくり人形が搭載され、二層目はその操り方が搭乗し、一層目には笛や太鼓のお囃子部隊が搭乗します。
一層目でお囃子舞台を勤めるメンバーには、子供たちも入っております。
金糸銀糸で装飾された華麗なな着物を着せてもらって、一層目の最前列と最後列に座ってます・・・見栄えのすることこの上もありません♪
古い城下町の情緒が残る本町通りを通過する山車・・・犬山祭りらしい素敵な眺めなんであります。
この本町通、電信柱がないんですよね、ひょっとして山車が通行するためなんでしょうか。^^
それにしても犬山って、愛知県で一番観光資源に恵まれた町ですね・・・犬山城、明治村、リトルワールド、そして春・秋の犬山祭りですからねえ♪
いよいよ豪快な90度ターン、「どんでん」が始まります・・・ぎりぎりぎりと石畳の地面に金輪が食い込み、若い衆の身体に力がみなぎります。^^
「うぉぉりゃあああっ」と言う勇壮な掛け声とともに方向を変える三層の山車、犬山祭りならではの迫力ですね~♪
ここでスイッチバックして南へ進んで行き、夕方の提灯飾りの準備へ・・・昨日アップした夜祭り用の山車に変身するんであります。^^
本町交差点を超えてさらに南へ・・・この辺まで来ると電信柱が復活してきます。
電信柱や電線にぶつかりそうになりながらも、ぎりぎりに回避して静々と進んでいく三層の山車・・・見事な眺めなんでありました。
犬山祭り、本来は4月が例祭で、そのときには13台すべての山車が集合するんだそうです。
6台でもこれだけ見ごたえがあったんだし、さらに4月初旬は桜とのコラボも期待できます・・・また4月にも来なくては~♪
愛知県犬山市にて
Pentax K-5
Tamron AF 18-200mm/F3.5-6.3 (Model A14)