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Black Face Sheep's Photolog

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#1です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by blackfacesheep

2013年4月27日 春を迎えた赤錆トラクター

2013年4月27日 春を迎えた赤錆トラクター_b0134829_2231463.jpg

Nikon D600、2日目のサンプルショットは、おなじみの勤勉な青いFORDトラクターなんであります。
50㎜/F1.4の絞開放で撮ってみましたが、さすがに135判だけあって、APS-Cに比べると豪快に背景がボケてくれますね~♪
このカメラ、Pentax K-5より最高シャッター速度が遅く、1/4000です。ISOの下限は100です。
そのため、F1.4で撮ろうとするとNDフィルター必須なのですが、ちょっとコントラストが強くなることを我慢すればISO50でも使えます。
このISO50、緊急避難用かもしれませんが、表現の幅が広がって楽しいです♪

2013年4月27日 春を迎えた赤錆トラクター_b0134829_22312547.jpg

このトラクターのチャームポイント、赤錆ノーズなんであります。
実はこれ、過去に6x6中判カメラのKiev 88Cでも撮ってるし、マイクロ・フォーサーズのOlympus Pen mini E-PM1でも撮ってます。
今回は3回目の撮影なんですが、今回は季節が春だし、135判の50㎜レンズということもあって、柔らかく写ってますね♪

2013年4月27日 春を迎えた赤錆トラクター_b0134829_2231575.jpg

しかし、135判とAPS-Cはかなり撮れる雰囲気が違います。
面積にしてほぼ2倍違うわけですからあたりまえですが、同じF値でもボケ方がずっと大きいです。
これはF4なんですが、APS-CだとF2.8より開けてる感じです・・・1段以上違いますね・・・中判ほどの違いではないですが。^^;
結局、撮像面積が広い分、近寄って撮ってることになりますから、その分ボケが大きくなるという理屈なんでしょうね。

2013年4月27日 春を迎えた赤錆トラクター_b0134829_22322627.jpg

こちらはF5.6です・・・APS-CだとF3.5ぐらいの感じです・・・135判デジタル、被写界深度が浅くなるのでピンボケに注意です。
また、Nikon機を使ってみて、いかにPentaxのボディ内手振れ補正が強力か、よくわかりました。
K-5だと1/15秒は常用シャッター速度ですが、D600で手振れ補正のないレンズの場合、慎重にシャッターを押さないとぶれます。

2013年4月27日 春を迎えた赤錆トラクター_b0134829_22324967.jpg

F9でかっちり撮ってみました。
D600、柔らかいトーンでダイナミックレンジが鬼のように広く、レタッチ耐性めっぽう高いですね。
ただ、Pentaxのカメラに比べると、新品時のメカニカルダストがめちゃくちゃ多くて驚きました・・・特にD600は多いらしいです。
Lightroom 4で消してありますが、すでにいくつかセンサーに汚物が付着しております。
来週火曜日に名古屋のニコンSCに持ち込んでお掃除してもらうつもりですが、数千ショット撮るまでは落ち着かないらしいですね。^^;

愛知県豊田市にて
Nikon D600
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
by blackfacesheep | 2013-04-27 06:00 | Tractors