2013年7月3日 Japanesque Colours in Shikemichi
2013年 07月 03日
「灰色の町」とも揶揄されることの多い名古屋、確かに京都や奈良、倉敷や高山と違って、日本情緒はあまりないのは事実です。
でも歴史の古い西区の四間道(しけみち)界隈には、まだジャパネスクな美しさが残っていますね。
こちらは四間道の屋根神さまが祀られている路地の奥に佇む「子守地蔵尊」です・・・鮮やかな提灯のデザインに、つい撮らされました。^^;
格子戸の軒先にはこんな花活けが・・・日本らしい心遣いですね。
この鮮やかなクロームイエローの花はなんでしょう・・・ヤマブキでないのは確かですが、同定不能なんであります。^^;
こちらは浅間神社の手水舎の屋根に乗っている鬼瓦であります。
日陰の深緑色の玉ボケを描写したかったんですが、自分の目線からだとそれほど大きな玉ボケになりません。
被写体にレンズを近づける必要があります・・・いろいろ考えた挙句、腕をいっぱいに伸ばして鬼瓦に近づけ、LVで絞開放F1.4で撮りました。^^v
こちらも浅間神社の狛犬です・・・赤い前垂れが実にジャパネスクな赤さなんであります♪
これもAF-S Nikkor 50mm/F1.4Gの絞開放です・・・このレンズ、絞開放から十分に使い物になるコントラストがあって大好きです♪
しかしなんと言っても四間道を代表する色彩は、この「白と黒」の土蔵でしょうね。
堀川に沿っていくつか残っていますが、白漆喰と黒板塀のコントラストは、日本ならではのミニマリズムが活きた配色だと思います♪
名古屋市西区那古野1丁目付近にて
Nikon D600
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G