2013年10月4日 秋が深まる愛知牧場
2013年 10月 04日
愛知県ではまだ30度以上の気温があり、初秋と言うより晩夏、と言ったほうが似合いそうな10月であります。
でも、周りの景色をよくよく見ると、秋が着実に深まっているのが実感できます。
こちらは愛知牧場のコスモス、そろそろ満開を迎えつつあるようです。
こちらはキバナコスモスですね・・・PLフィルターを効かせすぎて、ほとんど疑似夜景のようになってしまいました。^^;
それぞれの季節に見事なワイルドフラワーが咲き誇る愛知牧場ですが、今の季節は一面のキバナコスモですね~♪
黄色だけでなく、オレンジ色の花も多く、いかにも「収穫の秋」と言った風情なんでありました。^^v
オレンジと言えばカボチャ・・・ゲート前の廃虎、International Harvester 484の上にもジャック・オ・ランタンが置いてありました。
今の季節の愛知牧場、ハロウィン・ムードで盛り上がっております。
ときどき魔女のコスプレをした牧場スタッフも現れ、なかなか楽しい雰囲気になっているんであります。^^v
これは牧場のパターゴルフ場に散水するホースのパーツでしょうか・・・
135判で使う20㎜、超広角のくせに、被写体に寄って絞を開けるとがっつりボケるので楽しいです。
広い範囲を写すだけなら、m4/3のM.ZUIKO DIGITAL 9-18mm/F4-5.6の方が軽量コンパクトで良いんですが、こういうボケは撮れません。
ま、状況に合わせて使えばいいんですけどね。^^
アイボク名物の五本ケヤキの向こうに陽が沈みます・・・いつ見ても印象的な風景なんであります。
そのまま撮っても綺麗なんですが、今回はLightroomでしっかり遊ばせてもらいました。
まずオリジナルですが、強くて芯のある光芒を出すためにF13まで絞り、-1.0EVアンダーで撮っておきます。
そのままだと暗すぎて手前の地面が黒潰れしていますから、Lightroomで露光量を+2.13EVまで上げて、地面とそこに植わっているニンジンの葉っぱの姿を描き出します。
さて、今度は空が明るすぎるので、段階フィルターで暗くします・・・画面の一番上から地面までドラッグして、-1.28EVアンダーにして空を再びアンダーに落とします。
光芒のコントラストを上げるために、明瞭度スライダーを+70まで上げ、彩度スライダーも+23まで盛ります。
うむむむ・・・ゴーストも強調されてしまいましたねえ。^^;
夕焼けの色をもっと印象的にするために、HSLパネルで、黄色とオレンジの彩度を+100まで上げ、ブルーも52まであげます。
少々あざといですが、こうすると、いかにも「初秋の牧場の夕暮れ」が描き出せるような気がするんであります♪
どのぐらいこの写真をいじり倒したを知りたい方は、下記のリンクをたどってオリジナルをご覧ください・・・大嘘つきです。^^;
愛知県日進市米野木町南山977 愛知牧場にて
Nikon D600
Nikon Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D with C-PL Filter
これがオリジナル、無加工の写真であります。
これはこれで悪くないんですが、自分としてはもうちょっとドラマチックな写真表現にしたかったので、加工しまくりました。^^v
写真塾の塾長の三浦先生も、「写真表現、今は現場での撮影が40%、ポストプロセスが60%だなあ・・・」とおっしゃっております。
私は、現場20%のポストプロセス80%の時もありますねえ。^^;
こうなると、もはや写真は「真を写す」とは言えないんであります・・・Photograph=光の絵なんであります♪