2013年10月13日 秋晴れの蒼い牧場
2013年 10月 13日
雲一つなく晴れ渡ったあっぱれな秋空・・・これが写したくて、空の広い愛知牧場に行ってきました。
空の蒼さを強調するために、C-PLフィルターを装着して撮ってます。
PLを装着してリングを回していくと、空の蒼さが反射率の除去程度によって濃くなったり薄くなったりしますが、ミラーレス・カメラって、OVFのカメラと違ってPLの効きがあまりよく確認できない・・・
長年の経験と勘で除去率を決定し、撮影しました。^^;
蒼いのは空だけでなく、トラクターも青いです・・・
これは青がコーポレートカラーの英国FORDSON社のトラクター、FORDSON SUPER DEXTAですね。
若干緑の混じったTEALって呼ばれるブルーでしょうか。
こちらはFORDSONの本家筋にあたるFORD製のトラクター、これも青なんですが、より明るい雰囲気の青ですね。
斜に構えて屈折したところのある英国と、あけっぴろげな米国の文化の違いが色にも出ているような気がします。^^;
こちらは上のモデルより古いFORDですが、英国FORDでも米国FORDでも製造されていたモデルなので、文化を判定しがたい・・・あはは。^^;
蒼天に映えるアイボリー色のサイロです。
こういう被写体を前景にもってくると、いやが上にも蒼い空が強調されますね♪
さて、ここにアップした5枚の写真に写った青空、実を言うと天然ものと養殖ものにわかれますが、違いがおわかりになりますでしょうか。^^;
答えは・・・1枚目と5枚目はC-PLフィルターによる光学的な青空強調、いわばアナログ的、天然ものですね。
2~4枚目はLightroomの段階フィルターで空の色を落としており、デジタル処理による養殖ものなんであります。^^;
PLフィルター、お日様の向きによって効きが変わるので、それを補うためにLRの段階フィルターを使います。
LRを現像モードにして、右側のパネルの上の方にあるツールボックスから段階フィルターを選び、露光量を-1.5ぐらいにして、ドラッグします。
あ~ら不思議、PLの効きの悪い空でも青暗く落ちるんであります♪
PLフィルターのように反射を除去する働きはありませんが、真っ青な青空を描く分にはそれなりに使えます♪
愛知県日進市米野木町南山977 愛知牧場にて
Olympus Pen mini E-PM2
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6