2014年6月11日 黄金から緑へ・・・発狂する田園
2014年 06月 11日
麦秋と言う言葉があります・・・5月の終わりから6月初旬、麦の穂が収穫を迎える時期ですね。
三河地方は昔から麦の栽培が盛んで、この季節になるとうちの近くでも見事な黄金色に色づいた麦畑をよくみかけます。
しかしながらこの季節は梅雨のさなか、せっかくの黄金色の畑も、空には一面の雲・・・
今一つフォトジェニックな雰囲気には欠けることが多いんじゃないでしょうか。
でも先日、「発狂した美術館」と言うエントリで遊んでみたように、曇り空ってポストプロセスしがいのあるお天気だと思うのですよ。
今回も、少々発狂系の曇り空にして遊んでみました、けけけけけけ。^^;;;
Adobe Lightroomで、「コントラスト」を思い切り下げて、「明瞭度」と「自然な彩度」と「彩度」のスライダーを思い切り上げました。
さらに色温度も高くして、夕暮れっぽい雰囲気にしてやりました。
階調を端から端まで使い切り、この世の終わりのような禍々しい赤味を帯びた空・・・発狂した曇り空なんであります。
気に入ったので、この設定を"Insane Overcast"と言うベタな名前でプリセット登録しておきました。^^
この黄金色の小麦畑の横を見ると、緑色の稲穂がぐんぐん育ちつつあります・・・また、猛々しい雑草もその勢いを増しつつあります。
黄金色が濃緑色に浸食される季節なんであります♪
愛知県豊田市にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)