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2014年7月18日 大正が香る資料館
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石の階段の向こうに見えるのは、何やらレトロな和洋折衷の建築物・・・

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おお、この柱に施された意匠は、どことなく20世紀初頭に流行った表現主義の匂いが漂ってますね~♪

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これが、この建物の看板です・・・豊田市足助資料館なんであります。^^

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この建物は、今から91年前の大正12年(1923年)に養蚕指導所として建てられ、昭和40年に森林組合、昭和42年に足助町公民館となり、昭和62年からは資料館として使われています。
旧足助町内から出土した縄文土器、城跡公園足助城、三河土人形、三河漆をテーマに展示を行っています。

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第一展示室では、縄文、弥生、古墳時代等の出土品が展示されています。
足助は縄文時代から豊かな土地だったようですね・・・1万年近く前の馬場遺跡をはじめ、町内には縄文遺跡が90箇所以上あるそうです。

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第二展示室に向かうと・・・足助次郎重範の木像がお迎えしてくれます。
この足助次郎、名前の通り足助出身で、後醍醐天皇が鎌倉幕府倒幕の旗をあげ、笠置山に立て籠ったときの篭城軍総大将となった武将です。
弓の名手として恐れられ、その勇敢な戦いぶりは『太平記』でも有名ですが、奮戦むなしく京都・六条河原で斬首されたんだとか。

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第二展示室はこんな感じで、中世の足助の展示が中心です。
足助城跡から発掘された物や、足助城の立体地形模型などがあります。

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「中馬のお雛さん」でもよく展示される土人形です。
西三河の碧南や高浜で作られた素朴な人形で、江戸時代後半から昭和30年頃にかけて作られたものだそうです。

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大正時代の建物ですから、当然ながら廊下は木製です・・・そこに差し込む柔らかな光がノスタルジックでした。

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外に出てみると・・・おお、古い蛇口を発見。
これ、高さ2.5メートルぐらいのところにつけられておりました・・・なんの用途に使われたんでしょうかね。^^;

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見所の多い足助ですが、この資料館は今まで訪問したことがありませんでした。
確かにわかりにくい場所にあります・・・わざわざここを訪れる物好きはあまりいないようです・・・この日も訪問客は私しかいませんでした。^^;
でも、大正時代ならではの落ち着きのある和洋折衷近代建築、見ごたえ十分なんでありました。

豊田市足助町梶平25-1 足助資料館にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2014-07-18 06:00 | Old Buildings
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