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2015年1月4日 浮遊する冬景色
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ばけぺん・・「化物みたいにでかいペンタックス」と言う意味で、Pentax 67の愛称ですね。
私のフィルム写真ブログでは長年ナンバーワンの使用率を誇ったる機材で、「漢なら、ばけぺん!」と言うエントリを書いたこともある愛機でした。
その魅力は、浅い被写界深度からもたらされる独特の浮遊感・・・中判レンズならではの大きな有効径からもたらされる感覚でした。
なんせ、ばけぺんのレンズの有効径は、標準レンズの105mm/F2.4で43.8、中望遠の165mm/F2.8で58.9を誇りました。
この浮遊感が好きで、120フィルムで10枚しか撮れない不経済なカメラをずっと使ってきたんであります。

でも・・・去年のお正月に使って以来1年間、ばけぺんでは撮影しておりません。
その理由は、135判のNikon D610に明るい大口径レンズを装着して絞開放でぶっぱなせば、「なんちゃってばけぺん」な写真が撮れるようになったからなんであります。
AF-S 50mm/F1.4G、AF-S 85mm/F1.8Gには、ばけぺんの浮遊感に近い感覚で楽しませてもらいました。

でも、今、それらのAFレンズをドナドナし、より大口径なAi Nikkor 55mm/F1.2、Ai Nikkor 85mm/F1.4Sにリプレイスしました。
これらのレンズの有効径は、それぞれ45.83と60.7・・・ばけぺんの105mmと165mmより若干大きなものとなっております。
つまり、135判のNikon D610でも、ばけぺんと同等以上の浮遊感が撮れるようになったんであります♪

と言うわけで・・・ちょっと実験してみました。
先日、岐阜県瑞浪市の大湫宿に出かけた際に、Ai Nikkor 55mm/F1.2で撮った写真を6x7のフォーマットに成型し、Fujichrome Provia RDPIIIっぽいポストプロセスを施してやりました。

ううむ・・・この浮遊感は・・・確かに「ばけぺん」の105mm/F2.4で撮った写真に見えます。
長年ばけぺんで撮ってきた私ですら、何も言わずに見せられたら「ん?ばけぺんだよね?」って言ってしまいそうな浮遊感です♪
私が生きている間に56mmx69mmのセンサーを搭載した"Bakepen D"は登場しないと思ってましたが、135判で登場してしまいました。^^v

でもばけぺんは手放しません。
長い間使ってきて愛着もひとしお、いわば戦友みたいなカメラですから墓場まで持って行きます。^^
あの豪快な「ばしゃこ~ん!」と言うシャッター音、たまには聞いてみたくなるので、時々空シャッターを切って遊んであげようかと思っています。
でもばけぺんって、しゃらくさいことに電子シャッターなので、シャッターを切るのにも電池が要るんだよな、電池も替えてやらんと。^^;

岐阜県瑞浪市大湫町にて
Nikon D610
Ai Nikkor 55mm/F1.2



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by blackfacesheep | 2015-01-04 05:00 | Japanese Landscapes
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