2015年1月22日 春まだきの窯垣の小径
2015年 01月 22日
瀬戸物で有名な愛知県瀬戸市・・・そこにある散策路、「窯垣の小径(かまがきのこみち)」に行ってきました。
この路地は多くの製陶所があった洞町に所在し、かつては陶磁器を積んだ荷車なども行き交ったメインストリートだったそうです。
顔料として使われた鬼板粘土の壁や、登り窯に製品を詰める際に使われた窯道具「ツク」「エブタ」「エンゴロ」などを埋め込んで作られた塀が連なる小径は400メートルほどの長さしかありませんが、なかなか趣に満ちた素敵な小道です。
この道の途中には、かつての窯元の家を利用した「窯垣の小径ギャラリー」と「窯垣の小径資料館」があります。
どちらも古い瀬戸の雰囲気をたたえていて、落ち着ける佇まいですね。
この道沿いは、初秋にはヒガンバナ、初春には八重崎の水仙が咲き誇り、和の情緒を味わうには素敵な場所です。
でもまだ1月中旬では、ちょっと早かったようで、水仙はまだ数輪しか咲いておりませんでした。
春まだき・・・と言う言葉を思い出しながら写真を撮ってきました。
愛知県瀬戸市仲洞町 「窯垣の小径」にて
Nikon D610
Ai Nikkor 35mm f/1.4S
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