2008年4月20日 なつかしの名古屋駅
2008年 04月 20日
かつて、日曜日の夕方になると名古屋駅から新幹線に乗って東京へ出かけ、金曜日の夜になると品川駅から新幹線に乗って名古屋駅に帰ってくる、という生活を10年以上も続けていました。毎週必ず2回は通過していた場所です。しかし、昨年10月末に退職して以来、名古屋駅は縁のない場所になってしまいました。
今日、久しぶりに名古屋駅にやってきたら、懐かしいというより、ちょっと新鮮な感覚に襲われました。仕事のシャトルで通過していただけの時には、ろくに風景を見る余裕が無かったからでしょうか。
前ピン調整に出していたTamron 17-50/F2.8が戻ってきたのと、新たにTamron 90/F2.8を手に入れたので、テストを兼ねて、名古屋駅名物の巨大ビルディングなどを撮影してきました。
名古屋市中村区名古屋駅にて
Pentax K200D
Tamron SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II (Model 16)
Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
ところで、何をしに名古屋駅に行ってきたかというと、ビック・カメラ名古屋駅店に用事があったのですね。新しいカメラ・バッグを物色しに行ってきました。
普段使っているカメラ・バッグは、英国のBillinghamが出しているHadley (S)ですが、これはコンデジを使用していたときに購入したものですから、コンパクトなK200Dと言えど、一眼レフには少々小さいのです。
それで、大き目のカメラ・バッグを手に入れようと思ってウェブでチェックしてみたのですが、帯に短したすきに長し、なかなか「これ!」というものにあたりません。もちろん、BillinghamのHadley Proなども良いとは思うのですが、それなりの値段になってしまいます。
考えた挙句、「なんちゃってHadley」を作ることにしました。
サラリーマンをやっていた頃、ノートPCとドキュメントを運ぶために、英国製のJohn ChapmanのRamblerというモデルを使っていました。John Chapmanはイングランド北部のカンブリア州、Carlisleに工場がある古いバッグ・メーカーです。日本で買うとこれもそれなりの値段がしますから、ネットで注文して輸入しました。
Billinghamもそうですが、これも英国伝統のフィッシング・バッグのスタイルです。これらのフィッシング・バッグは、釣った魚を入れますから、防水でなければ困ります。そのため、内側と外側のコットン・キャンバスの間にゴムのライナーをサンドイッチした形になっております。防水性が高くて、カメラ・バッグにはもってこいなのですね。で、これを活かさない手は無いと。^^
ビック・カメラでは、エツミから出ている「クッションボックスフレキシブルL」というものを1400円ちょっとで購入してきました。家に帰って、John ChapmanのRamblerに入れてみると、サイズはどんぴしゃでした。K200DにTamronの標準ズームを付けて、あと2~3本レンズが入ります。高いカメラ・バッグを買わずに済んだので、なんだか儲かった気分の一日でありました。