2008年7月4日 七月のカエデ
2008年 07月 04日
光と影のコントラストを褒めてもらったので、種明かしをします。
これ、原画をレタッチ・トリミングしています。^^;
原画は下記です。(ISO100, F4.5, 1/125, -0.3EV, Tamron 17-50/F2.8)
そんなにコントラストは高くありません。
これをPaint Shop Pro X2で、16bitチャンネルに増色しておいてからトーンカーブのハイライト側を上げてシャドウ側を落とす、つまりゆるーいSの字カーブにしてやると、アップした写真のようにもっとコントラストが出てきます。
さらに光の当たっている葉っぱを目立たせたかったので、トリミングをして出来上がり、という感じです。
なお、この写真の原寸切り出しも載せておきますね。カスタム・イメージは「雅」、ファイン・シャープネス+2です。
ファイン・シャープネスを最大限かけて600万画素保存すると、パチモンFOVEONな稠密感のある描写になりますが、「1010万画素&ファイン・シャープネス+2」でも、かなり緻密な感じになります。
ファイン・シャープネスは、Pentax K20D/K200Dのアイデンティティみたいなものですが、普通のシャープネスと違って輪郭線が太くなりにくいのが特徴です。ただし、若干ノイズが増えるというトレード・オフがあります。私はノイズ許容度が寛容なほうなので、積極的に活かして使っています。
愛知県豊田市猿投町 猿投神社にて
Pentax K200D
カスタム・イメージ「雅」にて