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2009年 09月 04日 ( 1 )
2009年9月4日 自動車王の別荘にて
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トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎氏の別荘です。
名古屋市郊外の緑豊かな丘陵地、南山町にあった別荘を豊田市の鞍ヶ池公園に移築したものです。
なお、喜一郎氏の本宅は、他の豊田一族同様、名古屋城下の武家屋敷町の白壁町にあったそうです。

設計は、辰野金吾の弟子であり、名古屋建築界の第一人者・鈴木禎次氏です。
2階は彼の作品に時々見られる英国風のハーフティンバーの意匠が目を惹きます。同じく、彼の設計になる半田市の中埜家別邸にも見られる意匠ですね。
また、1階はガウディのグエル邸などのグロットの影響もあるようです。

昭和8年1月起工、同年7月竣工ですから、工事期間はわずか半年と短期間です。総工費が10,803円、坪単価174円で当時の住宅としては高価なものだったようです。
この別荘は、多くの温室に囲まれており、当時は通称“南山農園”とも呼ばれていたそうです。

この昭和8年という年は、喜一郎氏が豊田自動織機製作所内に自動車部を設置した年で、実業家として技術者として、油の乗り切ったころだったのでしょう・・・

なお、ここは普段は内部を公開しておりません。
最後のカットは、たまたま内部を見学に来た人がたくさんおり、コンサーバトリーのドアが開いていました。
中はどんなんかな~と覗きこみついでにパシャ・・・^^;
案内のおねえさんの「お客様、ちょっと・・・」って声が聞こえたときには、もうシャッター押しちゃった後なんだも~ん。^^;

愛知県豊田市池田町南 トヨタ鞍ヶ池記念館 旧豊田喜一郎邸にて
Pentax K200D
Pentax FA31mm/F1.8 AL Limited
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by blackfacesheep | 2009-09-04 21:27 | Old Buildings