Copyright © 2008-2015 Black Face Sheep All Rights Reserved
カテゴリ:Old Buildings( 126 )
2015年11月26日 平成を走る陸蒸気
b0134829_22541874.jpg




b0134829_22543989.jpg




b0134829_2255077.jpg




b0134829_22552118.jpg




b0134829_22554463.jpg

明治村乗り物シリーズ、京都市電に続いて今日は「陸蒸気(おかじょうき)」です。
陸蒸気とは、明治時代に呼ばれた「蒸気機関車」の俗称で、蒸気船が蒸気と略称されるのに対する用語だったそうです。
一説によれば明治4年頃、福澤諭吉によって造られた造語なんだとか。

また文明開化nお当時、驚きに満ちたものを列挙した言葉遊びとして「驚き桃の木山椒の木、ブリキに狸に陸蒸気」と言うのがあったそうです。^^;
これ、いろいろなバージョンがあるようです。
映画「男はつらいよ」の寅さんのタンカでは、「驚き桃の木さんしょの木。ブリキに狸に蓄音機。あたりきしゃりきにストライキ。」となっていました。^^

明治村には明治期の陸蒸気が2台動態保存されています。
この日私が乗ったのはそのうちの1台、蒸気機関車9号です・・・1912(明治45)年に米国ボールドウィン社にて製造された100年以上前のSLです。
明治村には何回も来ていますが、陸蒸気に乗ったのはこれが初めてでした・・・レトロな雰囲気に溢れておりましたねえ♪

愛知県犬山市内山1 博物館明治村にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 (Model A09IIN)


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-11-26 05:00 | Old Buildings
2015年11月18日 明治を走りぬける京都市電
b0134829_15512598.jpg




b0134829_15514174.jpg




b0134829_1552696.jpg




b0134829_1552248.jpg




b0134829_1552452.jpg




b0134829_15531976.jpg

「写真集団・錆銀」の愛知合宿@明治村の続きです。
いままでに何回となく明治村に行っているのに、京都市電とSLには乗ったことがありません。
なので、今回は「のりもの一日券付入村券(2,700円)」を奮発し、その両方に乗ってみることにしました。

まずは、京都市電です・・・明治28年(1895)に操業開始しました。
明治村の車両は明治43年から44年にかけて製造された車両で、総距離約800メートル(3駅2区間)を約30分の間隔で往復運行しています。

久しぶりに路面電車に乗りましたねえ・・・前回乗ったのはたぶん、オランダのアムステルダムのトラムだと思います。
京都市電の乗り心地、懐かしかったですね。
高校時代、名古屋市電で通学していた私にとっては、あのモケットのソファから香り立つほのかな油のにおいに郷愁を誘われてしまいました♪

愛知県犬山市内山1 博物館明治村 京都市電
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 (Model A09IIN)


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-11-18 05:00 | Old Buildings
2015年10月15日 創業者の別邸にて
b0134829_2335718.jpg




b0134829_2341426.jpg




b0134829_23414490.jpg




b0134829_23421157.jpg




b0134829_2342276.jpg


昨日は気持ちの良い青空が広がる秋晴れの一日でした。
そんな青空をじっくりと見たくて、豊田市の郊外にある鞍ヶ池公園に行ってきました。

こちらはそこに移設された「旧・豊田喜一郎邸」です。
1933年(昭和8年)に建築されたトヨタ自動車創業者豊田喜一郎の旧別邸で、1997年まで豊田章一郎氏一家が住んでいたそうです。
設計は、中部地方の近代建築を多く手掛けた鈴木禎次氏です。
もともとは名古屋市の昭和区にある住宅地、南山にあった住宅ですが、この鞍ヶ池に移築修復したものだそうです。

こういうクラシックな住宅は、秋のノスタルジックな日差しにはことのほか、よく似合います。
秋になると、喜一郎氏もこの別邸で秋の日差しを楽しんだんでしょうか・・・南山時代の建物のロケーションはよくわかりませんけどね。
創業者ゆえとても忙しい生活だったそうですが、たまには別邸でそんな息抜きもしてたんじゃないでしょうか、ねえ。^^

愛知県豊田市池田町南250番地 トヨタ鞍ヶ池記念館にて
Nikon D610
Ai Nikkor 55mm F1.2


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-10-15 05:00 | Old Buildings
2015年10月6日 一年ぶりの廃校
b0134829_1628339.jpg




b0134829_16284849.jpg




b0134829_16294923.jpg




b0134829_1637968.jpg




b0134829_16374666.jpg




b0134829_16382753.jpg




b0134829_16384518.jpg




b0134829_16401051.jpg




b0134829_16402528.jpg

先日の奥三河撮影ドライブ、トヨスタのコスモスの次に向かったのは、鳳来寺にある廃校です。
奥三河の廃校の中でも、私のお気に入りの一つ、旧門谷小学校・・・一年ぶりに行ってみたかったのです。
昨年の初秋に訪問した時にはちょうど臨時営業の食堂もオープンしていてにぎやかな雰囲気でしたが、今回は誰もいない、本来の廃校でした。
見事な秋晴れの空が、この廃校に漂う切なさをいっそう引き立てていたように感じました。

愛知県新城市門谷宮下26 旧門谷小学校跡にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-10-06 05:00 | Old Buildings
2015年8月2日 やっとかめの赤煉瓦
b0134829_211149.jpg




b0134829_2111871.jpg




b0134829_2113682.jpg




b0134829_213208.jpg




b0134829_2134317.jpg




b0134829_2141786.jpg




b0134829_2152659.jpg




b0134829_2162762.jpg




b0134829_2164456.jpg

昨日、久しぶりに「半田赤レンガ建物」を訪問してきました。
この赤煉瓦建物は、妻木頼黄の設計で1898年(明治31年)に建てられた丸三麦酒(ブランド名:カブトビール)のビール工場でした。
妻木氏は明治期の代表的近代建築設計者の一人で、多くの官庁建築を手がけたことで有名です。
民間の建物では、この半田赤煉瓦建物の他には、横浜赤煉瓦倉庫が有名ですね。

ここを最後に訪れたのは2013年の秋のことでした。
半田市はこの歴史的な建物を常時見学してもらえるよう耐震補強工事などを施すことを決定し、今年の春まで約2年かけて大改修を行いました。
先月の中旬、その大改修が終わり、一般公開が始まったのですね。
待ってたぞ~、久しぶりの赤レンガ・・・名古屋弁で言うなら「待っとったがね、やっとかめの赤レンガ」なんであります♪

今回は私の所属する写真同好会の皆様、全日本味噌煮込写真家協会(通称:全味協)のオフ会としてここを選んでみました。
皆様、暑い中、楽しい時間をご一緒していただき、どうもありがとうございました♪

さすが大改修した甲斐あって、赤煉瓦の内部は空調が施されており、この強烈な暑さの中でも、とっても快適でした。
以前はトイレさえありませんでしたからね。^^;

またオサレなカフェもできて、復刻版カブトビールも飲めるようになり、ソーセージやプレッツェルなどのドイツ風のおつまみも用意されました。
慢性膵炎の私は、おとなしくソフトドリンクで味見してみましたけどね♪

ただ・・・快適すぎて、大改修前の妖しい雰囲気がなくなってしまい、そこがちょっと残念なんでありました。
しょうがないでしょうね、安全性の確保が大前提でしょうから。^^;

b0134829_21325225.jpg


愛知県半田市榎下町8番地  半田赤レンガ建物にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 (Model A09II)


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-08-02 05:00 | Old Buildings
2015年6月16日 沈黙が響きわたる神殿
b0134829_21211690.jpg




b0134829_221321100.jpg




b0134829_21264176.jpg




b0134829_21334661.jpg




b0134829_21341324.jpg




b0134829_2138521.jpg




b0134829_22143090.jpg




b0134829_21352716.jpg

先日訪れた八百津町の旧・八百津発電所、冷黒調バージョンです。
この発電所の遺跡は、大聖堂にも似た巨大で静謐な空間で、癒しに満ちていました。
もはや動かない鉄の塊たちが歌い上げる沈黙の響きはまさしく雄弁・・・そう、"Sound of Silence"だったんであります。
下にグレゴリオ聖歌風のバージョンを貼っておきます。
これを聞いて懐かしいと思ったあなた・・・私と同世代人、アラカンですねえ♪



岐阜県加茂郡八百津町八百津1770-1 旧八百津発電所資料館にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 (Model A09II)


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-06-16 05:00 | Old Buildings
2015年6月7日 荘厳な初夏の光の中の発電所
b0134829_22215441.jpg




b0134829_2222132.jpg




b0134829_22224921.jpg




b0134829_22231012.jpg




b0134829_2224858.jpg




b0134829_22251251.jpg




b0134829_22254297.jpg




b0134829_22264742.jpg




b0134829_22271634.jpg




b0134829_22273842.jpg

鉄分補給のために(^^;)、久しぶりに旧・八百津発電所を撮りに行ってきました。
この発電所は明治44年(1911年)に建設された木曽川水系初の本格的な水力発電所で、1974年(昭和49年)に廃止された後、1998年4月に博物館として開館しました。
発電所本館、放水口発電所ならびに水槽、余水路と土地が「旧八百津発電所施設」として国の重要文化財に指定されているそうです。

2012年の夏に撮影に行った際にも思いましたが、この発電所の内部はとても荘厳な雰囲気に包まれているように感じます。
アーチウィンドウが印象的なせいか、大きなゴシック教会の内陣にいるような気分になってきます。
ほとんど訪れる人もいない静けさの支配する空間に差し込む明るい夏の日差し・・・5年前に訪問した英国南部の教会を思い出しました。

この発電所を出て、もう一度振り返ってパチリ・・・おお、そうか・・・教会に似ていると思ったのは、これか・・・
建物のコーナーに補強用のバットレスが設けられており、それが欧州ゴシック教会の雰囲気に似ていると感じたのしょうね♪

岐阜県加茂郡八百津町八百津1770-1 旧八百津発電所資料館にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 (Model A09II)


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-06-07 05:00 | Old Buildings
2015年5月26日 青い目の近江商人が建てた郵便局
b0134829_21355023.jpg

先日の近江八幡の旧市街にある古い木造のギャラリーです・・・そこには一枚の古い結婚式の写真が飾られていました。
日本人女性と外国人男性のカップルですね。

b0134829_21361198.jpg

この外国人の名前はウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories、1880年10月28日 - 1964年5月7日)と言います。
彼はアメリカ合衆国に生まれ、日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家として有名です。

ヴォーリズは1905年に滋賀県立商業学校(現滋賀県立八幡商業高等学校)の英語科教師として来日後、この近江八幡を本拠地として活動をつづけました。
彼は華族の一柳末徳子爵の令嬢満喜子さんと結婚し、1941年に日本に帰化してからは、夫人の姓をとって一柳米来留(ひとつやなぎ めれる)と名乗ったそうです。
「米来留」とは、米国より来りて留まるという洒落なんだとか。

b0134829_2137759.jpg

彼はのちの近江兄弟社の創立者の一人でもあり、メンソレータム(現メンターム)を広く日本に普及させた実業家でもありました。
また平信徒のキリスト教の伝道者でもあり、讃美歌などの作詞作曲も手がけ、ハモンドオルガンを日本に紹介した人でもありました。

ヴォーリズは生涯個人資産を所有せず、収入のほとんどを伝道活動や、日本初の私設の結核療養所である近江サナトリウム(現ヴォーリズ記念病院)、近江兄弟社学園の設立をはじめとする社会奉仕活動の資金に使ったのだそうです。

b0134829_21372411.jpg

またヴォーリズは、戦争直後に昭和天皇を守ったアメリカ人としても知られています。
彼は近衛文麿元首相に会い、天皇が日本の象徴として人間宣言をするというアイデアについて話し、天皇とマッカーサー元帥の会見をセットしたのだそうです。

彼は亡くなるまで一切そのことを口にしませんでした。
でも彼の死後、昭和58年に東京新聞が「終戦直後に、天皇とマッカーサー元帥の会見のためにヴォーリズが大きな活躍をした」という記事を報じました。
その後ヴォーリズの当時の日記や夫人の証言などから、事実が明らかになってきたのだそうです。

ちなみに、近江商人は「陰徳善事」という考えを大切にしてきたのだそうです。
陰徳善事とは人に知られないように善行を施すことだそうです・・・ヴォーリズも「陰徳善事」の精神に徹したのですね。
「ヴォーリズは青い目をした近江商人」・・・けだし名言だと思います・・・没してなお、近江八幡ではとても愛されれている偉人のようでした。

さて、このギャラリー、実は彼の建てた建築物の2階に設置されていました・・・下に降りてみましょう。

b0134829_2138873.jpg

1階の窓からは、静謐な光が溢れていました。

b0134829_2150425.jpg

1階の玄関先には、赤い丸ポストが置いてありました。

b0134829_21383853.jpg

おもての庇には逓信省のシンボルマークが・・・はい、これは旧八幡郵便局なんであります。
ヴォーリズの設計によって1921年に竣工し、1960年まで郵便局の局舎として使用されていたものだそうです。

b0134829_21393264.jpg

スパニッシュと和風の町屋造りの折衷デザインで、個性的でありながらも近江八幡の和の情緒が漂う町並みにも溶け込んでいました。

b0134829_21431870.jpg

郵便局としての業務終了後、玄関部分が取り壊されたらしいですが、2004年に復元されたのだそうです。
現在はギャラリーやイベント会場などの多目的スペースとして活用されており、この日の午後もJAZZコンサートが開かれておりました。
こういう古い建物を大事に使い続ける・・・これも「始末してきばる」と言う近江商人気質にふさわしい使い方ですね。
青い目の近江商人、ヴォーリズも喜んでいるのではないでしょうか。

滋賀県近江八幡市仲屋町中8 旧八幡郵便局にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 (Model A09II)


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-05-26 05:00 | Old Buildings
2015年5月13日 エメラルド色の王冠の女王
b0134829_20285832.jpg




b0134829_20291326.jpg




b0134829_20293553.jpg




b0134829_20295234.jpg




b0134829_20302440.jpg




b0134829_2031479.jpg

横浜税関です。
ここは横浜三塔の一つで、「クイーンの塔」として親しまれています。

1923年(大正12年)の関東大震災で庁舎が倒壊焼失し、帝都復興事業の一環として1934年(昭和9年)に完成したものだそうです。
キングの塔こと神奈川県庁本庁舎は1928年(昭和3年)、ジャックの塔こと横浜市開港記念会館は1917年(大正6年)ですから、三塔の中で一番新しい塔なんですね。^^

赤白だんだら模様の英国ビクトリアンなジャックの塔和洋折衷のキングの塔に比べると、クイーンの塔はたおやかでしたねえ。
本関庁舎の緑青色のドームがとてもエキゾチックでした。
内部では、麻薬や輸入禁止品目の密輸を防ぐためにいかに横浜税関が対処してきたか、よくわかる展示がされていました。
このクイーンの塔、見かけのやさしさとは裏腹に、ハードな仕事をしてきたんですねえ♪

神奈川県横浜市中区海岸通1-1 横浜税関にて
Olympus Pen Lite E-PL6
[PR]
by blackfacesheep | 2015-05-13 05:00 | Old Buildings
2015年5月4日 爽緑のビクトリアンハウス
b0134829_234395.jpg




b0134829_235259.jpg




b0134829_2355141.jpg




b0134829_2364247.jpg




b0134829_0111194.jpg




b0134829_085646.jpg




b0134829_2373793.jpg




b0134829_0122419.jpg




b0134829_238059.jpg




b0134829_2382369.jpg




b0134829_2394931.jpg




b0134829_23103356.jpg




b0134829_092338.jpg




b0134829_23114638.jpg

昨日、私の所属する写真愛好会、「全日本味噌煮込写真家協会」の撮影会で、三重県北勢地方へ行ってきました。

まず最初に向かったのは、桑名市にある国の重要文化財、六華苑です。
ここは、桑名の実業家、二代目諸戸清六の新居として明治44年(1911年)着工し、大正2年(1913年)に竣工した邸宅です。
洋館とそれに連なる和館、複数の蔵などの建造物と池泉回遊式日本庭園を持ち、総面積は18,000平方メートル余に及ぶ広大なお屋敷です。

洋館部分は、鹿鳴館の設計で知られるイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計した英国様式を基調としたデザインとなっております。
2009年にも撮影に来ましたが、今回6年ぶりの再訪となりました。
その間、外観修復工事も入っていたようで、外壁の色が5月の爽やかな空のような色に塗り替えられておりました。

お屋敷だけでなく、庭園も見事なので、最近では結婚式のプロデュースもやっているようです。
数多くのカップルさんたちが、撮影にいそしんでおりました・・・ぱちもんビクトリアンの結婚式場もありますが、どうせならホンモノが一番ですね♪

三重県桑名市桑名663−5 六華苑にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 (Model A09II)


人気ブログランキングへ
[PR]
by blackfacesheep | 2015-05-04 05:00 | Old Buildings