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2008年5月29日 大当たり!^^ - Epson Photo Viewer P3000
今年の3月末に、デジタル一眼レフ、Pentax K200Dを購入しました。新品で購入したので、K20D/K200Dデビュー・キャンペーンへの応募権利があり、何気なく応募してみました。
選択肢が3つあって、AコースがエプソンのプリンターPX-G5300(当選20名)、BコースがエプソンのフォトビューワP3000(当選50名)、Cコースがアルティザン&アーティストのカメラバッグ(当選50名)です。当選の人数の多いフォトビューワをチョイスして4月末に応募しました。

今日の午後、家で明日からの渡英の準備をしていたら、玄関のチャイムが鳴って、「宅急便のお届けでーす。」という声がしました。「おかしいなあ、最近はオークションもネット通販も利用していないはずなんだがなあ・・・」と、頭から疑問符を1ダースぐらい出しながら玄関に行って見ると、宅急便のおじさんが「ペンタックスからのお届けです。」と言うのですね。
「ペンタックス?ひょっとするとデビュー・キャンペーン?^^」と思って荷物を受け取ると、ビンゴ!思わず頬がゆるみました。^^;

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すっかりデビュー・キャンペーンに申し込んだことなど忘れていたのですが、これはうれしかったです。なにしろ、明日から英国旅行ですから。^^;
一応8GBのSDHCを2枚持っていく予定ですが、カット数が増えることを予想して、「6M+ファインシャープネス全開」をデフォルトで使うことを考えていました。できればフォトストレージが欲しかったのですが、このP3000クラスで価格.comの最安値は45,000円程度、それならレンズが欲しいですから諦めました。

しかし、いまや状況はとんでもなくラッキーなことになってしまったのです!^^
このP3000があれば40GBバックアップできますから、ぜーんぶRAWで撮ってやろうか、なんて恐ろしいことを考え始めています。^^;

PentaxのK20D/K200Dデビュー・キャンペーン、6月中旬まで続行中です。Pentaxはそんなにたくさん売れてませんから、応募すれば当たる確率はかなり高いんじゃないでしょうか。^^
K200Dなら、60,000円でお釣りが来ます。1000万画素、ボディ内手ぶれ補正、防塵防滴ボディ、ダイナミックレンジ拡大、ファインシャープネスなど魅力的な機能満載です。買うなら今です!(当たってうれしいので、ついPentax宣伝モードに入ってしまいました。^^)

愛知県西加茂郡三好町にて
Pentax K200D
Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
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by blackfacesheep | 2008-05-29 17:58 | Hardware
2008年5月28日 看板屋敷
昭和30年代から40年代に全盛を極めた宣伝媒体に「琺瑯看板」があります。
有名どころでは大村昆さんのオロナミンC、由美かおるさんのアース渦巻き蚊取り線香、松山容子さんのボンカレー、森下仁丹を初めとするお薬関係、ソースや醤油などの調味料系あたりが定番の琺瑯看板でしょうか。今でもちょっと田舎に出かけるとお目にかかることができます。これらはやはり古いものほど味わい深いものが多い気がします。時代の新しいものは、金融関係が多くてあまり図柄に面白みがありません。

この手の琺瑯看板、専門に撮っている人々も多くて、ウェブサイトもたくさんあります。琺瑯看板はレトロ写真のひとつのカテゴリーとして確立しているようです。
放っておくと無くなってしまうので、その前に撮影しておこう、ということなのでしょうが、それぞれ興味深い写真がいっぱいあって、思わず時間の過ぎるのも忘れて見入ってしまいます。

下記の写真は、三好から豊田市に向かう途中の宮口神社の近くで見かけた看板ですが、純粋の琺瑯看板ではなくペンキ塗りのものがほとんどです。経年変化で色が褪せているものが多く、本物の琺瑯看板に比べると味わいにかけます。この家は、四方に看板が張り巡らされており、さしずめ「看板屋敷」という感じでした。

本当の琺瑯看板は、あまり都会では見かけなくなりました。やはり田舎の方が生存率が高いようです。懐かしい本物の琺瑯看板を撮るために田舎をドライブする、なんてのも、ちょっとやってみたいことですね。^^

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豊田市宮口町にて
Pentax K200D
Pentax FA31mm F1.8 AL Limited
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by blackfacesheep | 2008-05-28 21:53 | Japanese Landscapes
2008年5月27日 Lancashire Rose
CAD学校の近くにある、岡崎市奥殿陣屋の薔薇が満開を迎えています。色とりどりの薔薇が美しく咲いていますが、特に気に入ったのがこの真紅の薔薇です。

先日ご紹介した我家のWilliam Morrisは、薄いサーモンピンクが愛らしい「薔薇らしい薔薇」でしたが、今日の薔薇は燃える赤、情熱の赤の薔薇です。しかもローザ・ガリカを思わせる野性味あふれる五弁咲きです。一般的に薔薇は「やさしい色の花」のイメージなんですが、ときにはこんな真っ赤な薔薇も良いものです。この薔薇にはソフト・フォーカスはぜんぜん似合わないので、強い日差しを花びら越しに透過させて撮ってみました。

この真っ赤な五弁の薔薇を見ていてランカシャー・ローズを連想しました。
15世紀の英国で、王位継承を巡ってランカスター家とヨーク家が争った薔薇戦争の際、ランカスター家の旗印になったのが、五弁の赤い薔薇です。ちなみにヨーク家の旗印は五弁の白い薔薇です。

このシンボルマークは500年以上経った今でも健在で、ヨークシャーに行くと白い薔薇のシンボルマークをよく見ます。LondonのKings Cross駅からヨークシャーへ向かう特急列車の名前は The White Roseですし、ヨークシャー観光協会のシンボルもこの白薔薇です。
またLiverpoolなどのランカシャー側へ行くと赤い薔薇のシンボルマークをよく見かけるようになります。この薔薇戦争の影響はいまだに残っているようで、サッカーの試合などでは、「おらがチーム」の応援に熱が入りすぎ、時には大喧嘩に発展することもあるとのことです。
さすが伝統を愛する国、英国だなあ。^^

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愛知県岡崎市 奥殿陣屋にて
Pentax K200D
Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
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by blackfacesheep | 2008-05-27 21:27 | Flowers & Plants
2008年5月26日 英国旅行の予行演習
今週の金曜日から英国旅行に出かけますので、デジタル一眼レフでの撮影予行演習に行ってきました。

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撮影場所は、先日のパチモン・エーゲ海写真に登場した小坂聖グレイス教会のすぐ北側にある結婚式場、出雲殿です。ここのドームを、渡英翌日に訪問予定のNational Trust所有のPolesden Laceyに見立てて撮ってみました。

なぜ予行演習が必要か?なんですが、実は英国旅行に持っていくレンズの選択が結構難しくて、駄目出しテストのための予行演習なんですね。^^今までの英国旅行には、コンパクト・デジタル・カメラしか持って行かなかったので、レンズ選択で悩むことは無かったのですが、今年初めてデジタル一眼レフを持っていくので、勝手が良くわからないのです。

選択肢:A 利便性最優先
旅行先では、レンズを頻繁に交換するのが時間的に惜しいときもあるし、レンズ交換の度が過ぎると同行者である妻が苛々して頭に角が生えてきたりと、まあ、いろいろあるわけですわ。^^この不具合を解消するために、いわゆる「便利ズーム」をメインに使うという案ですね。
メリットはとにかく便利、さらにLPFにごみがつきにくい、というところでしょうか。デメリットは言うまでも無く画質が落ちることです。

選択肢:B 画質優先
標準ズームとしてF2.8通しで使いやすいTamron SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II、望遠系としてTamron AF 70-300mm F/4-5.6 Di、もしくはさらに画質優先でTamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1、夜用およびここ一発の勝負用としてPentax FA31mm F1.8 AL Limitedを持っていく、という一番妥当な案です。
メリットは私のレンズ資産の中では一番まともな写真の撮れるラインアップであること、デメリットは荷物が増えるし、頻繁なレンズ交換はめんどっちいところです。^^
まあ、レンタカーで動きますから機材が増えるのはどうってこと無いんですが、最近はエクセス・バゲージに対してJALでさえ法外なチャージを請求するようになってきているので、少ないに越したことはないんです。

選択肢:C 利便性・画質優先ただし体力消耗・お金消耗^^
レンズ交換が面倒なら、K20Dを買い増しして、2台のボディに標準ズームと望遠系のレンズをつけっぱなしにしておく、という案です。メリットはレンズ交換の手間が減るのとLPFへのごみ付着をミニマイズできることですね。
デメリットは、2台のボディを常に持ち歩くのは体力的に厳しいのと、K20Dが増えるのでお財布に厳しいというところですね。^^

今日試してみたのは、お気楽プランの選択肢:Aで、ぜーんぶTamron AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II便利ズームで撮ってみました。
さすがにタムロンのデジタル専用ズームですから、色ノリ、解像力、コントラストに関しては大きな問題はないと思います。何よりレンズ交換がありませんから、広角から望遠まで、フットワーク軽く撮影できるのは大きな強みです。

しかし、さすがに広角側では周辺減光は出るわ、歪曲収差は出るわ、望遠側のボケは今ひとつだわ、暗いわ、ズームリングがゆるくてすぐに伸びてくるわ、しかもミル貝のような卑猥な伸び方をするので下品だわで、ちょっと痛い部分も多い感じです。

広角側はある程度は運用方法でカバーできます。広角端から少し望遠側に戻すようにして撮影したり、ゆがみが目立つような被写体を画面端に入れないとか、GRD2に任せきるとか・・・。^^でも、その他のネガは・・・。^^

やっぱり妥協案としては、選択肢:Bなのかなあ・・・。
皆さんだったらどうしますか?^^


愛知県豊田市小坂町にて
Pentax K200D
Tamron AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II
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by blackfacesheep | 2008-05-26 20:48 | Japanese Landscapes
2008年5月25日 Rhapsody in Amber
昨日のオフ会の二次会で、名鉄瀬戸線森下駅近くのJazz Bar & Cafe "my Style"に乱入しました。ここのママさんであるAngeさんが、オフ会の一次会に参加してくれたので、二次会は"my Style"に行こう、という話になったのです。
何回来ても落ち着ける素敵なお店です。写真ブロガーのオフ会なので、ついついお店の中のフォトジェニックな雰囲気を狙ってばたばたと撮影してしまいました。マスター、お騒がせしてごめんなさい。

何を撮っても絵になる"my Style"ですが、この日はキャビネットの中に入っていた、Angeさんのハンドメイドのアクセサリーを狙ってみました。Angeさん、素敵な写真も撮られますが、素晴らしいアクセサリー・デザイナーでもあるんです。いやあ、絵になるなあ。^^

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名古屋市東区大曽根 Jazz Bar & Cafe "my Style"にて
Pentax K200D
Pentax FA31mm F1.8 AL Limited
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by blackfacesheep | 2008-05-25 20:53 | Still Life
2008年5月25日 雨は降ってもオフは楽し。^^
今回のエキブロ・オフの参加者は7人のご紹介を。^^
かおるさん、大阪からのdaisiさん、ラヴィさん、岳の父ちゃんさん、Angeさん、岸路、そして私。
実にこの7人のうち、私を含めて5人までがペンタックスのデジタル一眼レフユーザーというすごい集中振りでした。世の中のトレンドでは、ペンタックスのデジタル一眼レフのシェアは10%ぐらいだと思うのですが、なんなんだ、これは。^^いやはや驚くやらうれしいやらでした。徐々にペンタックスはシェアを広げつつあるのではないでしょうか。順調にユーザーが増え続けていけば、サード・パーティからのレンズ供給も早くなるんではないかな、と期待しています。
これだけペンタユーザーがいると、お互いにレンズを貸し借りしあいながらの撮影ができて、とても楽しかったです。
皆様、本当にありがとうございました。
次回はいつかなー。もうすでに楽しみにしています。^^

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名古屋市中区錦3丁目、名古屋テレビ塔 Ma Maison セントラル・パーク店にて
Pentax K200D
Tamron SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II (Model 16)
Pentax FA31mm F1.8 AL Limited
Pentax FA50mm F1.4
Voigtländer Color-Ultron 50mm F1.8
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by blackfacesheep | 2008-05-25 03:13 | Snap
2008年5月24日 街灯のある風景
名古屋近辺在住の写真好きエキサイト・ブロガーの方々とのオフ会に行ってきました。
場所は前回と同じ、名古屋テレビ塔下のマ・メゾンです。どぴーかんだった前回と違って、本日は残念ながらの雨模様でしたが、オフ会実施にはなんら影響ありません。^^
大阪からわざわざご参加いただいた方もいて、大いに盛り上がりました。午前11時30分から午後9時30分までのマラソン・セッション、前回の記録更新です。例によって延々とよく飲み、よくしゃべりました。
ご参加の皆様、本当にありがとうございました!

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名古屋市中区錦3丁目、名古屋テレビ塔付近にて
Pentax K200D
Tamron SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II (Model 16)
Pentax FA31mm F1.8 AL Limited
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by blackfacesheep | 2008-05-24 23:32 | Japanese Landscapes
2008年5月23日 和製チンクェチェント
CAD学校のある岡崎市の三菱自動車教育センターの一角には、三菱自動車のファンなら涙を流して喜びそうな歴代の三菱製名車が展示されています。
この展示スペースは、食堂に行く途中の休憩コーナーの一角にあり、正式には「三菱オートギャラリー」と言うようです。三菱自動車の企業博物館のようなもので、三菱自動車の歴史的名車、エンジンを多数所有しており、定期的に展示車両が入れ替わっています。

今日、昼食を食べ終えて、このギャラリーの横を通ったら、珍しい自動車が展示されていました。和製チンクェチェント、三菱500スーパーデラックス(1961年モデル)です。
排気量は600ccの癖に「500」を名乗る奥ゆかしい車です。^^本家本元のフィアット・チンクェチェントに比べてどことなく垢抜けないですが、愛嬌のあるかわいらしい車です。^^
通産省の「国民車構想」に呼応し、三菱が第2次大戦後初めて手掛けた量産四輪乗用車で、当時39万円という低価格で発売されました。日本で初めて風胴実験を実施したモデルでもあるそうです。駆動方式はリヤエンジン/リヤドライブで、 当時の悪い道路事情を考慮してサスペンションには4輪独立懸架方式がおごられていました。
また、モータースポーツにも早くから参加し、1962年の第9回マカオグランプリレースのAクラス(750cc以下)で1~3位を独占したんだそうです。見た目より硬派なのかもしれません。

しかし、この時代の自動車のデザインって、本当に良かったと思います。日産がノックダウン生産していたヒルマン・ミンクスやダイハツ・コンパーノ・ベルリーナ、そして日野コンテッサなどはそれぞれが個性的でとても美しかったと思います。
私は、基本的にヨーロッパの小型車が好きなんです。古いところではシトロエン2CV、そしてフォルクスワーゲンのビートルやカルマンギア、もちろん英国のミニやフランスのルノー4やシムカなどなど、今見ても惚れ惚れします。

デザイン上、一番ぶっ飛んでいたのはシトロエンのDSでしょうか。アラン・ドロンの昔の作品によく登場しますが、当時としてはウルトラ・モダンです。今でもヨーロッパの田舎に行くと、てれんこてれんこ走っていますが、最新デザインの自動車に負けないスタイルで、すんばらしい存在感です。

三菱500はそんな中ではマイナーな存在ですが、今日しげしげ見てみると、なかなか味わいのあるデザインでした。

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愛知県岡崎市三菱自動車教育センターにて
Ricoh GR Digital II
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by blackfacesheep | 2008-05-23 20:42 | Still Life
2008年5月22日 ウィリアム・モリス開花
先日、豊田市の花遊庭で買ってきた薔薇、ウィリアム・モリスが咲きました。

William Morrisという名前が気に入って買って来ましたが、名前に負けないなかなか優雅な花が咲いてくれました。
この薔薇は四季咲きで中輪のロゼット咲きです。系統としてはオールド・ローズの系統なんだと思います。花びらが密集しているロゼット咲き特有の花形のため花が重く、首が下がってしまっていますが、そこが奥ゆかしくて気に入っています。柔らかな薄いサーモンピンク、アプリコットにも見える優雅な色です。

この子が咲いたら、Pentax K200Dのオリジナル機能、ソフトフォーカスで仕上げてやろうとてぐすね引いて待ってました。^^;撮影後、カメラのモニターで簡単にソフトフォーカスに加工できます。
もちろんPCで加工しても良いのですが、とりあえずお手軽にやってみたかった、、、、。ただそれだけです。^^

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愛知県西加茂郡三好町にて
Pentax K200D
Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
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by blackfacesheep | 2008-05-22 20:48 | Flowers & Plants
2008年5月21日 アーツ・アンド・クラフツなステンドグラス
昨日のエントリで、エミール・ガレのガラス工芸をご紹介しましたが、どうも私はガラスに弱いようです。もっと言うなら、ガラスを通って見える光、透過光に弱いのかもしれません。

英国旅行に出かけると、必ずいくつかの教会を訪れ、ステンド・グラス・ウィンドウを眺めては喜んでいます。
教会は入場料は基本的に無料なので、美術館よりも安上がりに一流のアートに接することができる、というせこい理由もなくもないのですが。^^;

特に、19世紀後半から20世紀初頭に作成されたステンド・グラス・ウィンドウが大好き、特にアーツ・アンド・クラフツ様式でデザインされたものはネットで探し出してでも見に行ってしまいます。それらの中から、いくつかを下記にご紹介したいと思います。

まず最初は、モリス商会の作成したウィンドウから。
ウィリアム・モリスは、英国のアーツ・アンド・クラフツ・スタイルの工芸デザイナーで、日本ではその壁紙のパターンデザインが有名です。しかし、モリス商会が世に認められるきっかけとなったのは、そのステンド・グラス・ウィンドウでした。


Morris & Co. (Designed by Edward Burn-Jones)
Saint Cecilia Window, 1874-75 , Christ Church Cathedral, Oxford
Panasonic Lumix FZ5
オクスフォードのクライスト・チャーチにあるモリス商会初期の傑作のひとつ、セント・セシリア・ウィンドウです。デザイナーはBurne-Jones、色彩プランはウィリアム・モリスです。当時のゴシック・リバイバルで流行ったギンギラギンのカラーパターンと違い、とてもシックです。Morris & Co.の代表作と呼ぶのにふさわしい出来栄えのウィンドウでした。
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Morris & Co. (Designed by William Morris)
Minstrel Angel, 1869, St. Michael's Church, Tilehurst, Berkshire
Panasonic Lumix FZ5
これはモリス自身がデザインしたウィンドウです。デッサン力抜群、表現力豊富なバーン・ジョーンズに比べると、古拙の味わい深いデザインです。モリスは、「パターンデザインは素晴らしかったが、人物像はへたくそだった」、というのが定説ですが、私は結構好きです、モリスの人物像。^^
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Morris & Co. (Designed by Phillip Webb, William Morris)
East Window, 1880, St. Martin's Church, Brampton, Cumbria
Panasonic Lumix FZ5
アーツ・アンド・クラフツ様式で作られた唯一の教会、ブランプトンのセント・マーチン教会の東窓を飾るペリカンです。ペリカンのデザインはPhillip Webb、植物の飾りの部分がウィリアム・モリスです。
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Morris & Co. (Desinged by Edward Burne-Jones?)
St Catherine of Alexandria, St. Paul's Church, Irton, Cumbria
CANON Powershot S30
こちらは湖水地方の西にあるアートンのセント・ポール教会のウィンドウです。デザイナーはバーン・ジョーンズだと思うのですが、モリス自身だという説もあるようです。いずれにしても美しい。これは320万画素のパワーショットS30で撮影しました。当時としてはウルトラ・ノイズレスの素晴らしい描写のコンデジでした。
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Christopher Whall
The Turnbull Window, St. Oswald's Church, Ashbourne, Derbyshire
Panasonic Lumix FZ5
こちらはウィリアム・モリスやバーン・ジョーンズの影響を受け、アーツ・アンド・クラフツ様式の代表的ステンド・グラス・デザイナーとなった、Christopher Whallの代表作のひとつ、ターンバル・メモリアル・ウィンドウです。
このウィンドウのモデルは、ホールのお嬢さん、Veronica Whallだそうです。ベロニカも後年ステンド・グラス・デザイナーとなり、父親に良く似た作風の素晴らしいグラスをデザインしました。
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ターンバル・ウィンドウの中心部です。ホールはラファエル前派の影響だけでなく、アメリカのティファニーやラファージの影響もあり、多様なガラスを使って素晴らしい作品を作りました。
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Henry Holiday
Holy Trinity Church, Casterton, Cumbria
Panasonic Lumix FZ5
こちらは、バーン・ジョーンズの友人であった、Henry Holidayのステンド・グラス・ウィンドウです。
ホリデイは、「不思議の国のアリス」で有名な作家、ルイス・キャロルの「スナーク狩り(The Hunting of the Snark)」のおどろおどろしい挿絵で有名ですが、ステンド・グラスの作風ははるかにロマンチックです。
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Henry Holiday
St. John's Church, Keswick, Cumbria
Panasonic Lumix FZ5
こちらもホリデイによるデザイン、湖水地方の北、ケズィックのセント・ジョン教会のものです。
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この他にも、私のウェブサイトの"William Morris and Arts & Crafts Stained Glass Windows"にもたくさんのステンド・グラス写真を置いてあります。ご興味あったら覗いてやってください。

さて、英国の教会訪問の鍵は、「鍵」なんですね。^^;
都会にある大きな教会はおおむね朝から夕方まで開いていることが多いのですが、問題は田舎の教会、郊外の教会です。昨今は英国も治安が悪くなったようで、日曜日と指定された曜日以外は鍵がかけられていることが多いようです。こんなときは、近くの民家を訪ねて、鍵を持っている人を捜し歩かなくてはならないのですが、そんな苦労の末にお目当てのステンド・グラス・ウィンドウを眺めることができると、感激もひとしおです。

来週末からまた渡英しますが、お目当ての教会のドア、鍵がかかっていないといいなあ。^^
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by blackfacesheep | 2008-05-21 23:30 | Still Life