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2013年9月30日 白川公園 - あいちトリエンナーレ2013
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夏の終わりから秋の初めにかけて、落ち着いた陰影に満ちた公園を歩くのは楽しいですね。
上は名古屋の白川公園を流れる小川に刺す木漏れ日ですね・・・もう真夏の強烈な暑さはなくなり、木漏れ日も優しくなってきています。

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樹木の落とす影も、真夏の猛々しさはなくなり、どことなく優しげな雰囲気ですね。

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樹木に溢れた公園の中のこのモダンな建物は・・・はい、黒川紀章先生の代表作の一つ、名古屋市美術館なんであります♪

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ここも「あいちトリエンナーレ2013」の会場になっており、久しぶりに訪問してきました。
いつもと違って、若宮大通り側の特設入口から入場するんですが、最初の部屋で目撃したのはこんなカラフルな作品でした。

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このカラフルなオブジェ、チョークでできているんですね。
アルフレッド・ジャー(Alfredo JAAR)による《生ましめんかな(栗原貞子と石巻市の子供たちに捧ぐ)》です。

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名古屋市美術館の内部は迷路のように再構築されていました。
2階へ上る階段から覗き見る天井からの光と影、いかにも美術館らしいアーティスティックな雰囲気でした。

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青木淳と杉戸洋による(スパイダース)というユニットの作品、《赤と青の線》です。

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こちらは市美の外に展示されていた藤森照信の作品、《空飛ぶ泥舟》です。
予約をすれば、はしごで船の中に入れます。^^

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木立の向こうは若宮大通で、名古屋市都市高速道路の下に何やら異形なものが見えています・・・

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はい、漁船なんであります・・・でも単なる漁船ではなく、これもアートなんであります。
英国のブラスト・セオリーによる《私が残りの人生でやろうとしていること》と言う作品です。

秋の美しい光と影に満ちた白川公園でしたが、展示されている作品はどれも硬派なものばかりでしたね。
散歩しながら芸術の秋を堪能したい方には、ぜひお勧めしたい場所でした。^^

名古屋市中区栄 2-17-25 名古屋市美術館にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2013-09-30 06:00 | Arts
2013年9月29日 うたかたのもののふ
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昨日は私の所属する写真塾「ワークショップ写房」の講評会でした。
先週日曜日に関ヶ原ウォーランドで撮った写真をプリントして持参し、塾長の三浦先生に「家元チェック」を受ける日なんであります。
すでにこのウォーランドの写真はブログには上げてありますが、それはあくまでも「どこへ行って来たかを記録するブログ用」なんであります。

そういう誰が撮ってもそう変わらない類の写真を持って講評会に臨みますと、三浦先生に「黒顔羊さん、そろそろこういう写真は卒業しませんか」と言われてしまうんであります。^^;
三浦先生は「あなたにしか撮れない写真を撮ってください」とおっしゃるのです・・・独創性を重んじる厳しい指導なんであります。
ちなみに、この関ヶ原ウォーランドで三浦先生が撮った写真は凄かったです・・・正直言って、「作品とはこう撮る」って感じでした。^^;

なので、講評会用の写真は、私も気合を入れてポストプロセスしましたよ・・・彩度を落とし、明瞭度を落とし、ブラシで周辺減光させました。
で、昨日の家元チェックです・・・基本的にはなんとかパスできました♪
ただ、人物の紹介板が写ってしまっているカットは、文字を消すようにアドバイスされましたので、Lightroomの修復ブラシで消しました。

さて、先生に選んでいただいた順番で掲載してみました・・・すごく臨場感が出ていて驚きました。
なるほど、こういうリズムで見せると、浅野祥雲作のキッチュでチープなコンクリ像も、古戦場の哀れさが漂ってくるんですね。
う~む、昨日もとても勉強になりました♪

岐阜県不破郡関ケ原町1701-6 関ケ原ウォーランドにて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II, 1~4, 7, 8, 10, 13, 14枚目)
Nikon AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G (5, 6, 9, 11, 12, 15枚目)
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by blackfacesheep | 2013-09-29 06:00 | Abstract Images
2013年9月28日 Afternoon Lights in A Blue City
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先日、愛知県美術館で「あいちトリエンナーレ2013」を見た後、その前に建っているオアシス21を撮ってきました。
よく晴れた日に蒼い空を背景に白いトラスを撮ると、名古屋とは思えないウルトラモダンな風景に写る・・・SF映画に出てくる未来都市のようです。

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これはオアシス21の天井部分、「水の宇宙船」から地上を見たところですね。
都会の空中に、満々と水を湛えた空間があるとは・・・なかなか不思議な感覚が味わえるんであります♪

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青は天井だけでなく、地面にもありました。
彩度が抑えられた鈍い青で描かれた地球を、初秋の影で切り分けてみました。

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市バスのターミナルへ向かう回廊です・・・白いトラスと蒼い空のコントラストが美しかったです。
良く晴れた秋の午後、都市にはフォトジェニックな光がたくさん溢れておりました♪

名古屋市東区東桜1丁目 オアシス21にて
Olympus Pen mini E-PM2
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
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by blackfacesheep | 2013-09-28 06:00 | Lights & Shadows
2013年9月27日 秋晴れの舶来赤虎牧場
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「燃える男の赤いトラクター」はヤンマーですが、ここに集合しているのは舶来の赤いトラクターばかりですね。
実はここ、K牧場と言いまして、私が豊田市南部に抜ける近道として使う道路に面しております。
朝早い時間にここを通過すると、朝日に輝くこれらの赤虎が否応なしに目に入り、ずーっと気になっていた場所なんであります。

ある日義姉と雑談をしていた際に、ひょんなことから彼女の働く病院の患者さんの一人がこのK牧場のオーナーだと言うことが判明しました。^^v
うぉ~、なんたる幸運でしょうか・・・早速手土産を持ってK牧場に撮影にやってきた、と言うわけなんであります♪
オーナーのKさん、とても優しい紳士でした・・・快くそれぞれのトラクターの説明をしてくださいました。

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まずは赤虎1号です・・・このあたりではあまり見かけることのない、珍しいイタリア製トラクター、SAME Minitaurusであります。
このSAME、以前もフィールドに置いてあるときに撮影したことがありますね♪
オーナーのKさんの説明によれば、空冷ディーゼルエンジンなんだそうで、冷却液を入れなくても動くんだそうです。^^

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赤虎2号はこのMassey Ferguson 165であります。
一番上の写真の右に写っている赤虎で、サイコロ状の乾草を作るベーラーと言う農機を牽引していました。
私、この赤虎はK牧場のものとは気が付かずに、過去にも撮影したことがありました。^^;

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マッセイ・ファーガソンのトラクター、その質実剛健な造形が素晴らしく、舶来トラクターの中で一番好きなメーカーなんであります♪
特に100シリーズは、ガテン系の魅力にあふれており、こういうパーツも強面で良いですね~。^^

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赤虎3号は一番上の写真で左に写っていたマッセイで、これも大型の165であります・・・テッダーと呼ばれる乾草反転機を牽引しておりました。
このテッダーを見て思い出しました・・・この165もかつて撮ったことがありました♪

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テッダーのクローズアップです。
Kさんいわく、「素人でマッセイとかサメの名前を知ってる人はいないし、ましてテッダーなんて言葉を知ってる人は皆無。」だそうです♪
誉められた、というより、呆れられたんだと思いますけどね、あはは。^^;

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赤虎4号です・・・こちらはマッセイ・ファーガソンでも小型のモデル125なんであります。
この4号の牽引している農機具を見て思い出しました・・・そう、近くのフィールドに出ているときに撮ったことがあります♪

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赤虎5号はショベル付き・・・マッセイ・ファーガソンの大型トラクター、モデル185ですね♪
この個体も、かつてフィールドに放たれているときに撮影したことがありました。^^

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赤虎6号はモダンなキャビン付の四駆モデル、Massey Ferguson 390Tです。
これだと、炎天下もエアコンを効かせながら作業ができるんだそうです。^^

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ちょっと離れた場所に赤虎7号が放牧中とおっしゃってましたので、探しに行ってきました。
おお、いましたいました・・・こちらも大型のモデル185なんであります。^^v

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この185も、今年の春に撮影しておりますねえ♪
このあたりのマッセイ、どうやらすべてK牧場の赤虎だったようです。^^
Kさんによれば、日本の狭い圃場では、FORDよりホイールベースの短いMassey Fergusonの方が使いやすいんだそうです。
また、日本のトラクターよりタフだし、パーツの供給も長期間安定しているのも、舶来虎を使う理由だそうです。
なるほど、納得なんでありました♪

ちなみにK牧場は、我家から南に15分ほど走ったところに位置しています。
この近くで舶来トラクターが見られる場所としては、西の愛知牧場、北東の豊田北部丘陵地帯がありますが、いずれもも15分圏内です。
うむ~、こりゃ舶来トラクターファンになるべくしてなった、としか言いようがないんでありますねえ。^^;

ブログを見返してみたら、結構トラクター写真が増えてきているので、カテゴリーを"Rusty Scene"から"Tractors"を独立させました。
また、フィルム写真ブログの"Silver Oblivion"でも、トラクター写真を独立させました・・・デジタル写真より大量に虎撮りしてましたねえ。^^;
これで後から検索するときに楽になるんであります♪

愛知県みよし市にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2013-09-27 06:00 | Tractors
2013年9月26日 初秋の超弩級無国籍ラーメン
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天下一品ラーメンと言うユニークな食品があります。
私の双子の弟のXylocopalの論文によれば、通常のラーメンには分類不可能な超弩級無国籍ラーメンなんであります。
ま、一言で言えば美味しいんですが、非常に依存性、麻薬性が強く、禁断症状による発作が時々起きます・・・
狂おしいまでに食べたくなる面妖な食品なのですね。^^;

上の写真は、「天下一品」ラーメンの名古屋栄店であります。
栄とは言っても、かなり伏見に近いところにあり、具体的は三蔵通りと七間町通りの交差点、つまり白川公園の東北にあります。
先日、「あいちトリエンナーレ2013」長者町会場を見に行った際、発作が起きました・・・おお、ここは「てんいち」の栄店が近いぞ・・・って。^^;
ぐいぐいとその重力に引きづりこまれてしまったのでありました。^^;
この「てんいち」、名古屋では上前津店伝馬町店で食べたことがありますが、栄店は初めてです・・・前の二店舗に比べると小奇麗ですね。^^

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店舗は小奇麗ですが、ラーメンはまごうことなき「てんいち」のソレなんでありました・・・無論、こってりスープです。
ちなみに、最近は「こってり」「あっさり」「こっさり(こってりとあっさりの中間)」なんちゅー分類があるようですが、オールドファンの私としては、「てんいち」はこってりしか認めません・・・それ以外は邪道なんであります。^^;

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「てんいち」の特徴は、その濃厚なスープにあります。
コロイド状をなすほどの粘度があり、麺を持ち上げるとスープも一緒に上がってきます。^^;
この栄店、見た目は今風のラーメン屋ですが、なかなか気合十分な正統派「てんいち」なんであります。^^

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この栄店、他の「てんいち」の店舗とは異なり、サービスカウンターと言うのがあるのが面白いです。
ニラにんにく、もやしナムル、高菜、九条ネギなどなど、インパクトのあるおかずが食べ放題なんであります♪
お皿が小さいのでそれほどたくさんは持って来られませんが、お値打ち感たっぷりなんであります。^^

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ふぅ・・・美味かった・・・満足です。
でも、「明日もお待ちしてます」と丼に書かれているのを見ると、「おぅ、また明日も来るわ!」と言いたくなってしまいます。
なんたる中毒性・・・とってもイケナイ、アブナイ食品なんであります。^^;

名古屋市中区栄3-11-7 天下一品 名古屋栄店にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2013-09-26 06:00 | Foods & Dining
2013年9月25日 天命を反転させる場所
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坂道に立ち尽くす人物・・・こんな風景がいたるところで見られる場所に行ってきました・・・養老天命反転地なんであります。
先日、写真塾で関ヶ原ウォーランドに行った後、塾の仲間のAさんがすぐ近くにあるここに寄る、と言っていたのでご一緒させていただきました。

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ここは、愛知県出身で国際的に活躍したアーティスト、荒川修作とそのパートナーであるマドリン・ギンズによる構想を具現化した公園施設です。
彼らは、「死」を前提とした消極的な生き方を改め古い常識を覆すことが必要だとし、その死へ至る「宿命(天命)」を反転させろ、と主張します。
つまりここは、彼らの作品の中を回遊することで、人間の常識的な感覚の不安定さや危うさを認識するためのモダンアートなんであります。
さて、これは養老天命反転地オフィスの内部です・・・オフィスと言っても、迷路なんですよね。^^;

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「極限で似るものの家」と呼ばれる建築物です。
屋根が岐阜県の形をしており、天井部分に目を向けると、そこには地上部分をそのまま反転した世界が広がっています。

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この家の内部は迷路になっており、不思議な世界が広がっています。
テ-ブルやソファ、バスタブ、ベッドなどがいたる所に取り付けられ、それが壁によって分断されてるというシュールさなんであります。

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「精緻の棟」と呼ばれる家が、「楕円形のフィールド」へ向かう斜面の途中に建っています。
ここもメインパビリオン「極限で似るものの家」の一部と同じ構造になっており、人間の平衡感覚を麻痺させる構造になっています。

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「不死門」と呼ばれるモニュメントにいた猫ちゃんです。
背景の岩山は「昆虫山脈」と言う名前で、シュールなことに頂上には井戸とポンプがあります。

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「楕円形のフィールド」を眺めたところです・・・水平な場所が一か所もなく、急坂だらけで不安定極まりない場所です。
実際、事故も多いらしく開園当初はケガ人が相次いだそうですが、作者の荒川氏は「案外少ないな!」と平然としていたらしい・・・です。^^;
荒川氏、さすが戦後の前衛芸術を牽引したアーティストらしく、数々の名言・迷言でも有名です・・・下記にそのいくつかをご紹介しましょう。

「人間はいままでひとりだって死んじゃいないんだ。消えた人はいるけど」

「深呼吸してみよう。本当の深呼吸してみよう。気絶しちゃうぞ。しかも口なんて使わないんだ」

「朝起きるときビッグバンの音を聞こうとしてみてほしいんだ」

「わたしは、って言ったときに、何千ものわたしが落ちてくるんだよ」

「人と人が愛するとか言うな。そんなものほっとけば出来る。私、空気と結婚するんです、とかそれぐらい言えよ。このあたりと結婚するんです、このあたりか? いえ、このあたりです、触らせませんよ、とか言えよ。触ってやるから」

「原子、分子、量子、部分、部分、部分、部分。そんなこと調べたって生命なんて分からないんだ。だから生命科学の偉い人が、泣きながら、ぼくに言ったんだ。「たばねて下さい」って!」

「生きるなんて考えるな。生かされてるんだから。ぼくたちと自動車、違うのは、エンジンかけてないのに、かかっちゃってるだろ、それを考えろよ」

「観察なんて時代は終わったんだ。構築するんだ」

この養老天命反転地の使用法が荒川とギンズによって作られておりますが、それもぶっとんでます。
荒川修作氏、残念なことに2010年に他界してしまいましたが、実にスケールの大きなアーティストでしたねえ。

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「白昼の混乱地帯」と呼ばれる地域で、いくつものソファと流し台が置かれているシュールな空間です。

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カリンの実も、こういうシュールな場所で見ると、アートに見えてきますねえ。^^;

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ここ、結構カップルが多く訪れておりました。
不安定な場所なので、手に手を取り合い、結果として結束が高まりますねえ。^^

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こちらは堪能して駐車場に戻るカップルの姿ですね。
映画や食事よりはるかに強烈な共通体験ができるわけですから、意外にデート向きなのかも。

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父親とスキンシップをとるお嬢さんです。
こういう危険な場所にやってくると、それはもう一種の超常体験ですから、カップルだけでなく、家族の絆も高まるようです。
この養老天命反転地、実にシュールな体験ができて楽しい場所でした・・・実に荒川修作らしいぶっ飛んだ場所でした♪

岐阜県養老郡養老町高林1298-2 養老公園 養老天命反転地にて
Nikon D600
Nikon Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D
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by blackfacesheep | 2013-09-25 06:00 | Arts
2013年9月24日 納屋橋東陽倉庫 - あいちトリエンナーレ2013
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あいちトリエンナーレ2013の納屋橋会場、東陽倉庫テナントビルに展示されていた片山真理の作品、《Eyes》です。
納屋橋会場は、その古いボーリング場を使った会場の魅力もさることながら、力量のあるアーティストの作品が圧巻でした。
なかでも一番インパクトを受けたのが、この片山さんの作品です。
独自のダークで妖しい魅力に溢れたセンス、まさしくワン・アンド・オンリーで今までに見たことのないもので、つい引き込まれてしまいました。

帰宅後に調べてみたら、片山さんは脛骨欠損という、主幹を成す太い骨がない病気を先天的に持って生まれ、9歳の時に両足とも切断しているんだそうです。
少女の頃の義足や小さなハイヒールを身に着けた、私的で内面的な親密さに満ちたセルフポートレート写真・・・
実際に彼女が生活し制作活動もする部屋の姿を、日用品と彼女が作ったオブジェで構成して提示することで、自らのハンディキャップを他の人には創作しえないアートの原動力にしており、実に見ごたえがありました♪

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3Fに展示されていた名和晃平(NAWA Kohei)の《フォーム》という作品です・・・文字通り、泡ですね。
非常に暗い中の展示です・・・ISO1600、F8、1/15秒です・・・
色の存在は必要なかったので、Lightroomの明瞭度スライダーを+100に全開、ハイコントラストのB&Wで仕上げました。

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この自転車のホイールを使った作品は、池田剛介(IKEDA Kosuke)の《サイクルクエイク》です。
普段見慣れた物体でも、アーティストが自己表現の素材として使うと、まるで違うものに見えるのが不思議です。

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エストニア出身のクリスティナ・ノルマン Kristina NORMAN)による作品、《戦後 IV 兵士の銅像の金色の原寸レプリカ》です。
こういう作品は旧共産圏出身の人ならではですね。

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下道基行(SHITAMICHI Motoyuki)による《境界のかけら》という作品です。
ベルリンの壁の一部なんだそうです。

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この東陽倉庫、かつてはボーリング場だったのでその遺物が残っていました・・・と言うのは嘘です。^^;
英国ロンドン出身のリチャード・ウィルソン(Richard WILSON)による《レーン61》という作品なんであります。

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この《レーン61》、定期的に会場の外に出っ張るんであります・・・外から見ると、実に不思議な空間になっておりました。

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会場の外に待機していたベロタクシーです。
環境に優しい自転車タクシーのことで、背部には今回のトリエンナーレのシンボル、ヤノベケンジ氏のサン・チャイルドが描かれております。
このタクシー、トリエンナーレのチケットを持っていれば無料です♪
離れた会場から次の会場に移動するときに便利そうでしたが、私は利用しませんでした・・・だって、歩くの好きだもん。^^;

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ベロタクシーが待機する納屋橋会場の外観です。
なんとなく昔のボーリング場の風情が漂っておりますね。
外観から想像されるように、内部もかなりレトロで、それ自体がアートと言って良い建物でした。
納屋橋会場、ここにはまだご紹介していないユニークな作品がたくさん展示されておりました・・・一見の価値は絶対にあります♪

名古屋市中区栄 1-2-45 東陽倉庫テナントビルにて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2013-09-24 06:00 | Arts
2013年9月23日 シュールでファンキーな関ヶ原の戦い
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「うぉりゃあああああ」・・・「どっせえええええええ」・・・「とりゃああああああ」
戦国時代の武将たちでしょうか、壮絶な合戦が行われておりますね。
実はこれ、関ヶ原の戦いをジオラマで再現したものなんですね。

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昨日は、私の所属する写真塾、ワークショップ「写房」の9月の撮影会でした。
今回の撮影会場は、岐阜県の西端、関ヶ原であります・・・関ヶ原ウォーランドという、関ヶ原の戦いの博物館に出かけたんであります。

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ゲートをくぐるといきなり顔出し写真用の立て看板登場・・・この博物館の性格がわかりますね。^^;
「大一大万大吉」の家紋が見えますので、どうやら東軍の大将、石田三成なんであります。

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この園内には、こういうコンクリートでできた武将の像が200体以上設置されております。
このヘタウマな表情のコンクリ像と言えば・・・そうです、.愛知が誇るコンクリ像作家、浅野祥雲氏のトレードマークなんであります。
私、浅野祥雲先生のシュールでファンキーな作品、大好きなんであります。
これまでに、自宅近くの仏教テーマパーク「五色園」や、犬山の桃太郎神社知多半島の軍人墓地をすでに訪問しております。
関ヶ原にも大量の浅野式コンクリ像があることは知ってましたが、まだ未踏でした・・・なので、今回の撮影会場を知ったときは興奮しました♪

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有名な武将像にはちゃんと名前が書いてあります・・・これは奥さんの内助の功で有名な山内一豊ですね。

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こちらは武田信玄であります・・・ん?信玄公は関ヶ原の戦いの時には、とっくに他界していたはず・・・いいんです、亡霊なんだから。^^;
しかも「ノーモア」などと英語を使っているんであります・・・このへんのゆるさが実にいいんであります♪

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有名武将像も良いんですが、こういう雑兵もよくできておりました。

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これ、夕方薄暗いところでみたらおっかないでしょうねえ・・・

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合戦で流された血を思わせるヒガンバナがちょうど真っ盛りでした。

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楓も徐々に色が付いてきたかな・・・でも、本当の紅葉にはまだまだ時間がかかりそうでした。

岐阜県不破郡関ケ原町1701-6 関ケ原ウォーランドにて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2013-09-23 06:00 | Sculpture
2013年9月22日 アカデミー賞公式シェフのレストラン
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あいちトリエンナーレ2013のメイン会場である県美の10Fにあるレストラン前に並べられた料理サンプルです。
左下に見えるのは、どうやらサーモン・ピッツァのようですね・・・これはアメリカの某有名レストランの名物料理の一つじゃなかったでしょうか・・・

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はい、そうなんであります・・・県美の10Fにはウルフギャング・パック・カフェ(WOLFGANG PUCK CAFE)が出店しているのでありました。
ウルフギャング・パック(Wolfgang Puck)は、オーストリア出身の料理人で、「スターシェフ」、「アメリカ料理を変えた料理人」と呼ばれています。
フランスの3つ星レストランで修業した後、1973年にアメリカに渡り、1982年にLAの有名レストラン「スパーゴ(Spago)」の共同オーナー兼メインシェフとして一世を風靡し、一躍アメリカを代表するスターシェフの1人となった人であります。
彼はアカデミー賞授賞式のディナーにおける料理の総責任者を務める他、自ら出演する料理番組が2002年にエミー賞を受賞するなど、現在もアメリカを代表するスターシェフの1人として君臨しているそうです。
以上、引用はWikipediaより。^^;

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あいちトリエンナーレ2013を見るために県美にやってきたので、この日のランチはウルフギャング・パック・カフェで食べることにしました。
さすが美術館に入っているレストランだけあって、インテリアもあからさまにゲージツ的なんであります♪

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まずはランチについてくるサラダです。
シーザーズ・サラダ風のチーズ風味の濃厚なソースが美味しかったです。^^
また、美術館内を歩き回って喉が渇いたので、ランチのドリンクにはジンジャー・エールをお願いしました。

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メインはパスタやピッツァも選べましたが、「WPマーク(WPがお勧めするメニュー)」が付いていたチキンのローストを頼みました。
付け合せはマッシュポテトにローズマリー添え、それに小さなバゲットです・・・量が少なく見えるかもしれませんが、ところがぎっちょん。^^;
このチキン、半身なんですぜ・・・相当大食いの人でも満足できるんじゃないかと・・・なんせ、アメリカ人が食べる量ですから。^^;
このグレービー、お勧めだけあって、いかにもアメリカ人好みの明快な味で、なかなか美味しかったです♪

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カフェの中から見た中庭です・・・現代美術を思わせるシャープなガーデンですね。
有名シェフの名前を冠したカフェだけあって、借景も見事です・・・でもランチなのでそんなに高くはなく、このセットで1,380円なんであります。^^v

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こちらはカフェの外なんであります。
さすが芸術文化センターだけあって、天井から差し込む日差しも、しっかりとアートしているのでありました♪

名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10F ウルフギャング・パック カフェ 愛知芸術文化センター店にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2013-09-22 06:00 | Foods & Dining
2013年9月21日 愛知県美術館 - あいちトリエンナーレ2013
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秋晴れの空にすっくと建つ旧テレビ塔・・・そう、ここは名古屋の真ん中、オアシス21なんであります。

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反対側に視線を送るとそこにはこの建物・・・これは通称「県美」と呼ばれる愛知芸術文化センター(愛知県美術館)ですね。
この県美、今回の「あいちトリエンナーレ2013」のメイン会場なんであります♪

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まずは地下に降りて、今回のトリエンナーレのシンボル、《サン・チャイルド No.2》を見てきました。
このサン・チャイルドはヤノベケンジ氏が東日本大震災からの復興への願いを託して制作した巨大モニュメントです。
ガイガーカウンターの付いたアトムスーツを着てますね。

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地下から11階まで上がってみました・・・
大規模なウォール・ドローイングで国際的に知られる、ダン・ペルジョヴスキ (Dan PERJOVSCHI)の作品が、窓ガラスに描かれていました。

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さて、10Fの展示です。
中国在住のソン・ドン (SONG Dong)による《貧者の智慧:借権園》と言う作品です。
具象なのか抽象なのか、はたまたそのどちらでもありうるのか・・・一見地味ですが面白い作品でした。

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次の部屋には、岡本信治郎 (OKAMOTO Shinjiro)の作品、《ころがるさくら・東京大空襲》などが展示されていました。

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こちらもヤノベケンジ氏の作品で、《太陽の結婚式》です。
メタリックな《ウルトラ・サン・チャイルド》を祭神とした教会なんでしょうか・・・ここで結婚するカップルを募集しておりました。

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こちらもヤノベケンジ氏の作品で、教会の椅子に彫刻されていた異教的な動物像の一つです。

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青野文昭 (AONO Fumiaki)による《なおす・代用・合体・侵入・連置(震災後東松島で収集した車の復元)2013》という作品です。
自動車が木の箪笥に融合しているとても摩訶不思議な作品でした。

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上海を拠点に活動しているハン・フェン (HAN Feng)による《浮遊する都市 2011-13》です。
紙でできた上海の建物が天井からつるされるという、不思議なインスタレーションなんでありました。

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韓国のソ・ミンジョン(SEO Min-jeong)による 《ある時点の総体III》という発泡スチロールでできた作品です。
牢屋からの脱獄でしょうか・・・

とりあえず県美に展示されていた作品の一部をご紹介させていただきましたが、現代美術は実際に自分の目でみないと面白くないですね。
ぜひ、お近くにお住まいの方は見に行ってくださいな・・・
非日常的なアートに頭をガツンと殴られたような衝撃を感じると思います♪
この県美の他にも納屋橋会場、長者町会場、名古屋市美術館、岡崎会場など多数の場所で開催されておりますが、10月末まで開催されておりますので、コンプリートは可能だと思います。

なお、今回のトリエンナーレ、岡崎会場同様、ほとんどの作品は写真撮影OKでした。
相手が芸術作品ですから、アダヤオロソカニハ撮影デキナイ・・・などとは考えず、いつも同様、自分の好きなように撮ってしまいました。
もし作家さんの意図と異なる写真があったらとしたら、すべて私の責任です。ごめんなさい・・・^^;

名古屋市東区東桜 1-13-2 愛知芸術文化センター(愛知県美術館)
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2013-09-21 06:00 | Arts