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2014年5月31日 廃校慕情#4 - 下津具小学校
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先日ご紹介した上津具小学校の南東に位置する下津具小学校です。
明治6年(1873年)、上津具郷学校の下津具分校として常光寺に開校し、昭和49年(1974年)に津具村立上津具小学校 と統合して津具村立津具小学校(現:設楽町立) となりました。
廃校になった後、しばらくはテントやシートの縫製工場として使われていたようですが、今はそれも中止されてしまったようです。
今は、ヒメジョオンや夏草に囲まれながら朽ちていくだけ・・・静かな時間が流れていました。

BGMは、サティのジムノペディ#1~3をどうぞ。



愛知県北設楽郡設楽町津具新町5 旧津具村立下津具小学校跡にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2014-05-31 06:00 | Old Buildings
2014年5月30日 カリビで見る「絵本のしごと」
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刈谷市美術館に行ってきました。
この地域の美術館は、トヨビにしてもオカビにしてもナゴビにしてもケンビにしても、建物自体が「アートだよん♪」と言うとんがった雰囲気を漂わせていますが、カリビはどことなく昭和の風情の残る美術館なんであります。

今回訪問した理由は、↑コレ、「色の魔術師」のあたたかく美しい作品世界・・・「レオ・レオニ 絵本のしごと」展です。
他に比べると地味な美術館ですが、開催する展示会は面白いものが多く、特に絵本作家展は好みの作家の展示をしてくれるんであります。
2008年にもムナーリ展を見に行きました。

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小学校の教科書にも掲載されている『スイミー』で知られるレオ・レオニ(1910-1999)は、オランダで生まれ、イタリアでグラフィック・デザイナーとして活躍後、戦争のため1939年にアメリカへ移住、そこで初めて絵本の世界に足を踏み入れました。
まさしくコスモポリタンな活躍をした人なので、数ヶ国語を流暢にあやつることができるそうですが、「母国語」と言うものはないんだとか・・・

トヨビと違い、カリビでは展示そのもの内容は撮れないので、入口の写真をパチリ・・・^^
今回の展示会では、絵本原画や資料約100点、さらに油彩、彫刻など約30点が出展されており、とても見ごたえがありました。

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展示室の外には、自由にレオ・レオニさんの絵本を見られるスペースもありましたね。

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「色の魔術師」と言う言葉、伊達じゃないんであります・・・こういう絵本を見て育つとゲージツ的な子供になりそうなんであります♪

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こちらはミュージアムショップです。

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レオ・レオニさんのファンなら、思わずオトナ買いしたくなる関連商品がいっぱい並んでおりました。

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絵本好きの相方と一緒に行きましたので、我家もたくさんレオ・レオニ・グッズを買ってきました♪
これは神経衰弱ゲーム用のカードなんであります。

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こちらは絵本ですね・・・英語バージョンの方がちょっと安かったんであります。^^v
その他にもポストカードや額装用のポスター多数、クリアファイルやソックスまで・・・やっぱりオトナ買いしてしまいましたなあ。^^;

愛知県刈谷市住吉町4丁目5番地 刈谷市美術館にて
Olympus Pen mini E-PM2
Lumix G 20mm/F1.7 ASPH
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by blackfacesheep | 2014-05-30 06:00 | Arts
2014年5月29日 薔薇の館でモーニング
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明るい朝の日差しの中に咲く薔薇たち・・・五月ならではの爽やかな眺めですね♪
その後ろに見えるBlack & Whiteな建物は・・・

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英国のカントリーサイドで良く見かけるハーフティンバーな建物なんであります♪
チューダー朝建築によく見られる黒い梁にホワイトウォッシュされた漆喰壁、その前庭には薔薇園が・・・
う~む、ブリティッシュなんであります。

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玄関に向かうと、そこにも薔薇がお出迎え・・・

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中に入ると、スコンの収められたグラスジャーが目に入ります・・・
はい、ここは英国スタイルのティールーム、「カフェRosa薔薇館」さんなんであります。

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このお店に初めてきたのはおそらく40年以上前、私が高校生の頃のことだと思います。
今は亡き母のお気に入りのお店で、仕事場が近かったせいで、よく母と一緒にここにお茶を飲みにやってきました。
今でももちろん素敵なエクステリア・インテリアのお店ですが、当時は名古屋には珍しい本格的にアンティークなお店でした。
特に、お店の中のいたるところに溢れる優しい光が魅力的でした。

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あれから40年以上経ちますが、このお店の癒される雰囲気は変わっておりませんね。
英国の古いティールームのように、時が立てば立つほど、いっそう魅力が増して来ているような気がします。
数年前に英国のRyeの街を訪問した時、"Fletchers House"と言う古いティールームに入りましたが、その時、この薔薇館を思い出しました。

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ただ・・・お店そのものはあまり変わってませんが、お店のまわりの景色はまるで変ってしまいましたね。
当時は家の数もまばらでのどかな田園地帯でしたが、今は住宅やマンションや店舗が立ち並ぶ街になってしまいました。^^;

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この薔薇館さん、英国風のティールームではありますが、名古屋の喫茶店ですからモーニングがあります。
ティーも選べますが、まだちょっと眠かったのでコーヒーをいただきました・・・私、英国のBed & Breakfastに泊まるときも、朝はコーヒーです♪
薔薇館と言う名前にふさわしい、ラブリーでブリティッシュなカップ&ソーサーでしたね♪

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名古屋のモーニングですから、コーヒーの他にいろいろ出てきます・・・と言っても、「ゆで卵にトースト」なんてチープなものではありません。
カンパーニュと呼ばれる密度の濃いパンに、ベリーソースかけのヨーグルトと、お洒落なんでありました。
バターが濃厚で美味かったです・・・こりゃジャージー牛さんの仕業かな、って感じの味わいでした♪
しかもお値段は、これだけついてたったの400円・・・名古屋モーニングの伝統に則り、お値打ちなんであります。^^v

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お店の方に撮影許可をいただいて、店内を撮らせていただきました。
このお店、写真を趣味にしている人には、めっちゃ魅力的な被写体がいっぱいあります。
私はステンドグラス・フェチですので、こういう窓を見ると条件反射的にシャッターを押してしまいますねえ。^^

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こちらもステンドグラスと薔薇であります・・・さて、この薔薇はとこで撮ったものかと言うと・・・
あはは、お手洗いに置かれていたものなんであります、薔薇好き、ステンドグラス好きにはたまらないんであります。^^v

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見事に英国風な空気が流れています・・・床の仕上げと言い、壁のテクスチャと言い、日本にいるのを忘れそうになります。
これでヴィクトリアンなメイド服を着たウェイトレスさんが注文を取りに来てくれたら完璧ですが、そりゃいくらなんでも無理でしょう。^^;
英国南部のBradford-on-Avonの"The Bridge Tea Rooms"を訪問した時には、そんなウェイトレスさんが出てきて驚きましたが。^^;
薔薇館のスタッフさん、優しく親切な方ばかりなので、今のままで十分なんであります♪

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5月も末ですから、薔薇のピークは少々過ぎていると思いますが、昨日の朝に訪問した際には、まだ目と鼻を楽しませてくれました。^^
この薔薇館さん、創業は1967年6月なんだそうです・・・3年後には50周年なんですね。
名古屋の誇る英国風ティールームの老舗として、これからもぜひ頑張って営業していって欲しいと思います。
私もこの近くに来たら、ぜひまた訪問したいと思います♪

名古屋市天白区荒池1-1311 カフェRosa薔薇館にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2014-05-29 06:00 | Foods & Dining
2014年5月28日 雨雲を見送る電線たち
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雨を降らせた雲がどんどんと東方面に流れ去って行きます・・・
なかなかダイナミックな眺めなんですが、雲だけ撮っていても絵にしにくいので、電線さんたちに手伝ってもらいました。
蒼空を背景に立つ高圧線鉄塔、低圧船鉄塔に張り巡らされた電線・・・それらを巻くようにして流れていく雲、気持ちの良い眺めなんであります♪
こういう五月らしい眺めもそろそろ見納めかも・・・今週末には6月となり、どんよりとした梅雨空の広がる季節になってくるんだろうなあ。


愛知県豊田市にて
Olympus Pen mini E-PM2
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
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by blackfacesheep | 2014-05-28 06:00 | Japanese Landscapes
2014年5月27日 廃校慕情#3 - 上津具小学校
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廃校慕情シリーズの第三弾は、旧津具村に存在していた上津具小学校の講堂です。
明治5年(1872年)8月に、上津具郷学校として金龍寺に開校され、昭和49年(1974年)3月31日 津具村立下津具小学校 と統合して津具村立津具小学校(現:設楽町立) となりました。
生徒数の減少により、村内の2つの小学校を1つに統合した、と言うことのようです。
この講堂以外の校舎はすでに撤去されており、その跡地はスポーツ広場と呼ばれるグラウンドととなっているようです。

「津具」と聞くと、凄い山の中を連想する愛知県人も多いかも知れません。
でも、実際には空の広い開けた場所で、山村と言うより盆地の村という雰囲気なんであります。
この上津具小学校の付近も、ひたぶるにのどかな農村風景が広がっておりました・・・ただ、子どもたちの姿が見えないのが寂しかったです。

BGMをどうぞ・・・Bill EvansのDanny Boyです。



愛知県北設楽郡設楽町津具中大名地 津具村立上津具小学校跡にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2014-05-27 06:00 | Old Buildings
2014年5月26日 テディベアの新郎新婦
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夢見心地なテディベア・・・
ウェディングベールを被っっておりますので、花嫁さんベアですね~♪
知り合いのお嬢さんが、もうすぐ結婚する兄上のためにウェディングベアをプレゼントしたいと言うことで、我が相方につくり方を習いに来ました。
ネットでキットを購入し、そのお嬢さんも制作中なんですが、万一のバックアップとして、相方もキットを提供してもらい、制作したのがこの子です。

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ウェディングベアですから、花婿さんベアもおります・・・お嬢さんの兄上かな?^^
きっと君のことを幸せにするよ~・・・と言いたげな表情のテディベアさんです。
このキット、完成までの目安制作時間が載っておりました・・・180分(3時間) x 5日間、つまり15時間必用なんだそうです。
ベア作りって時間がかかるのですね~、ベア作りに慣れた相方でも、そのぐらいかかったようです。

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完成したので、相方が今までに作りためた布のミニベアさんたちにも集まってもらい、記念写真をパチリ♪
このミニベアさんたちは、トレーンベアラーと呼ばれるベール持ちや、花嫁さんのお世話をするブライズメイドって位置づけであります。^^v
ご結婚、おめでとうございます~♪

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花嫁さん、お庭に出て、お日様の光の下でも1枚パチリ・・・女の子らしい優しげな顔つきなんであります♪

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お婿さんも後を追いかけます・・・こちらは男らしくシャープで凛々しいハンサム君です。^^v

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ふたり揃ってツーショット・・・ありゃ、位置が逆だったかな・・・ま、いいや、末永くお幸せに~♪

実はこのウェディングベア、キットのまま作ってありません。
オリジナルの出来上がりはこんな感じなんですが、あまり可愛くないので、相方流にアレンジを加えて作ってあります。

花嫁さんベアは女の子らしくなるように綿を多めに詰めて丸顔に、お婿さんベアは凛々しく見えるように鼻を高めに、微調整しています。
また、鼻もオリジナルはプラスチックパーツなんですが、ひっじょーに安っぽいので刺繍に変えました。
ウェディングドレスはあまり可愛くないので却下、パールのアクセサリーと薔薇のブーケを中心にベール中心で作り変えています。
また、耳の位置もオリジナルとは違い、相方好みの位置に付け替えてあります。

うむ、欲目かもしれませんが、キット改造バージョンのこの子たちの方が可愛くできてると思うんであります♪

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
Nikon D600
Micro-Nikkor 105mm f/2.8D
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G (3枚目のみ)
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by blackfacesheep | 2014-05-26 06:00 | Still Life
2014年5月25日 廃校慕情#2 - 八橋小学校
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廃校慕情シリーズの第二段、設楽町の八橋地区にある旧八橋小学校です。
例によって、ポストプロセスはこのシリーズのためにAdobe Lightroom上で調合したプリセット、"Muted Old School"です。
使用期限切れのネガ・カラー・フィルム、そう、Konica Centuria Super 100あたりを思い出させるような眠くて渋いトーンを作ってみました。

この小学校の創立は明治8年だそうですが、この校舎は昭和19年(1944年)1月8日に竣工したものだそうです。
昭和46年(1971年)3月に閉校し、田口小学校に統合され、以降40年以上廃校となってきています。

廃校後は、愛知県知多半島の常滑市が野外教育センターとして利用していたこともあったようで、そのときの遺品も目につきました。
校舎は施錠されていましたが、窓ガラス越しに中の様子を見ることはできました・・・懐かしい木造校舎でした。

この八橋地区、数年後にはダム湖の湖底に沈むことになっています・・・設楽ダムの着工が決定されたからですね。
すでに住民の退去が始まり、無人の家や取り壊された家が目に付きました。
この八橋小学校もやがては水没してしまう・・・そう思うと、かつてはたくさんの生徒たちが学び遊んだこの校舎、とてもいとおしく見えました。
沈んでしまう前に、季節ごとに訪問しその姿を記録にとどめておきたいと思いました。

愛知県北設楽郡設楽町八橋西路 旧八橋小学校跡にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
Post Processed by Adobe Lightroom 5.4
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by blackfacesheep | 2014-05-25 06:00 | Old Buildings
2014年5月24日 Coffee Break at Cafe Bus
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昨日、豊田市駅前のジムへ行った後、二眼レフのMamiya C220でスナップ撮影しようと思いたち、付近をお散歩してきました。
珍しくもリバーサル・フィルム(Fujichrome Provia RDPIII)を装填してしまったので、必然的にカラフルな被写体を探しまくってしまいました。
豊田市駅の東口から南下し、EV/PHVの充電施設のある方に歩いて行ったら、こんなカラフルなボトルに遭遇・・・

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ここ、カフェの店先でした♪
上の写真のボトルは、コーヒーに落とすシロップだったんであります。
お店の人に了解をもらって、Mamiya C220 with Mamiya Secor DS 105mm/F3.5でパチリ・・・現像上がりは来週ですね♪

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さてここ、カフェと言っても一味違います・・・こんな移動式のカフェだったんであります。^^v
軽ワンボックスワゴンなんですが、シトロエンH(アッシュ)トラック風味のフレンチなデコレーションが可愛らしいですね♪
店名は"cafebus non"さんと言うんだそうです。
現在、火・水・木・金に豊田市駅の前(豊田市西町1-1)ダイコックさん店前にて朝から夕方まで出店しているそうです。

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後から見たところです・・・LA CIMBALIのエスプレッソマシンが見えます・・・移動カフェと言っても本格的なんであります♪

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暑い日だったので、アイスコーヒーをお願いしました・・・
普段はアイスコーヒーでもブラックで飲みますが、せっかくですのでIrish Creamのシロップを落としてもらうことにしました。
もちろん、Baileys Irish Creamと違って、アルコールは入ってませんけどね。^^;

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アイスコーヒーでも、バリスタさんが一杯ずつドリップで丁寧に抽出してくれるんであります・・・美味くないわけがない♪

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これがIrish Cream Coffeeです・・・う~ん、これは大正解、Irish Creamの風味がほのかに効いたBitter & Sweetなオトナの味です。^^
Lotusのカラメル・ビスケットが付いてきます・・・お値段は300円なり、スタバで飲むよりずっとCP高いです♪

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カフェバスの後ろには、椅子がいくつか置いてあり、ゆっくりと腰かけてカフェを楽しむこともできます。
また、灰皿も付近にあり、喫煙者の方にもうれしい・・・あ、コレ、私はもう卒煙してしまったので、カフェのお客さんに手タレをお願いしました。^^

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豊田市駅付近って、オープンカフェがないのが寂しかったんですよね。
"cafebus non"さん、味も雰囲気も良いし、お天気の良い日にはぜひ愛用させてもらうことにします♪

愛知県豊田市西町1-1 cafebus nonにて
Olympus Pen mini E-PM2
M.ZUIKO DIGITAL 45mm/F1.8
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by blackfacesheep | 2014-05-24 06:00 | Foods & Dining
2014年5月23日 廃校慕情#1 - 名倉中学校
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ここは愛知県北設楽郡設楽町東納庫落山に所在する、旧名倉中学校です。
開校は太平洋戦争終了後の昭和22年(1947)4月・・・ベビーブーム時代だけあって、山間にもかかわらず大きな校舎が印象的でした。
昔の中学校ですから、お約束の二宮金次郎像もありました・・・ただ、時代背景なのか、安直なセメントモルタル製ですね。
屋根にもセメント瓦が使用されている部分があり、コケなども生えて、陶器瓦に比べると草臥れ方が印象的でした。
赤く錆びたローラーや朝礼台、タイル仕上げの手洗い場も、昭和30年代に小学校に入学した私には、懐かしい雰囲気満点でした。

残念ながら生徒の減少により、平成13年(2001)3月に閉校・・・設楽中学校に統合されました。
以来13年間廃校となっていますが、地元の方々が手入れをなさり、時々はイベントでも使われているせいか、荒れた感じはなかったです。

先日予告いたしましたように、奥三河の廃校写真シリーズの第1回目です。
この「廃校慕情シリーズ」を始めるにあたって、Adobe Lightroomで専用のプリセットを作ってみました。
彩度・コントラストを落とし、盛大にビネットさせ、露出も明るめ・・・期限切れのネガカラーフィルムっぽいテイストにしてみました。
登録名は、"Muted Old School"としておきました。^^;

愛知県北設楽郡設楽町東納庫落山 旧名倉中学校にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)
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by blackfacesheep | 2014-05-23 06:00 | Old Buildings
2014年5月22日 センチメンタルな私写真家の写真展
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豊田市美術館に、「荒木経惟 往生写集 - 顔・空景・道」展を見に行ってきました。
荒木経惟氏は「天才アラーキー」などと自称し、スケベで過激な写真を撮るフォトグラファーとして有名です・・・ま、その通りなんですけどね。^^;
でも、私は彼の撮る写真って、どっか優しい抒情を感じて、大好きなんであります。
彼の写真集を見るたびに、こういう肩の力が抜けて包容力のある写真は自分には絶対に撮れそうもないな・・・と思わされてしまいます。

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今回の写真展、アラーキーさんのごく初期の写真も展示されておりました。
後年はどんどん露悪的になっていって、上手いのに下手を装った写真を撮りまくってたアラーキー氏ですが、70年代の写真は本当に良いですね。

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それもアカデミックな意味での「良い、上手い」と言うのではなく、被写体と対峙するときの姿勢がマジメなんだと思います。
カルティエ・ブレッソンやロバート・キャパのようなクールな視線ではなく、エド・ファン・デア・エルスケンやダイアン・アーバスに近い、体温を感じさせる視線です。

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アラーキー氏のメルクマールとなった「私写真家宣言」です・・・彼の写真集、『センチメンタルな旅』の序文ですね。
この写真集、彼の妻である陽子さんとの結婚式・新婚旅行を撮ったもので、1971年に出版されました・・・奥さまのヌード写真で有名でした。

「もう我慢できません。私が慢性ゲリバラ中耳炎だからではありません、たまたまファッション写真が氾濫しているのにすぎないのですが、こうでてくる顔、でてくる裸、でてくる私生活、でてくる風景が嘘っぱちじゃ、我慢できません。これはそこらの嘘写真とはちがいます。この「センチメンタルな旅」は私の愛であり写真家決心なのです。・・・」で始まる宣言ですね。

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陽子さんとの幸せな結婚生活は20年続きました。
しかしある日、病魔が襲います・・・1990年1月、陽子さんは子宮肉腫で他界・・・それまでの数ヶ月、アラーキー氏は彼女を撮り続けました。
1991年2月、新潮社から出た写真集が「センチメンタルな旅・冬の旅」です・・・前半を「センチメンタルな旅」から再編集し、後半は「冬の旅」として彼女を失うまでの心の旅を描いています。

そこに収録された写真もいくつか、今回の展示会で見ることができました。
この写真を見ると切ないです・・・キャプションには下記のように書いてありました。
「手指をにぎるとにぎりかえしてきた・・・お互いにいつまでもはなさなかった・・・午前3時15分、奇跡がおこった。目をパッとあけた。輝いた。」

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最愛の奥さまを失くされた後、アラーキー氏はその心の隙間を埋めるためなのか、空写真をたくさん撮っていたそうです。
ばけぺんに55mmの広角レンズを装着して撮った写真、この時代のものだったんでしょうか。

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また、アラーキーさんと言えば、愛猫チロです。
今回の展示会でもその愛らしい姿をたくさん見ることができました。
アラーキーの奥さん、陽子さんが生後4ヶ月でもらってきた猫なんだそうですが、2歳のときに陽子さんを見送ることになってしまいました。
42歳の若さで陽子さんが亡くなったとき、アラーキー氏と一緒に泣いて、寄り添って、励ましてくれたのがチロちゃんだそうです。
陽子さんが亡くなった後、自宅のベランダで空写真を撮っている時も、いつも足元にはチロちゃんがいたそうです。
その後20年間、チロちゃんは一人暮らしのアラーキー氏の唯一の家族となり、時には被写体となり、共に暮らしてきた大切な存在でした。

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そのチロちゃんも、2010年の早春に、22歳で息を引き取りました。
陽子さんの時と同様に、チロちゃんの命が果てるまで、アラーキー氏は写真を撮り続けました。
それがこの『センチメンタルな旅/春の旅』です。

人間で言えば100歳を超える高齢ですから、すでに毛並みにも艶がなく、身体もがりがりになってました。
うるんだ瞳でアラーキー氏を見つめるチロちゃん・・・
もう天命を知っていたのでしょうね、「私がいなくなっても、泣かないでね。」と言っているようでした。
命の消えたチロちゃん、花に埋るチロちゃん、焼かれて骨となったチロちゃん・・・アラーキー氏の優しいまなざしを感じました。

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アラーキー氏の映像作品、『三千空』です。
彼が撮りためた3000枚の空景のスライドショーで、印象的な空が次から次へと現れて来ます・・・
この切なくなるようなノスタルジックな空景、今は亡き陽子さんやチロちゃんの姿を投影する舞台なのかもしれません・・・
彼の撮る世界って、エロス(愛)がやたらと強調されますが、その裏側にはいつもタナトス(死)が潜んでいるような気がします。

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もちろん「センチメンタルな旅」の連作以外にも、新しい作品もたくさん展示されていました。
エロ親父的露悪趣味ばかり強調されるアラーキー氏ですが、いつも写真的な刺激に満ちていて見飽きないですね。

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こんなファインアートみたいな作品も残しているんですね・・・知らなかったです。

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アラーキーさんの写真展、じっくりと堪能してきました。
雨上がりの初夏の青い空が胸にじ~んと響きました・・・とってもセンチメンタルな空の色だったのでありました。

愛知県豊田市小坂本町8−5−1 豊田市美術館にて
Olympus Pen mini E-PM2
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
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by blackfacesheep | 2014-05-22 06:00 | Arts