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2015年9月30日 里山の秋
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小さな秋を探しに里山に行ってきました・・・向かったのは、豊田市の東部にある「豊田市自然観察の森」です。
ここは失われゆく里山の自然を残し、子供たちの教育に役立てるために選ばれた場所で、四季折々の懐かしい景色に出会うことができます。

お彼岸ですから、文字通り、彼岸花が満開に咲いておりました。
この花は、田んぼのあぜ道に咲いているのが一番に会うかもしれません・・・都会のビル街でも咲いてましたが、居心地が悪そうでしたもんね。

また、稲刈りはすっかり終わっており、稲架掛けになってました。
森の小道にはキノコがいっぱいでておりました・・・蔦も枯れつつありました・・・秋の七草の萩も咲いておりましたね。

稲刈りの終わった田んぼには、フジバカマが咲き始め、案山子さんたちが暇そうに日光浴をしておりました♪
懐かしき里山の秋・・・満喫してきました。^^

愛知県豊田市東山町4丁目1206−1 豊田市自然観察の森にて
Olympus Pen Lite E-PL6
Leica DG Summilux 25mm/F1.4


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by blackfacesheep | 2015-09-30 05:00 | Japanese Landscapes
2015年9月29日 Jazzyなイタリアンレストラン
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クラシックな雰囲気に溢れたギターヘッド・・・Jazzyな雰囲気に溢れてます。

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このギターを撮ったのは、こんなレストランでした。

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この日はランチを頼みました・・・まず出てきたのは、こんなサラダとパンです♪

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ここは何のレストラン化と言えば・・・真っ赤なトマトの缶詰が主張するように、イタリアン・レストランなんであります。

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でも、店内にはこんなサックスなどの楽器もディスプレイされており、Jazzyな雰囲気に溢れております。

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ランチのメインがやってきました・・・この日は柚子胡椒風味のイワシのパスタを頼んでみました・・・和風なイタリアン、美味でした♪

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食後のコーヒーでくつろぎのひと時であります。
ここは、日本一暑い街として有名となった岐阜県多治見市・・・その市街地をのぞむ丘の上にあるイタリアン・レストラン、"Jazz Inn Papa'z"です。
私が大学のときに所属していたJAZZバンド、Nanzan Art QuartetのM先輩が経営しているお店ですね。

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こちらにディスプレイされているギターは・・・M先輩の愛器です。
右側のGibson ES-175はM先輩が学生のころから使っていた楽器で、左側のギターが一枚目に登場したギターで、D'AquistoのNew Yorkerです。
ジャズ・ギターが好きな方はピンとくるかもしれません。
どちらも抒情的な演奏で知られるJAZZギタリスト、Jim Hallが使っていたギターなんでありました♪

Jim Hallはデュオでのフォーマットが得意だったようで、数々の名演を残しています。
この季節にぴったりなのは、ベースのRon Carterとやった"Autumn Leaves"ですね・・・これは右のES-175での演奏でした。
また、ピアノのBill Evansとは2枚ほどデュオ・アルバムを残しており、"Undercurrent"に収められた"My Funny Valentine"は鬼気迫る名演です。
さらに、このD'AquistoでもベースのRed Mitchellと素敵なデュオアルバムを残しており、そのメロウな音色が楽しめます。

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せっかくですから、シェフ服のままのM先輩に、ダキスト・ニューヨーカーを構えていただきました。
M先輩、学生時代は「八事のジム・ホール」と呼ばれた存在で、実に渋いギターを弾いておられました。
今でも、シェフ業の傍ら、時々は演奏しておられます♪

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このダキストのギターストラップには、Jim Hallのサインがあります・・・M先輩がジム・ホールのコンサートを聴きに出かけ時にもらったものだそうです。
ちなみに、その下にあるのはフリューゲルホーンの名手、Art Farmerのサインであります・・・一緒のバンドで来ていたのだとか。
そういや、昔からジム・ホールとアート・ファーマー、仲が良いですもんね♪

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実際にちょっと演奏してもらいました。
うむ~、今は「多治見のジム・ホール」ですねえ、M先輩♪
D'Aquistoの柔らかく奥深い音色が秋にぴったりなんでありました。^^

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岐阜県多治見市住吉町2-27-1 Italian Restaurant "Jazz Inn Papa'z"にて
Nikon D610
Ai Nikkor 55mm F1.2


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by blackfacesheep | 2015-09-29 05:00 | Foods & Dining
2015年9月28日 青ざめた月
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昨日は中秋の名月でした。
ちなみに今日はスーパームーン、月が地球に最も近づく日なんだそうです。
普段、あまり天文写真を撮らないんですが、さすがにちょっと興味が沸いてきたので撮ってみました。

と言っても、ミラーレスなOlympus Pen Lite E-PL6に、ダブルズームキットの望遠ズームを付けて、自宅近くの住宅街で手持ち撮影・・・
Penの手ぶれ補正におんぶにだっこの超手抜き撮影ですね。^^;
2枚目がこのレンズの望遠端、150mmです・・・35㎜判換算で300mmですね。
3枚目はトリミングです・・・ちゃんと三脚に据えて撮ればもっと拡大できるんですが、手持ちで撮っているので、ちーと甘いです。^^;

さすがにそのまま出すのは気が引けるので、Adobe Lightroomでモノクロ化した後、スプリットトーニングでハイライトに黄色、シャドウに濃紺を入れました。
シャドウに青が入っているので、ちょっとお月さまが青ざめているところがミソなんであります。
秋らしい、寂しい雰囲気にしたかったんですね♪

BGMも、秋らしいGeorge Winstonの"Moon"をいってみましょう。^^



愛知県みよし市にて
Olympus Pen Lite E-PL6
M.ZUIKO 40-150mm F4.0-5.6R


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by blackfacesheep | 2015-09-28 05:00 | Seasonal Images
2015年9月27日 強面で不愛想な砕石工場
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工場ふぇち、赤錆ふぇちにとって、山の中にある砕石工場ってとても興味深い存在です。
でも、なかなか探すのが難しい存在でもあります。

ここは、ブログ友達のHoshigaoka Walkerさんが彼のブログの中で紹介してくださった物件ですね。
先日のシルバーウィークの際に訪問してみましたが、その存在感に圧倒的されました。

何というのでしょうか・・・やわな部分がまるでありません・・・徹底的に強面で不愛想、実にフォトジェニックなんでありました♪
Hoshigaokaさん、素敵な物件のご紹介、どうもありがとうございました。^^

岐阜県多治見市にて
Nikon D610
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 (Model A09IIN)
Tamron SP AF 70-200mm F2.8 (Model A001)


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by blackfacesheep | 2015-09-27 05:00 | Rusty Scene
2015年9月26日 秋雨に濡れる花たち
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昨日は朝から雨がちな肌寒い一日でした。
湿気を帯びた大気の中に、懐かしい甘い香り・・・これはひょっとして・・・そう、金木犀が咲き始めました。
金木犀の開花、去年は9月27日のエントリでアップしました・・・これ、記録破りに早かったんですが、今年はさらに記録を更新してしまいました。^^
例年だと、金木犀は10月の第一週目に咲くことが多いんでけどねえ。
どうやら今年は早々と秋が本気モードになってしまったようです♪

金木犀だけでなく、うちの庭に咲く秋の花々も撮影してみることにしました。
シュウメイギクにキバナコスモス、そして花じゃないです秋から冬の風物詩のハナミズキの赤い実ですね。
中望遠のおおらかなボケで撮りたかったので、Olympus Pen Lite E-PL6にアダプタ経由でAi Nikkor 55mm F1.2を装着して撮影しました。

このレンズ、本来は標準画角のレンズですが、Penに付けると110mm/F2.4相当の中望遠レンズに化けます♪
どれもF1.2の絞り開放で撮りましたから、滲んだようなソフトフォーカスが楽しいんであります♪
F1.2は、さすがに被写界深度がぺらぺらに薄いですね・・・Lrで周辺減光をたっぷり盛ってやったら浮遊感半端ないです♪

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さて、ミラーレスのPen Liteで撮った理由は・・・マクロ撮影もたまにはやってみたかったからですね。
実は接写用のエクステンション・チューブ、マイクロフォーサーズ用のしか持ってないんであります・・・eBayで買った1000円以下の激安チューブです。^^;
中間リングさえあればマクロ写真が撮れます・・・マクロレンズは使用頻度が少ないので、手放してしまいました。^^;
これは一番薄い中間リング(7mm)をかませて撮った金木犀で、ここまで寄るとさすがに深度が浅いので、F8ぐらいまで絞ったと思います。
14mmや28mmのチューブを装着すればもっと寄れますが、マクロ適性のない私にはこれで十分なのだ♪

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
Olympus Pen Lite E-PL6
Ai Nikkor 55mm F1.2 with Extension Tube #1
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by blackfacesheep | 2015-09-26 05:00 | Flowers & Plants
2015年9月25日 原色の幾何学
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美術館って、まわりの空間も実に計算されたアートになっているところが多いような気がします。
例えばこの名古屋市立美術館・・・黒川紀章先生の設計によるシンプルなラインがとても美しい建物です。
この建物の周りをぐるっとまわってみました。
直線や円形や不定形など、幾何学的な造形が、青・緑・赤・青・黄色・赤・緑と言う原色と絡んでいるのでありました♪
うむ~、さすがアートな場所は違いますねえ♪

名古屋市中区栄2丁目17−25 名古屋市美術館にて
Olympus Pen Lite E-PL6
Leica DG Summilux 25mm/F1.4


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by blackfacesheep | 2015-09-25 05:00 | Lights & Shadows
2015年9月24日 初秋の修道院
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久しぶりに多治見神言修道院に行ってきました。
日本人司祭と修道士の育成を目的に、ドイツ人のモール神父によって1930年に設立された修道院です。
カトリック神言修道会(神言会)に所属しており、私の母校の南山大学もこの神言会から派遣されたヨゼフ・ライネルス神父によって作られました。
ちなみにライネルス神父はこの神言会多治見修道院にて永眠されたそうです。

この修道院の建物は、地上三階、地下一階の木造建築で、建物の周りには3000坪にもおよぶぶどう畑があります。
ここで栽培されているぶどうは、1933年以来修道院の地下室で醸造され、「修道院ワイン」として赤と白の二種類が売店で販売されています。

この修道院、多治見にあるとは思えません・・・中世ヨーロッパの雰囲気があります。
小高い丘に広がるぶどう畑、緑深い中庭の木々、裏庭の片隅にある「ルルドの洞窟のマリア像」・・・魅力ある被写体がたくさんありました。
大聖堂に描かれたイエス・キリストの生涯のフレスコ壁画や、副祭壇のモザイク寄せ木細工も素敵なんですが、残念ながら撮影禁止・・・
しょうがないので、網膜に焼き付けてきました♪

あ、そうそう・・・Leica DG Lummix 25mm F1.4の連作、中断してしまいました。
きょうの写真も標準画角ではありますが、35mm判フルフレーム機のD610にAi Nikkor 55mm F1.2で撮りました。
F1.2の絞り開放で撮ると、不思議な浮遊感が生みだされ、ご機嫌です♪(1,3,5,7枚目)
まるで中判6x7の「ばけぺん」で撮ったような雰囲気です・・・
考えてみれば「ばけぺん」の標準レンズ、105mm/F2.4とAi Nikkor 55mm F1.2はほぼ同じ有効径ですから、あたりまえではありますが。^^

岐阜県多治見市緑ヶ丘38番地 多治見神言修道院にて
Nikon D610
Ai Nikkor 55mm F1.2


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by blackfacesheep | 2015-09-24 05:00 | Seasonal Images
2015年9月23日 初秋のスターバックス
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ちょっと一休みしたくなってカフェへ・・・
向かった先は、豊田市駅の松坂屋豊田店の中にあるスターバックスコーヒーです。^^

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ここのスターバックスは、希少な豆の「スターバックス・リザーブ」を取り扱っている店舗の一つです。

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こちらは今キャンペーン中のアニバーサリー・ブレンドですね。
数年寝かせることでコクの出たエイジド・スマトラ・コーヒーがブレンドされているのがミソなんであります。

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9月も中旬を過ぎると、夕方近くなってくるとちょっと肌寒く感じる時もあります・・・
そんなときは、こんなブランケットがありがたいんであります。

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そんな季節感に誘われて、「ロースト ナッティ チェスナッツ ラテ」を飲んできました。
一枚目の看板に出ているドリンクですね。
要するに、チェスナッツ(栗)にローストしたアーモンド、ヘーゼルナッツのペーストを練り込んだ風味豊かなソースを混ぜ合わせたラテであります。
栗やヘーゼルナッツの風味が、いかにも秋と言う味わいでした♪

愛知県 豊田市 西町6-85-1 松坂屋 豊田店 スターバックスコーヒーにて
Olympus Pen Lite E-PL6
Leica DG Summilux 25mm/F1.4


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by blackfacesheep | 2015-09-23 05:00 | Foods & Dining
2015年9月22日 初秋の光を宿す「水の宇宙船」
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毎度おなじみ、私の大好きな名古屋のランドマーク、オアシス21の「水の宇宙船」です。
水を満々とたたえた水盤が空中に存在する構造なので、お天気の良い日にはキラキラと水が輝き、とてもフォトジェニックなんであります♪

さて・・・今回もLeica DG Summilux 25mm/F1.4なんであります。^^;
35mm判換算だと50mmという標準レンズの画角ですから、古い人間の私には、どーにもこーにも使いやすいんであります。

絞りを開ければボケ写真、絞ればシャープなパンフォーカス・・・絞りで写真に変化を生み出せます。
しかも、絞り込んだときの光条がシャープで、Rollei 35に装着されたTessar 40mm F3.5の切れ味を思い出させてくれるんであります♪

私が昔、写真を始めたころは、一眼レフの標準レンズはみんな50mmでしたからねえ・・・雀百まで踊り忘れず、三つ子の魂百まで、なんであります♪
どこまでこの25mmで撮った写真が続くのか・・・私も興味津々なんであります♪

名古屋市東区東桜 オアシス21にて
Olympus Pen Lite E-PL6
Leica DG Summilux 25mm/F1.4 ASPH


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by blackfacesheep | 2015-09-22 05:00 | Lights & Shadows
2015年9月21日 味わい深きドイツレンズ
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ベアさんたちが眺めているクラシックなカメラは・・・私が愛用しているフィルムカメラです。
左側の小さいカメラが35mm判のRollei 35で、右側の二眼レフが中判6x6のRolleiflex Automat MXです。
どちらも40年以上前にドイツで設計された古いカメラですが、いまだによく写り、私の銀塩フィルム写真ブログでの登場回数も多いです♪

レンズはそれぞれ、ドイツの名門光学メーカー"Carl Zeiss"が作ったTessarが付いています。
テッサーは3群4枚構成のレンズで、F値は明るくないもののハイコントラストでシャープな描写で有名、「鷹の目テッサー」と呼ばれていたそうです。

Rolleiflex Automat MXの搭載レンズは、Zeiss-Opton Tessar 75mm F3.5です。
この時代のRolleiflexのTessar、東独の本家本元Jena製と西独に移転したOpton製の2種類があり、後者は描写がやや甘い、と聞いたことがあります。
でも、私のAutomat MXのテッサーの描写を見ると、Tessarらしい十分なコントラストとシャープネスを感じる写りだと思います。
Rollei 35の方は、ローライ社がツァイスのライセンスの元で自社制作したTessar 40mm F3.5で、こちらも負けず劣らずのカミソリの切れ味です。

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さて、こちらの二眼レフもローライ社製で、Rolleiflex 2.8Cと言います。
こちらについているレンズもドイツの名門レンズメーカー、Schneider-Kreuznach社が作ったもので、Xenotar 80mm/F2.8と呼ばれています。
クセノターは、かつて日本の光学界に「クセノタール・ショック」をもたらしたことで有名な、とてもよく写るレンズですね。

ダブルガウスのPlanarタイプほど明るくできませんが、ダブルガウスの前群とトポゴンの後群を組み合わせたことにより、非点収差、像面湾曲や歪曲収差などを良好に補正できる解像力の高いレンズ構成だそうです。
Rolleiflex 2.8系には、Carl Zeiss Planarの付いたモデルと、このXenotarの付いたモデルがあり、描写が微妙に違います。
同じF2.8でも、Planarの方が柔らかで妖艶、Xenotarの方が繊細でシャープだ、と言われています。

なお、背景にぼんやりと写っている二眼レフはRolleicord Vで、これもシュナイダー・クロイツナッハ製のレンズ、Xenar 75mm F3.5を搭載しております。
このクスナーはテッサーによく似た3群4枚構成のレンズですが、写りの雰囲気は若干テッサーとは異なります。
Tessarほどシャープさを前面に押し出した写りではなく、もっとしっとりとして線が細い、シュナイダー・クロイツナッハ特有の写りをします。

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さて・・・こちらのベアさんが吟味しているレンズには・・・LEICAの名前が入っております。
ライカ・・・そう、こちらもドイツの名門光学メーカー、エルンスト・ライツ社のブランドだったライカ銘のレンズなんであります♪
実際に作っているのは日本のパナソニックなので、通称「パナライカ」などと揶揄的に呼ばれていますが、ライカの定める製品特徴や品質をクリアしているので、ライカの看板を背負っても問題ない製品に仕上がっています。

レンズの名前は、Leica DG Summilux 25mm/F1.4です。
マイクロフォーサーズ用の標準レンズです・・・M.ZUIKO 25mm F1.8が相方専用となってしまったので、私用に手に入れたレンズですね。
最近このレンズにはまってしまい、ず~っとこのレンズで撮った写真ばかり上げています・・・標準画角だし、開放F値が1.4と明るいので使いやすいんです♪

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ツァイスやシュナイダーは、レンズの形式でレンズ名を付ける流儀ですが、ライカではレンズ名は開放F値で決まるようです。
F1から1.2はノクチルックス、F1.4はズミルックス、F2はズミクロン、F1.5はズマリット、F2.8はエルマリート、それより暗いレンズはエルマー・・・
ちなみに、このレンズはF1.4ですからズミルックスなんであります。

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さて、我家のマイクロフォーサーズの標準焦点域のレンズを並べてみました。
右の小さなパンケーキタイプはLumix G 20mm F1.7、真ん中はM.ZUIKO 25mm F1.8、そして左がLeica DG Summilux 25mm F1.4です。

35mmフルフレーム機の焦点距離で言えば、25mmは50mmに相当する標準レンズ、20mmは40mmに相当する「広めの標準レンズ」ですね。
こうしてみると、大きさがかなり違います・・・20mmはパンケーキと言うより「今川焼」って感じですね。^^;

で、Summiluxは、Zuikoよりかなり大きいです・・・その大きさの差はどこにあるのか・・・
せっかく2本の25mmが手元にあるので、三脚を立ててガチな比較撮影実験をやってみることにしました。

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上は、Leica DG Summilux 25mm F1.4の絞り開放で撮ったものです。

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上は、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8の絞り開放で撮ったものです。
ん?よく似ていてわからない・・・?
はい、それが当たり前だと思います・・・焦点距離は同じ25mm、絞りもF1.4とF1.8と、2/3段しか違いませんから、そんなに大きな違いはありません。

2/3段の違いというと、マイクロフォーサーズとAPS-Cの違いとほぼ同じですね。
この2種類のフォーマット、同じ画角・F値でボケの大きさの実験をやったことがありますが、ほとんど違いがなかったので、まあ順当な結果じゃないかと思います。

なお、画角は若干ながら違うようです・・・ズイコーの方がやや広角気味に写りますね。

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さて、拡大してみました。
こうしてみると、同じ25mmでもかなり違いがあるのがわかります・・・上の写真、左がSummilux 25mm F1.4、右がM.Zuiko 25mm F1.8です。

明らかに左側のSummiluxのほうが柔らかくボケも大きく、立体的に見えます。
シャープネスはどちらも絞り開放からシャープですが、意外なことに、より大口径なSummiluxの方がややシャープな気がしました。

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こちらは絞り開放時のボケの描写の違いです。
2/3段の違い、それなりです・・・Summiluxのほうが柔らかで大きなボケが出ており、うるさくない感じがします。

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レンズの味付けの違いを見るために、M.Zuiko 25mmのF1.8と同じF値のF1.8までSummiluxを絞って比較してみました。
軽く絞っているせいもあって、Summiluxののほう確実にシャープですね。

また、フォーカスがあっている部分とアウトフォーカスしている部分の先鋭度のギャップが大きいように感じます・・・剃刀ピントって、奴ですね。
収差がが残っているからでしょうか。
ズイコーのほうはそこまでフォーカス面とアウトフォーカス面の乖離が目立っていないように感じます。

しかしトーンの階調を見ると、Summiluxのほうがブロードでフィルムっぽいです。
M.Zuiko 25mmのほうが階調のコントラストが強く、デジタルっぽいです・・・明暗差が大きいせいで、ボケがうるさく感じます。

うむ・・・「ズミルックスは立体的に写る」と巷間でよく言われていますが、その秘密はこのあたりにあるのかも。

昔、「Carl Zeiss Planar T* 1.4/50はなぜ立体的に写るか?」と言うエントリを書いたことがありますが、そこで行った実験を通して分かったポイントは下記の通りです。

●階調が広くて眠いぐらいのコントラストのほうが立体的に見える。
●ピントの合っている部分とボケている部分の差が大きいと立体的に見える。
●同じF値、同じ焦点距離でも、レンズによってボケの出方は全く違う。合焦部分とボケ部分のコントラストの大きなレンズのほうが、立体的に見える。

今回の25mmの比較でも同じような印象を受けました。
ドイツの名門レンズメーカーのやることは奥が深いです・・・立体感を出すために、意図的に収差を残してるんじゃないでしょうか・・・^^
ドイツのレンズ、なかなかに味わい深いのでありました♪

もちろんM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8だって優秀なレンズです。
小型軽量だし、1万円以上安いし、開放から十分にシャープだし、近接能力は高いし、AFもズミルックスより早いです。
費用対効果を考えるなら、Summiluxより上です・・・でも・・・いわゆる「優等生」なんですよね。

方やLeica DG Summilux 25mm/F1.4は、より妖しい魅力に溢れています・・・不良っぽさがあります。^^;
長年フィルムカメラを作り続けてきたライカの伝統を感じさせる豊かな階調のトーンは、きょうびのレンズにはない奥深い味わいがあります。
絞り開放の柔らかなボケと立体感を楽しむのも良し、絞って鬼のようなシャープさを楽しむのも良し・・・F1.4と明るいので、絞りの変化が楽しいです。
このツンデレなレンズを装着すると、「おーし、今日は気合を入れて写真を撮るど~♪」と言う気分になりますね。

なお、他にも比較撮影を行っておりますので、ご興味があれば下のリンク先をごらんになってください。↓

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
Olympus Pen Lite E-PL6
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
Leica DG Summilux 25mm/F1.4
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8


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SummiluxとZuiko、25mmの比較撮影の画像はまだあります・・・
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by blackfacesheep | 2015-09-21 05:00 | Hardware