2010年3月19日 常滑の「やきもの散歩道」
2010年 03月 19日
焼物の里、常滑市の「やきもの散歩道」を写真友達たちと歩いてきました。
常滑市は知多半島西部にある街で、中部国際空港(通称:セントレア)がある名古屋の空の玄関です。
また古来より窯業が盛んな土地で、常滑焼は瀬戸、越前、信楽、丹波、備前の日本六古窯の中でも最古で最大の規模を誇る場所です。
いろんな陶磁器を生産している常滑ですが、なかでも「まねき猫」の生産量は、日本一なんだそうです。
上は、この「やきもの散歩道」の出発点となった常滑市陶磁器会館で販売されている「まねき猫」さんたちです。
また、土管や酒瓶なども、常滑の特産品として有名です。
上は散歩道の途中にある通称「土管坂」・・・きわめてわかりやすい命名法です。^^
土管の黒褐色に、初春の花や緑が映えて、とても素敵な趣となっていました。
上は国重要有形民俗文化財に指定されている登り窯、陶栄窯の煙突です。
約20度の傾斜地に8つの焼成室をもつ連房式の窯で、現存する登り窯では日本最大の窯らしいです。
この「やきもの散歩道」、そのところどころに雰囲気の良いお食事どころやカフェ、陶器屋さんが軒を並べており、被写体には事欠きません。
今日歩いた「やきもの散歩道:Aコース」は1.5kmで、普通なら1時間で歩けることになっていますが、なんせみんな写真を撮るのに必死・・・
デジタルカメラだけではなく、フィルムカメラでも写したいし、中判も使いたいし^^;・・・結局2時間以上かけて、のんびりと歩いてしまいました。^^
また、この「やきもの散歩道」は、野良猫さん大量発生地帯としても知られています。
そのため、今日は野良猫さん懐柔用秘密兵器として、マルハの魚肉ソーセージをコンビニで仕込んできました。
一匹、うまくその秘密兵器にひっかかってくれたんですが、こっちが撮影のセッティングにもたついている間に、ソーセージを咥えて走り去ってしまいました・・・さすが野良さん、逃げ足の速さは恐るべしでした。^^;
ちなみに上の猫さんは、秘密兵器なしでもモデルになってくれた、優しい店猫さんでした。^^
こんなレトロな骨董屋さんもあったりするので、その都度写真撮影・・・なかなか散歩のペースがあがらないわけですね。^^
常滑の「やきもの散歩道」、初めて歩きましたが、実にフォトジェニックでした。
またもうしばらくしたら、ぜひ再訪してみたいと思っています。
同行してくださった、写真仲間の皆さん、今日は楽しい一日を本当にありがとうございました~♪
愛知県常滑市にて
Pentax K200D
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8