2010年11月6日 華洋折衷のブティック・ホテル
2010年 11月 06日
ペナン島ジョージタウンで二泊したホテル、「チョン・ファッ・ツェー・マンション」のロビーです。
中国の文化と19世紀末の英国ビクトリアン様式がミックスされた、「華洋折衷」とも言えそうなインテリアがとても美しかったです。
欧米では、こういう小さくてもお洒落なホテルを「ブティック・ホテル」と呼ぶようですね。
家具や調度は長年にわたって大切に使われてきた風情が漂っており、とても素敵でした。
タイルはビクトリアンなのに、置いてある家具は中国風・・・窓にはめ込まれたステンドグラスはアール・ヌーボー・・・
不思議な組み合わせですが、とても美しかったです。
上はこのホテルのレセプション、下は2階のバルコニーの装飾です。
このあたりはかなり中国風の意匠になっていますね。
このホテルは別名「ブルー・マンション」と呼ばれているように、外壁に塗られたインディゴ・ブルーがとても印象的です。
この螺旋階段は、典型的なビクトリアン、どうやらスコットランドあたりで作られたもののようでした。
下はこのホテルの外観ですが、中国風の極彩色を使っているのに、不思議と落ち着いたたたずまい・・・
やはり、ミステリアスなインディゴ・ブルーのなせる業なのでしょう。
At "Cheong Fatt Tze Mansion", Georgetown, Penang, Malaysia
Pentax K-5
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)