2011年1月6日 K-5のデジタルフィルターで遊んでみました
2011年 01月 06日
昨今のデジタルカメラには、「アートフィルター」とか「デジタルフィルター」と呼ばれるイフェクトが搭載されていますね。
K-5にもいくつか搭載されていますので、ちょっと遊んでみました。
上は「色抽出」と呼ばれるデジタル・フィルターです。
任意の色だけ発色させて、残りの色はモノクロームにしてしまうフィルターですが、使い方によってはかなり面白い写真が撮れそうです。
またこちらは「ミニチュア」と呼ばれるもので、あたかも中判や大判のカメラで撮ったような浅い被写界深度風味の写真が出来上がります。
でもなあ・・・このトラクターを本物の中判のマミロクで撮った写真に比べると、なんとなくあざとい感じがしないでもないですけどね。^^;
これは「ソフト・フォーカス」ですね。
ハイライトがにじんで紗のかかったような表現になりますが、被写体を選ぶなあ・・・
ごついトラクターには似合わないイフェクト、本来はポートレートや花写真向けですね~^^;
このポップな感じのデジタル・フィルターは「ポスタリゼーション」と呼ばれるイフェクトです。
階調を切り詰めてイラストのような写真にしてしまうもので、他のイフェクトと組み合わせてマン・レイ風やロイ・リキテンシュタイン風の作品にするのも面白そうです。
こちらは「トイカメラ」風味のデジタル・フィルターです。
コントラストをがっつり高くして周辺減光させてやると、ホルガやロモでネガ・カラー・フィルムをアンダー目の露出で撮ったような雰囲気になってしまいます。
K-5のデジタルフィルター、10種類以上もあります・・・
トイカメラ、モノトーン、レトロ、カラー、ハイコントラスト、ソフト、色抽出、トゥインクル、デッサン、水彩画、フィッシュアイ、パステル、スリム、ミニチュア、HDR、ポスタリゼーション、ベースメイク、カスタム・・・
どれもPCでレタッチすれば可能なイフェクトなんですが、こういうイフェクトがカメラに内蔵されているのはお手軽で良いです。
たまには違う雰囲気の写真が撮りたくなったときには楽しいかもしれませんね。^^
愛知県みよし市にて
Pentax K-5
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZK