2011年3月24日 日本人の郷愁を刺激する農家にて
2011年 03月 24日
昨日ご紹介した茅葺の古民家、「三州足助屋敷」の玄関です。
こういう昔ながらの民具がさりげなく置かれた風情って、日本人なら誰でも郷愁を感じてしまいますね。
子供の頃に遊びに行った田舎の民家はどこも暗かった記憶があります・・・
この三州足助屋敷の内部も、そんな昔の記憶を呼び起こす暗さでしたが、K-5は暗所に強いのでさほどストレスは感じませんでした。
上はひな祭りならではの風物、「餅花」ですね。この季節の足助ではいたるところで目にします。
下は土間から上がったところにある囲炉裏です・・・長年の煤にいぶされて真っ黒でした。
三河地方は昔から綿花の栽培が盛んで三河木綿の産地でした。
そのため、農家では木綿の布を織っているところが多かったそうです。
中馬のおひなさんは終了してしまいましたが、まだ足助屋敷にはお雛様が展示されていました。
こちらは昔ながらの食品保存の知恵でしょうか・・・囲炉裏でいぶされた鮎ですね。
下は梅干などの塩蔵保存食です・・・マムシの入った薬用酒などもあって面白かったです。
愛知県豊田市足助町 「三州足助屋敷」にて
Pentax K-5
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)