2011年11月1日 荘厳な光に溢れる教会
2011年 11月 01日
ドイツ最古の街、トリーアを散歩している時に見かけたちょっとロマネスクな教会です。
ガイドブックなどにも載っていないごく普通の教会なんですが、透過光フェチの私は、この教会の窓に釘付けになってしまいました。
どこに惹かれたかというと・・・ケイムと呼ばれるステンドグラスの鉛の枠でして、この造形を見ると、中には見事なステンドグラスがあるに違いない、と思った次第なんです。
中に入ってみると・・・お~、荘厳な光りに溢れていたのでありました♪
ステンドグラスの造形自体はさほど古いものではなく、第二次大戦後に作られた雰囲気のアブストラクトなものでした。
西日に照らされた窓から、カラフルな光りが祭壇に差し込んでいました。
ゴシックな教会だと窓が大きくて入ってくる光りの量も多いんですが、ロマネスクな教会は窓が小さい分、入ってくる光りがドラマチックになるような気がします。
施錠はされていませんでしたが、参詣する人もない教会・・・この素敵な色彩を心行くまで独り占めできたんでありました♪
下調べを入念にして有名な教会の見どころを堪能するのも満足度が高いんですが、たまには行き当たりばったりで目に付いた教会に入ってみるのも良いですね~♪
Trier, Germany
Pentax K-5
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 (Model A16)