2012年3月19日 標準レンズで英国紅茶♪
2012年 03月 19日
今はズームレンズが普及してしまい、画角47度前後の明るい単焦点標準レンズの付いたカメラは流行らなくなってしまいました。
でも、銀塩フィルムでの写歴が長いせいか、私は明るい標準レンズで写真を撮るのが大好きです。
ポジション取りと絞りの変化だけで、暗いズームレンズよりはるかに変化に富んだ写真が撮れる・・・これが楽しいんですよね♪
今日も、135判換算46mmと、ちょっと広めな標準レンズとなるFA31mm Limitedを付けて撮ってみました。
こちらは名古屋の閑静な住宅街にある英国風なティールーム、「植田ラティス」さんです・・・
エントランスがブリティッシュなんですが、あえてF3.2でぼかし、手前にある豚さんのベルをフォーカスしました。
エントランスに置いてあるイーゼル・メニューです・・・柔らかく撮りたかったので、寄って絞開放のF1.8・・・大きくぼけますねえ。^^
お店の中に入ると、各種の紅茶の入った缶が目を惹きました。
英国のティールームもこういう雰囲気のところが多いです・・・コッツウォルズ北部、Broadwayの村にある素敵なティールーム、Tisanesを思い出しましたね~♪
これはF5.6まで絞ってシャープネス優先です。
本日のお奨め、スリランカの紅茶、ディンブラをストレートでいただきました。
カップはノリタケの特製で、スコットランドの国花、アザミ(Thistle)柄なんであります♪
渋みがあって落ち着いた香りの紅茶でした・・・慢性膵炎であることが発覚して以来、コーヒーより紅茶を愛飲するようになってきましたよ。^^v
ここは、カップ類はシャープに、背景は柔らかにぼかしたかったので、F4の中間絞りで撮ってみました。
幸いにお客様がいなかったので、お店の中を徘徊して写真を撮らせてもらいました。
こちらはラティスさんのお奨めブレンドですね・・・柔らかく撮りたかったので、F1.8絞開放の大きなボケです♪
お店に置いてある雑誌も実にブリティッシュでしたね~♪
21世紀になって8回も渡英したぐらい私は英国好きで、持ち物も英国製が増えてきます・・・BilinghamのカメラバッグやBarbourのオイルスキン・ハットも、このお店では居心地良さげなんでありました。^^
ここは柔らかさ重視・・・F2.5と開放から一段絞ってみました。
ごちそうさまでした・・・心地よいティーブレークを過させていただきました♪
お店の外には、こんなディスプレイが置いてありました・・・絞F3.2でやや明晰に、でも硬くならないように、って感じの絞りです。
駐車場から振り向きざまにお店の全体像をパチリ・・・引いて、F8でシャープに撮ってみました。
う~ん、やはり明るい標準レンズは使いやすいです。
「オトコなら標準レンズ一本で勝負!」なんであります・・・ズーム・レンズなんてちゃらいものにはあえて背を向けよう・・・うーみゅ、ストイックだなあ、ハード・ボイルドだなあ・・・って、そのうちまた言うことが豹変するかもしれませんが。^^;
でも問題は・・・小型軽量のK-5でも重いFA31mmを付けると軽快感が損なわれてしまうってことなんですね。^^;
Pentaxの撒餌レンズ、DA35mm/F2.4でも手に入れてみるかなあ・・・それともカメラ自体が小さなMFT(マイクロ・フォー・サーズ)を追加するかなあ・・・あれ、安くて軽いし・・・またAPS-Cセンサーなら、リコーGXRのA12 50mm/F2.5マクロを手に入れるかなあ・・・
う~みゅ、色々悩ましいんであります。^^;
名古屋市天白区植田東2-1616 Tea Room 植田ラティスにて
Pentax K-5
Pentax FA31mm/F1.8 AL Limited