2013年1月23日 蛇の刻まれたお社
2013年 01月 23日
みよし市の明知地区の八柱社、市内で一番古い神社のひとつのようです。
俗称「八王子」という八柱社は、「応永8年(1401年)猿投八王子社檀一宇、現当二世之祈願奉造立」と言う棟札が残っているんだとか。
ほぉ、今から600年以上前の神社なのか・・・そりゃ由緒があります。^^
さてこの神社にやってきたのは、古いから、と言うわけではなく、今年の干支である「蛇」が刻まれていると言う情報を、新聞の地域版で見かけたからなんですね。
うむ、これは蛇ではない・・・単なる狛犬なんであります。^^
拝殿の正面にやってきました・・・これは蛇ではなく龍ですね・・・でも田舎の神社にしては、なかなか見事な彫刻です♪
手水場です・・・うむ・・・これも龍ですね。
お~・・・これか~♪
確かに舌をチロリと出した蛇が刻まれておりました。^^v
この拝殿、ぐるりと十二支の動物たちの彫刻が刻まれているのでありました。
英国の古いノルマン教会にも似たような意匠があったなあ・・・HrefordshireのKilpeckにあるChurch of St Mary and St Davidですね。
あれはガーゴイルとかの魔物なんでしょうけどね。
なぜ十二支の動物たちが刻まれているんでしょうか・・・ここは寺院ではなくて神社なんですけどね。
十二支は中国が起源で、お釈迦様のもとに新年の挨拶に来た順番に動物を割り当てた、と言われているように仏教的な背景があります。
まあ、神仏習合ってやつなんでしょうね。
いずれにせよ、ここは古くから近所の氏子さんたちに大切にされている神社のようで、お正月らしく、見事な門松で飾られていたのでありました♪
みよし市明知町西ノ口1 八柱社(旧八王子社)にて
Pentax K-5
Pentax FA43mm/F1.9 Limited