2013年5月30日 権力より愛だね
2013年 05月 30日
トヨタ会館に、またしても昔懐かしき青灰色の初代トヨペット・クラウンが展示してありました。
昭和30年代、このダルマ・クラウンはお金持ちしか乗れない車でした・・・ある意味、権力の象徴だったのかもしれません。
その横を見ると、コントラストをなすような鮮やかなローズマダーに塗られた車が一台・・・
"Hybrid"のバッジが付いております。
はい、このハイブリッドはピンクのクラウン、通称「ピンクラ」でした。^^
クラウンが誕生してから50年以上が過ぎ、昔は権力の象徴だった車がReborn・・・「権力より愛だね。」に生まれ変わりました♪
子供のころ、英国製の人形劇、「サンダーバード」の大ファンでした・・・あの勇壮なオープニングテーマ、今見ても興奮します。
さてこのサンダーバードには、ロンドン・エージェントとして、レディ・ペネロープと言う貴族女性が登場しました。
彼女の愛車はペネロープ号と呼ばれるピンクのロールス・ロイスで、正式名称はFAB1、ボンドカー顔負けの強武装を誇っておりました。
ピンクのクラウンを見たとき、思わず「おお、これはペネロープ号の実車版か~」と思ってしまいました。^^;
こちらも環境に優しい"Hybrid Synergy Drive"のバッジ、Aquaに付いていたものです。
135判の超広角レンズ、Nikkor 20mm/F2.8Dをオークションで調達しました。
超広角レンズはぼかしにくいんですが、それでも135判なら、寄って絞を開ければそれなりに豪快にボケるのが楽しいですね♪
ハイブリッドだけでなく、こんな特別デコレーションのPASSOも展示してありました。
最近のトヨタは、結構はじけていますねえ♪
また、はじけるだけでなく、本物のスーパーカー、LFAも作っているんであります・・・お値段、4000万円弱、発売とともに完売したそうです。^^;
「権力より愛だね」というキャッチフレーズで生まれ変わろうとしているトヨタ、その象徴がこのピンクラなのかもしれません。
何しろクラウンのくせに、ハイブリッド版の実用燃費は21.5km/Lだとか・・・なんじゃそれ・・・軽なみじゃんか。^^;
クラウンに四気筒エンジンを載せることについては議論もあったらしいですが、圧倒的なデータの前に無力な感傷だったらしいです。
結果として新しいクラウンの販売台数の半数以上がハイブリッド仕様、今やクラウンはれっきとしたハイブリッド車種なんです。
このピンクラ、秋からいよいよ一般発売が開始されるようで、市中で見かけることもありそうですね♪
ただ・・・私はあのエンジンのビート感が好きなんだよなあ・・・法律で規制されない限り、ハイブリッド車は買わないと思います。(ぼそり。^^;)
愛知県豊田市トヨタ町 トヨタ会館にて
Nikon D600
Nikon Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D