2013年6月26日 真摯な凡庸
2013年 06月 26日
明治村にある重要文化財、西郷從道邸です。
西郷從道は、明治初年から度々海外に視察に出掛け、国内では陸・海軍、農商務、内務等の大臣を歴任、維新政府の中枢に居た人物で、在日外交官との接触も多く、接客の場として設けたのがこの邸宅だそうです。
天井の高い邸宅内部には、静謐な空気が流れていました。
食堂には、宴の際に使われたオールド・ノリタケが飾られており、書斎には執務に使われた道具類が飾られていました。
GWに撮影したものですが、ボツ山の中に埋もれておりました・・・構図に工夫がなく、凡庸なんですね。^^;
友人のブログを見ていたらこの西郷邸が登場していて、「ああ、俺も撮ったなあ・・・」と思い出しました。
久しぶりに見てみましたが、こういう真っ正直に被写体を見つめて撮った写真もたまには悪くないかな、と思いました。
50㎜の標準レンズで撮ると、こういう衒いのない構図の写真が多くなるような気がします。
超広角や望遠系だと、斜めやトリッキーな構図が増えてくる・・・レンズの画角によって、自分の作画傾向はかなり変わるようです。^^;
愛知県犬山市 博物館明治村にて
Nikon D600
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G