2013年8月16日 実像と虚像に欺かれる空間
2013年 08月 16日
先日、あいちトリエンナーレのために制作された伏見地下街のインスタレーション、「青にだまされる地下街」をご紹介しました。
実はその近くには、ずいぶん前から「実像と虚像に欺かれる空間」があるのです。
上の写真、左側の"Tully's Coffee"のロゴは実像のボケですが、右は抽象図形が描かれた鏡面に写った虚像なんであります。
この実像と虚像、実にわかりにくくて頭をぶつける人が多いせいか、こんな黄色と黒の縞々テープが貼ってありました・・・
より安全ではあるんでしょうが、ちーと興ざめなんであります。^^;
その場で三次元で見ていると、特に違和感はないんですが、写真の二次元の世界に展開すると・・・
うむ~、どこからどこまでが実像で、どこからが虚像になっているのか、瞬時にわからなくなってくるんであります。^^;
この空間、名古屋の目抜き通りの一つ、広小路通りの電気文化会館の前のスペースですね。
こうやって見ると、どうってことない感じになるんですが・・・
ちょっとトリッキーなアングルで二次元表現に置き換えると、実にシュールな空間になるのが楽しいんであります♪
名古屋市中区栄2-2-5 電気文化会館にて
Nikon D600
Tamron SP AF 28-75mm/F2.8 (Model A09II)