2014年6月2日 闇に浮かぶ「狂騒の20年代」
2014年 06月 02日
久しぶりに長久手市にあるトヨタ博物館に行ってまいりました。
ここは1989年4月16日にオープンし、世界の歴史的な車を約140台を常設展示していることで有名です。
ガソリン自動車誕生から約100年間の自動車の歴史をテーマに、トヨタ車だけでなく19世紀末から20世紀にかけて製造された各国、各メーカーの自動車が体系的に展示されています。
クルマ好きにはもちろん見のがせない場所ですが、フォトジェニックな年代モノがたくさんあるので、写真愛好家にも人気があります。
さて、上の2枚は自動車ではなく、私の大好きなガラス越しの透過光であります。
ここはフランスのガラス工芸家、ルネ・ラリック(1860~1945)が量産したカーマスコットを展示する特別室の入口なんですね♪
ラリックは、「狂騒の20年代」に頂点を迎えたアールデコの代表的デザイナーです。
トヨタ博物館にはこの時代の名車も揃っており、本日の私の銀塩フィルム写真ブログに登場しているのはそのコレクションのひとつ、Duesenberg Model Jですね♪
なお、このルネ・ラリック カーマスコット展示室には、1920年代後半を中心とした全29種類32点のカーマスコットが揃っています。
日本国内に限らず、海外でも全種類をそろえ常設展示しているところはないんだそうです・・・その一部を下にご紹介しますね♪
愛知県長久手市横道41-100 トヨタ博物館にて
Nikon D600
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G