2015年1月17日 凍てつく公園
2015年 01月 17日
冷え冷えとした光が支配する真冬の公園・・・
午後1時半の昼下がりだと言うのに、遊ぶ子供たちの姿も見えず、とっても寂しい雰囲気ですね。
ひと気のない公園のことを、英語だと"Deserted Park"って言いますよねえ・・・ちんばみに"Desert"とは「砂漠」であります。^^;
ここのところはまっている「やや広めの標準レンズ」、35㎜で撮った写真です。
ただ、前回撮った写真に比べると、被写界深度がより浅くてボケも大きく、周辺減光も大きくて、やたらと立体感があります・・・
また、絞り込んだ時の光条は7x2=14本ではなく、9x2=18本に増えています・・・
Ai Nikkor 35mm f/2Sよりボケて、9枚絞りと言うと・・・^^;
はい、Ai Nikkor 35mm f/1.4がやってきました。
f2と比較すると、f1.4の方が若干長くて太いです。
ファインダーを覗いてみると・・・さすがf1.4はひっじょーに被写界深度が浅く、ものが立体的に見えます。
(↓に絞り開放の撮影サンプルを置いてあります)
でも、フィルター径は52㎜のまま・・・つまり、NDやPLフィルターはそのまま使え、便利です♪
これでMFのF値1.~のレンズが3本になりました。
Ai Nikkor 55mm f/1.2, Ai Nikkor 85mm f/1.4S, そしてこのAi Nikkor 35mm f/1.4Sです。
思えば、昨年の11月の「写真集団・錆銀」の合宿で、写真友達のffanさんにAi Nikkor 50mm f/1.2Sを借りたのがターニングポイントでした。
実を言いますと、AF化された大口径レンズは、私には「高嶺の花」と諦めておりました。
ところがぎっちょん・・・古いMFの大口径レンズなら、某オークションサイトで中古が手ごろな値段で出ているんであります♪
私の用途なら、MFで十分です。
さらに、この時代のMFレンズは頑丈で、今のAFレンズに比べると故障する確率も低く、将来にわたって長く使い続けられます。
ううむ、こりは投資価値は十分・・・
お~し、某オークションで使ってない機材を断捨離し、他の大口径Ai Nikkor購入資金を調達してみるかな、ぐふふふ♪
愛知県みよし市三好ヶ丘にて
Nikon D610
Ai Nikkor 35mm f/1.4S with ND8 Filter
Olympus Pen Lite E-PL6 & M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 (最後のみ)
人気ブログランキングへ
せっかくですので、F2.0とF1.4のF値の違いを比較してみました。
まず、1枚目は今まで使ってきたAi Nikkor 35mm f/2Sです・・・有効径は35÷2=17.5ですね
このAi Nikkor 35mm f/2S、絞り開放から使えるシャープな画質です。
撮影データは、ISO200, F2.0, SS 1/125ですね。
さて、お次は・・・
はい、こちらは1段明るいAi Nikkor 35mm f/1.4Sです。
撮影データは、ISO200, F1.4, SS 1/250、まさしくシャッター速度一段の違いです。
絞開放でのボケ、やはりf2より大きいです。
さすがに絞り開放だと大甘でフレアっぽく、被写界深度も激浅のために、かなりドリーミーな描写ですね。
とは言っても、使えないほど甘いわけではなく、等倍で見ればフォーカスの来たところはしっかりと解像しております。
有効径は35÷1.4=25と有意に大きくなっているために、広角レンズではありますが、かなり大きなボケを楽しめます♪
標準画角のレンズほどの大ボケはしませんが、室内で使う時はこの広さと適度な被写界深度の浅さが、逆に使いやすい印象でした。^^