2015年2月18日 フランスのエスプリ、PANHARD
2015年 02月 18日
トリコロールのフランス国旗の前に佇む小洒落た小型乗用車・・・Panhard Dynaと言う名前が読み取れます。
こちらにも3台のユニークな顔貌の小型車が並んでおります。
これらはすべてフランスにかつて存在した自動車メーカー、パナール(Panhard)が製造したものですね。
名古屋市名東区にある小さな自動車博物館「アウト ガレリア“ルーチェ”」に行って来ました。
ここでは時々興味深い展示があり、昨年も「Jaguar Heritage ― 伝統のブリティッシュ・スポーツカー、ジャガーの系譜 」を見てきました。
今年も2月14日から、「PANHARD―忘れられたフランスの叡智、パナール」が始まったんであります♪
どうですか、この官能的なヒップライン・・・フランスのエスプリにあふれているんであります♪
パナールがシトロエン傘下に入ってから登場したPANHARD PL17 (1960)ですね。
こちらがPL17の正面の横顔です・・・なんとも不思議な造形ですが、魅力的であることには異論がありません♪
一枚目の写真は、このPANHARD Dyna X 85 (1951)でした。
ディナは、アルミボディが特徴的で、600〜850ccの空冷水平対向エンジンで前輪を駆動した極めて先進的な車だったそうです。
このベンチレーターのデザインも、めっちゃ有機的と言うかエキセントリックなんであります。
こんなフレンチエスプリに満ちた車は・・・
レースで活躍したDB PANHARD HBR (1954)だそうです。
こちらもオープンボディですね。
PANHARD Junior (1953)だそうで、革バンドがカフェレーサーっぽくて良いですねえ♪
この魅惑的なリアデザインは、パナールの最終モデル、PANHARD 24 BT (1967)です。
こんな展示ですから、来場するお客さんたちもフランス車好きが多いんでしょうね・・・外の駐車場にも、こんな車が停まっておりました。
このダブルシェブロンのロゴマークは・・・
はい、シトロエンDS21なんであります~♪
いかにもフランス車らしいエスプリの効いた微妙なトーン・・・ため息が出そうに魅力的な色です。
ピカピカに磨かれ、オーナーさんが大切にされているのがよくわかるんでありました。^^v
それにしてもシトロエンDS、1955年に誕生した自動車とは思えないほど、モダンで美しいですねえ。
全世界の自動車評論家・雑誌編集者等の意見を集めて選考された「20世紀の名車ランキング」であるカーオブザセンチュリーにおいて、1位のフォード・モデルT、2位のミニに次ぐ第3位の「偉大な自動車」という評価を得たのも納得なんであります♪
名古屋市名東区極楽1丁目-5番 オリエンタルビル極楽NORTH2F アウト ガレリア “ルーチェ” にて
Nikon D610
Ai Nikkor 85mm f/1.4S (1,4, 8~12枚目)
Ai Nikkor 35mm f/1.4S (2,3,5~7枚目)
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