2015年2月28日 忘却の彼方から
2015年 02月 28日
我家からすぐ近くにある特別養護老人ホーム、安立荘(あんりゅうそう)さんに行って来ました。
ここは「回想法」と呼ばれる心理療法を用い、認知症の予防に役立てているんだそうです。
回想法とは、米国の精神科医ロバート・バトラーが1963年に提唱した療法で、高齢者の五感に訴える雰囲気の中で回想に浸ることで、精神を安定させることができるんだとか。
なるほど・・・それで、こういう懐かしいしつらえになっているんですね。
手動の縄結い機、かき氷機やコーラ瓶が置かれた駄菓子屋・煙草屋さん、富山の置き薬のパッケージ、昔の教科書、琺瑯看板、籐の乳母車、白黒写真の数々、古い農機具などなど・・・
昭和31年生まれの私にとっては、どれも懐かしい風景ばかりでした。
愛知県の高浜市にもこの安立荘はあるそうなので、またそのうち出かけてみようと思っております♪
ところで・・・
Ai Nikkor 50mm f/1.8Sを手に入れました。
私のNikon F3、普段はレンズを装着していないので、なんとなく寂しそうに見えたからですね。^^;
また、このNikon F3の主な任務は、空シャッターを切って遊ぶ愛玩用ですから、いつもレンズが付いていないと具合が悪いってのもあります。^^;
そのため、レンズキャップ代わりとして、某オークションで入手・・・「難あり・・・カビ生えてます」となっていたので格安でした。
レンズが届いたのでチェックしてみましたが、確かにレンズ前玉周辺部に少しカビが生えてます。
でも、試写してみても、カビの影響は全く感じられないです・・・十分使い物になりますねえ♪
このレンズ、いわゆるパンケーキレンズです。
重量はたった175gしかないとっても小さなレンズですが、描写は侮れません。
Ai Nikkor 55mm f/1.2の非現実感漂うドリーミーな絞開放の描写に比べると、この50mm f/1.8の描写は、絞開放から極めて堅実・実直です。
このレンズ、日本国内向けと輸出向けの2種類がありますが、私が手に入れたのは日本国内向けです。
輸出向けは最短撮影距離が0.6mと長く、仕上げもプラスチックが使われていて安っぽいです。
日本国内向けは最短撮影距離が0.45mと若干短く、他のAi Nikkor同様の金属鏡胴のしっかりとした仕上げになっております。
重厚長大なAi Nikkor 55mm f/1.2とはまるで違う性格の標準レンズなので、使い分けが楽しみです♪
愛知県みよし市打越町山ノ神60番地 特別養護老人ホーム安立荘にて
Nikon D610
Ai Nikkor 50mm f/1.8S
Olympus Pen Lite E-PL6 & M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 (10枚目のみ)
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