2015年11月21日 赤錆を抽出された古道具たち
2015年 11月 21日
使われなくなって久しい、真っ赤に錆びた古道具たちです。
かつては田畑で忙しい毎日を送っていただろう農機具もあれば、毎日の生活で活躍していただろう秤やネズミ捕りやランプや鋸などが目につきました。
お狸様や布袋様などの陶器類は、かつては持主さんに愛玩されたものだったのでしょうか。
鈍い霜月の光の下で、一段と寂しさや侘しさを増しつつあるようでした。
これらは田園地帯の古民具屋さんの店先でのスナップでした。
そのワビサビな雰囲気を強化するために、久しぶりに「錆残し」でポストプロセスしました。
Adobe Lightroomで、明瞭度スライダーを上げ、コントラストスライダーを下げ、赤とオレンジ以外の彩度スライダーをゼロにしたものですね。
こうすると草や花、材木や空などが無彩色となり、赤錆だけが抽出されるんであります♪
この「錆残し」の発明者は、「写真集団・錆銀」の盟友、gucciさんです。
最近の彼のブログで、またお使いになっているのを見て、「こりゃいい、俺も使おう~♪」となりました。^^;
愛知県豊田市にて
LUMIX DMC-GM5
Lumix G 20mm/F1.7 ASPH
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