2015年12月28日 赤錆を抽出されたバリカン・コロナ
2015年 12月 28日
久しぶりに豊田市の山中に路駐されている定点観測物件、「バリカン・コロナ」に会いに行ってきました。
これはト1964年にデビューしたヨペット・コロナの三代目にあたるモデルで、「アロー・ライン」と呼ばれる流麗なデザインで有名でした。
フロントグリルのカタチから、後年は「バリカン」コロナと呼ばれることが多くなったそうです。
このコロナに初めて会ったのは2013年の12月だったかな。
母親が働いていた外資系会社のインセンティブで獲得し、初めて我家にやってきた自家用車だったので、とても懐かしかったのを覚えています。
あれから2年・・・錆はゆるやかに進行中のようでした。
撮影していたら、地元の方に「これ、やはり珍しいですか?」と声をかけられ、「はい、珍しいですとも♪」と会話が弾みました。
その方の話によると、かれこれ30年近く前からここに置いてあるとのこと・・・徐々に風化して入っているものの、意外に丈夫ですね、とおっしゃってました。
今回は「錆残し」でポストプロセスしてみました・・・赤錆だけ残したモノクロームです。
カラーで撮っても、あまり変わらなかったかもしれませんが。^^;
ゆっくりと土に帰りつつあるバリカン・コロナ・・・またしばらくしたら撮りに来るからな、それまで元気でいろよ。
愛知県豊田市にて
Nikon D610
Ai Nikkor 55mm F1.2
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