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Black Face Sheep's Photolog

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#1です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by blackfacesheep

2008年5月2日 British Thimbles

この写真は、Thimbleと呼ばれる「指貫」です。
本来の機能はお裁縫の際に指に嵌めるものなのですが、サイズが小さいので観光地のお土産やイベントの記念品として便利だったらしく、かつてヨーロッパの主要観光地には必ず売られていたものです。歴史もそこそこ古く、値段も手ごろなので、欧米を中心にコレクターも多いようです。

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上記のThimbleは私のコレクションの一部で、黒顔羊の故郷であるイングランド北部、North Yorkshireで手に入れたものです。この地域は、Swaledale Sheepと呼ばれる顔が黒くて角がくるりんと湾曲した羊が有名です。
大の英国びいきの私ですが、その中でもヨークシャーは一番好きな地域です。雄大な景色と素朴な人々が住んでいる地域で、2001年、2002年、2003年、2005年と4回も行きました。(詳しくは私のウェブサイト、"Black Face Sheep's Website"をご覧ください。)

今年も、今月末に渡英します。
今年は、たまには南のほうも行ってみようかと思って、Kent, Sussex, Hampshire, Wiltshire, Dorsetshireあたりの田舎を訪問すべく、計画を立てているところです。ヨークシャーに飽きたわけではないのですが、せっかく会社を辞めてイングランドの一番美しい5月下旬から6月初旬に出かけるわけなので、バラをはじめとして花の美しいところを訪問してみようということで、南方面にしようかな、と考えているわけです。

渡英まであと1ヶ月を切ったので、そろそろBed & Breakfastの予約、レンタカーの予約、訪問先の絞込みを検討しなければなりません。今年はデジタル一眼レフで写真を撮り始め、あまつさえフォトログまで始めてしまい、なかなか英国旅行のプランニングに本腰が入りません。
とりあえず、と始めたのが、PDAへのカー・ナビゲーション・ソフトの再インストールおよび訪問候補地の入力です。

2008年5月2日 British Thimbles_b0134829_19324730.jpg


このPDAは台湾のMitacの製品で、3年前に手に入れたMio 168RSです。パッチ式のGPSアンテナが内蔵されていますから、ソフトさえ入れてやればカーナビに変身します。ヨーロッパでは盗難の危険性があるために、日本のような車載型のカーナビがあまり人気がなく、取り外しのできるメモリータイプのカーナビが好評です。PND(Personal Navigation Device)というらしいですね。スマート・フォンにも搭載可能で、Mini SDで販売されています。

日本で使うときは日本語のカーナビソフトでOKですが、英国で使うときは、英国用の地図とソフトを使います。私はフランス製のソフトウェア、Via Michelin ver.3.0を3年前に入手して以来、いまだに使っています。Simple is the best、とにかく軽く動くのが特徴で、操作に迷うこともなく、簡単に使えるのが気に入っている点です。こういうシンプルなものを作らせると、フランス人は才能がありますね。自動車でもシトロエン2CVとかルノー4とか、道具としてのシンプルさに徹していますから。
その点、ゲルマン系の人が作ると、機能に凝った製品ができてきますね。PNDソフトの一番の売れ筋はTOMTOMというのですが、これはオランダの会社の製品で、いろんな機能がてんこ盛りに入っているようです。ただし、使いこなすのは大変らしい・・・とのことです。

PDAに訪問候補地を入力する儀式をしていると、いよいよ渡英も間近だなあ・・・と実感します。


愛知県三好町にて
Pentax K200D
Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
by blackfacesheep | 2008-05-02 20:23 | Still Life