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Black Face Sheep's Photolog

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#1です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by blackfacesheep

2008年8月14日 真夏の味噌煮込み

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南山教会にステンドグラスを撮影に行ったからには、昼食はもう決まったようなものです。^^;教会から西の道をたどっていくと、山崎川にいたります。そこから少し南下した壇渓通りと藤成通りの交差点に、味噌煮込みの名店、「まことや」があるのです。

「味噌煮込み」は味噌で煮込んだうどんのことで、名古屋の名物料理です。「味噌煮込みうどん」が正式名称なのでしょうが、名古屋人は「味噌煮込み」もしくは「みそにこ」と呼びます。

うどんと言っても「讃岐うどん」や「稲庭うどん」のようなイメージで食べると、カルチャー・ショックを受けるに違いない食品です。生煮えかと思うほど固くゆでられた麺、赤味噌をたっぷりと使って黒々とした汁、しかもかなり粘度が高くコロイド状をなしています。うどんであってうどんでない、独特の食品です。

全国的な知名度は「きしめん」の方が上かもしれませんが、名古屋人が好む度合いとしては、「味噌煮込み」の方がはるかに上のような気がします。

その味噌煮込みの名店といえば、「山本屋本店」、「山本屋総本家」が有名です。名古屋駅の近くにもいくつものチェーン店が出ているので、名古屋に寄ったついでに食べた経験のある方もいるかもしれません。
この二つの店、今ではまったく別の店ですが、元は同じ店だったと思われます。固い麺、しょっぱからい味噌味、鍋蓋でうどんを冷まして食べるなど、共通点が多いです。

しかし私が好むのは、なんと言ってもこの壇渓通りの「まことや」です。ここの麺は、両山本屋ほどは固くなく、味噌味もめちゃくちゃに塩辛くありません。また、ふたを小皿にして食べるのでなく、ちゃんと小分け用の小皿がついてきます。

この「まことや」、さすがに夏は冷たい「ざるうどん」をメインにしているようなんですが、名古屋人は真夏のクソ暑いさなかでも味噌煮込みを食べる人が多いです。^^;
この日も気温は35度を超えていましたが、店内を見渡すと、8割がたのお客さんは味噌煮込みを食べていました。^^
もちろん、私も迷うことなく、「親子!」と頼みました。親子と頼むと卵とかしわ入りの味噌煮込みが出てきます。 間違っても親子なんばんや親子どんぶりなんかは出てきません。デフォルトはすべて味噌煮込みになっています。^^

名古屋市昭和区壇渓通4丁目 「まことや」にて
Pentax K200D
Tamron 17-50mm/F2.8
by blackfacesheep | 2008-08-14 15:01 | Foods & Dining