2008年11月24日 アシェンダにて
2008年 11月 24日
ぴーたんさん&ソナスバウさんご夫妻と一緒に、犬山のリトルワールドに行ってきました。ここは、世界各地から集めた4万点の民族資料と22カ国、33施設の野外展示家屋のある、『生きた博物館』です。
長年愛知県に住んでいるのに、今まで訪問したことがありませんでした。というのは、「リトルワールドなんて子供向けのテーマ・パークに違いない!」と、偏見と誤解に満ちた目で見ていたからなのです。
ところがぎっちょん、訪問してみたら目から鱗が1ダースぐらいまとめて落ちました。^^なかなか見ごたえのある本格的な野外博物館なのです。近くの明治村同様、大人にとっても一日を楽しく過ごせるテーマパークでした。
これから徐々に、ここで撮影した世界各地の展示物をアップしていきたいと思います。
まず手始めに、ペルーの大農園(アシェンダ)領主の家をご紹介します。
アシェンダとは、16世紀末ごろから発達した大農場のことで、ペルー海岸地方にあった邸宅をモデルに復元したのがこの家だそうです。
丘の上に中庭を囲んだ母屋があり、その左端にカトリックの礼拝所があります。スペイン人の領主がインディオやアフリカからの黒人の小作人を使ってワタなどを栽培し、今世紀の半ばまで莫大な収益をあげていたのことで、白亜に輝く立派な邸宅でした。
こういうものを撮る時は、タムロンの17-50mm/F2.8が重宝します。
広角端(換算26mm)で全景をパンフォーカス気味に捉えることもできるし、望遠端(換算75mm)で絞り開放にすればある程度ボケてくれます。色のりも解像度も良くて、結局これ一本で済ませてしまいました。^^
愛知県犬山市今井成沢 野外民族博物館リトルワールドにて
Pentax K200D
Tamron SP AF 17-50mm/F2.8 with C/PL